病気になってしまったため、飛行機予約を「キャンセル」しなければならなくなりました…特別な理由があっても「キャンセル料」はかかりますか?
配信日: 2024.02.18 更新日: 2024.02.19
そこで本記事では、飛行機のキャンセル料とは何か、病気やけがの場合などやむを得ない事情があってもキャンセル料がかかるのかどうかについて紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
飛行機のキャンセル料とは?
はじめに飛行機のキャンセル料について解説します。
キャンセル料とは基本的には「取引手数料」と「払込手数料」のことを指すことがほとんどですが、航空会社によってキャンセル料は異なっており、出発日より何日前の予約か、そして予約した航空券の種類によっても料金は変わります。自分の予約した航空券の種類を確認してからキャンセル料について調べましょう。
飛行機のキャンセル料がかかる場合
飛行機のチケット購入においては「予約」と「購入」の2ステップがありますが、「予約」段階ではまだ席を確保しただけの段階であるため、キャンセル料がかからないことがほとんどです。
しかし「購入」をした後は、購入者都合でキャンセルする場合はキャンセル料が発生します。購入した後での取り消しは、基本的にはキャンセル料がかかることに注意が必要です。
飛行機のキャンセル料がかからない場合
次に、飛行機のキャンセル料がかからない場合について見ていきましょう。結論をお伝えすると、病気などのやむを得ない事情で旅行不可能になった場合は、医師の診断書などの証明が必要となりますが、手数料がかかることなく全額払い戻ししてもらえる航空会社が多いようです。具体的な病気などの際のキャンセル料金についての各社対応の記載をまとめたものが表1です。
表1
航空会社 | 病気などの際の対応 |
---|---|
全日本空輸株式会社 (ANA) |
・予約便出発予定日から30日以内の便への変更 ・払込手数料・取消手数料の適用なく全額払い戻し ※医師の診断書などの提出が必要 |
日本航空株式会社 (JAL) |
払込手数料・取消手数料の適用なく全額払い戻し
※医師の診断書などの提出が必要 |
※各公式サイトを基に筆者作成
判断が難しい場合や必要書類を詳しく知りたい方は各航空会社の空港カウンターまたは予約センターで問い合わせしてみましょう。
病気の場合はキャンセル料がかからない場合が多い! 自分が乗る航空会社の対応を調べておこう!
航空会社にもよりますが、病気などのやむを得ない場合はキャンセル料金がかからないことが多いと分かりました。
医師の診断書など、必要書類などを航空会社に見せることは必要となりますが、手数料などかかることなく、キャンセル料金が返ってくる場合があります。不安な場合は、予約をする際に各航空会社の対応についてホームページで確認するか、電話で問い合わせするかしておくといいでしょう。
出典
全日本空輸株式会社(ANA)航空券の払戻手数料・取消手数料について[国内線]
日本航空株式会社(JAL) ご予約の変更・取り消し、払い戻し
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー