更新日: 2024.02.15 その他暮らし

乗っている車が「リコール対象」に!知らずに払った「修理代」は返金してもらえますか?

乗っている車が「リコール対象」に!知らずに払った「修理代」は返金してもらえますか?
ニュースで話題にのぼることもある、車のリコール。自分が乗っている車が、リコールの対象となる可能性も考えられます。車のリコールは、内容にもよりますが、安全上の問題が生じる可能性もあるため、すぐに対応する必要があります。
 
では、リコールの案内を受けた場合は、どうすればいいのでしょうか?またリコールの発表前に、愛車の不具合を自費で修理している場合もあるでしょう。その際に、修理代は返金してもらえるのかについて調べてみました。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

車のリコール制度とは? 対象となった場合はどうなる?

内閣府大臣官房政府広報室の「政府広報オンライン」によると、車のリコール制度とは「自動車メーカー等が不具合のあった型式の自動車に対して改善措置を行う制度」のことです。
 
車は、便利な輸送・交通手段として生活に欠かすことができない一方で、不具合が原因で、事故や排出ガスによる環境問題を引き起こすというリスクがあります。不具合の原因は、自動車メーカーの設計・製作の過程で生じている場合もあり、それが認められる場合に行われるものがリコールです。
 
リコールの対象となる車は、道路運送車両法の保安基準に適合しなくなるおそれがある状態にあり、自動車メーカーは国土交通省への届出を行ったうえで、車の所有者へ連絡します。連絡手段は販売会社によって異なりますが、郵送・電話・直接訪問などによって案内されます。
 
リコール情報は、各自動車メーカーや国土交通省の公式サイトでも確認することが可能です。
 
リコールの案内を受けた場合は、ディーラーに連絡をして、リコール作業の入庫予約をします。その際は、自動車車検証を手元に用意しておくと、スムーズに対応してもらえます。リコールの対象となる修理や部品交換は無料です。
 
なお、保安基準に適合しなくなる状態ではないものの、安全上または公害防止上放置できなくなる可能性がある場合は「改善対策」が、リコールや改善対策には該当しないものの、商品性改善が必要な場合は「サービスキャンペーン」が行われます。これらの場合も、リコールと同様に国土交通省へ通知され、無料修理の対象になります。
 

リコールの発表前に払った修理代は返金してもらえる?

車に不具合が生じて修理を行った後に、リコールの発表を知るケースも考えられます。すでに自費で修理をしてしまっていますが、リコールの対象となっている部品であれば、返金してもらえる可能性があります。
 
例えば、株式会社スバルの公式サイトに記載されている、部品交換後のリコールで返金されるかどうかについての説明は、以下の通りです。
 
原因にもよりますが、該当と思われる整備をした時の記録、領収書など証明できる書類が残っている場合、返金対応している例もございます。
詳しくはSUBARU販売店へお問い合わせください。

出典:株式会社SUBARU お問い合わせ/よくあるご質問 Q部品交換後にリコールが出た場合、返金されますか?
 
車の不具合は、整備不良や自分自身の使用ミスが原因となることもありますが、設計や製作過程で生じていることもあります。リコールが行われれば、自費で修理をした後でも返金される場合があるため、整備記録や領収書を保管しておくことは大切です。
 
なお無料修理は、リコールの対象部品に対する対応であり、車自体の返金対応などはありません。
 

リコールの案内を受けたら早めに点検・修理を!

車のリコールは、保安基準に適合しなくなるおそれがある状態の車を、自動車メーカーが無料修理する制度です。事故・故障・公害を未然に防止するための大切な制度ですから、リコールの案内を受け取った場合は、内容を確認して早めに点検・修理を受けましょう。
 

出典

内閣府大臣官房政府広報室 政府広報オンライン 自動車の安全性を保つための「リコール制度」皆さんからの不具合情報も活かされます
トヨタ自動車株式会社 リコール等情報
日産自動車株式会社 リコール情報
国土交通省 リコール・改善対策の届出(令和6年分)
株式会社SUBARU お問い合わせ/よくあるご質問 部品交換後にリコールが出た場合、返金されますか?
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

ライターさん募集