月1で開催されるママ友との「ランチ会」が苦痛です。毎回「2000円」はかかりますが、子どもの交友関係や情報交換のためにも続けるべきでしょうか?

配信日: 2024.02.05

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月1で開催されるママ友との「ランチ会」が苦痛です。毎回「2000円」はかかりますが、子どもの交友関係や情報交換のためにも続けるべきでしょうか?
子どもが幼稚園や保育園に行き出したり、習い事を始めたりすると途端に始まるママ友やパパ友とのお付き合い。定期的に「ランチ会」が開催される場合もあります。同年代の子どもを育てている親同士なので、似たような悩みや喜びを共有して楽しんでいる人は多いでしょう。しかし、苦痛な人にとってはつらいイベントなのかもしれません。
 
本記事では、ママ友(パパ友)とのランチ会に悩んでいる人へ向けて、その対処方法について解説します。
佐々木咲

執筆者:佐々木咲(ささき さき)

2級FP技能士

ママ友のランチ会予算は1000円~2000円程度

ママ友のランチ会にかかる費用は、1000円から2000円程度です。新しくできたカフェや、お得なランチセットがあるレストランなど、お店を決める段階からLINEトークなどで盛り上がることもあるでしょう。子どもが同席する場合には、ファミレスの利用も多いようです。毎回2000円を月1回使ったとすると、年間で2万4000円をランチ会に消費する計算になります。
 
ちなみに、富裕層の多い幼稚園や保育園などのお付き合いでは、数千円のランチコースを食べに行くケースもあるようです。
 

ランチ会が苦痛な理由

まずは、ママ友とのランチ会が苦痛になる理由を考えてみましょう。

・そこまで仲良くない人だと気をつかうから
 
・その場にいない人の愚痴トークが多いから
 
・お金がかかるから

まだ気心知れてない人とのお付き合いは、誰であっても気をつかうことでしょう。幼稚園や保育園のママ友となれば毎日のように顔を合わせますし、さらに大切なわが子が関わることなので、「粗相のないように」と思えば思うほど疲れてしまうのではないでしょうか。
 
また、こういった機会に日頃の不満を話したいという人もいるでしょう。みんながみんな、愚痴で盛り上がるわけではないでしょうが、そういった会話が続くと苦痛に感じてしまう可能性もあります。
 
そして、お金がかかるというのも大きな問題です。毎日、10円100円を頑張って節約している人にとって、1回2000円の出費は痛いと感じる人もいます。
 

ランチ会の対処方法

ランチ会へのストレスを少しでも軽減できるように、以下の対処方法を提案します。自分に合うと思うものがあれば試してみてください。

・愚痴トークはスルー
 
・気の合うママ友とだけ付き合う
 
・ママ友不要のスタンスでいる

愚痴を話す人は基本的に聞いてもらえるだけでよいので、適当な相づちを打って話の中身はスルーしましょう。人の悪口が心に刺さらない状況であれば、苦痛も少しやわらぐのではないでしょうか。
 
次に、付き合いたいママ友とだけ付き合う方法です。好きな人・気の合う人とであればランチ会は楽しいのではないでしょうか。子どもが仲の良い友だちのお母さんだからといって、無理して仲良くする必要はないのです。それで子どもの仲に影響するのであれば、その程度の仲だったと割り切りましょう。
 
最後に極論となってしまいますが、無理してママ友を作る必要もありません。学校のことで分からないことがあれば、先生に聞けばよいのですから。自分の過去にさかのぼって考えてみると、気の合う人とは自然に仲よくなり、友だちになったのではないでしょうか。「ママ友」という特別な見方をせずに、人と人との付き合いの基本に立ち戻ってみれば、幼稚園や保育園の中に自然とランチに誘いたくなる友だちができるかもしれません。
 

まとめ

子どもの交友関係や情報交換のために、苦痛なランチ会を続ける必要はないのではないでしょうか。ランチ会を断るだけで仲間外れにされるような関係性にメリットはありますか? その世界を一歩引いた目で見てみましょう。「なんだ、大した問題じゃなかった」と思えるかもしれません。子どもを抜きにしてお付き合いができる楽しい友だち(ママ友)を探してみませんか。
 
執筆者:佐々木咲
2級FP技能士

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