更新日: 2024.02.21 その他暮らし

冷蔵庫を置く時は、壁と「くっつけてはいけない」と聞きました。こうすることで「節約効果」はあるのでしょうか?

冷蔵庫を置く時は、壁と「くっつけてはいけない」と聞きました。こうすることで「節約効果」はあるのでしょうか?
「壁と冷蔵庫をくっつけて置いてはいけないって本当?」「壁から離すと電気代を節約できるの?」などの疑問を抱いていませんか。24時間365日使用するため、置き方や電気代が気になる方は多いでしょう。
 
結論を先に示すと、壁から離して設置することで電気代を節約できる可能性があります。ここでは、その理由と家庭で取り組みたい冷蔵庫の節電方法を解説しています。
FINANCIAL FIELD編集部

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冷蔵庫は壁から離して設置

冷蔵庫は大型家電に分類される家電です。スペースを無駄にしないため、壁と密着させて設置している方もいるでしょう。住環境によってはやむを得ないかもしれませんが、基本的には壁から離して設置するべきと考えられています。
 
冷蔵庫の庫内を冷やすため、放熱スペースが必要になるからです。必要なスペースは冷蔵庫のサイズなどで異なりますが、放熱スペースを確保しないと庫内が冷えにくくなったり消費電力が増えたりする恐れがあります。
 
ちなみに、最新型の冷蔵庫は、背面に放熱スペースを必要としないものが主流です。それでも、上部と左右には一定の放熱スペースを設けなければなりません。マグネットで貼り付けたチラシなども、放熱の妨げになるため注意が必要です。
 

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冷蔵庫を壁から離すと節約につながる

壁から離して冷蔵庫を設置すると、庫内を効率よく冷やせるため電気代を節約できる可能性があります。経済産業省が発表している「省エネ性能カタログ2022」によると「上と両側が壁に接している状態」から「片側が壁に接している状態」へ変更すると、消費電力を45.08kWh/年、電気代を約1220円/年節約できます。
 

冷蔵庫の電気代を節約するその他の方法

冷蔵庫の電気代は、他の方法でも節約できる可能性があります。手軽に取り組める対策は次の通りです。
 

・ドアの開閉回数を減らす

ドアの開閉回数を減らすと、庫内の温度が上昇しにくくなります。温度の変動が小さくなるため、電気代の節約につながります。同様の理由で、開閉時間を短くすることも有効です。食品ごとの定位置を決める、収納前に食品を分類するなどの取り組みで、ドアの開閉回数を減らしたり開閉時間を短くしたりできます。
 

・庫内に食品を詰め込まない

庫内に食品を詰め込まないことも大切です。隙間がないほど詰め込むと、冷気の流れが妨げられるため庫内を効率よく冷やせません。余計な電力を消費する原因になりえます。一般的な収納量の目安は庫内の大きさに対して7割程度です。一方で、冷凍庫は庫内の8~9割程度を目安に食品を隙間なく詰めます。冷凍している食品が多いと、庫内の温度が上昇しにくいためです。
 

冷蔵庫の設置場所に気を付けましょう

冷蔵庫には放熱スペースが必要です。上と左右が壁に接していると、庫内が冷えにくくなったり余計な電力を消費したりする恐れがあります。取扱説明書に従い、壁から離して設置しましょう。電気代を節約する大切なポイントです。冷蔵庫の電気代は、ドアの開閉回数を減らすことや庫内にものを詰め込まないことでも節約できます。
 

出典

省エネ型製品情報サイト 省エネ性能カタログ2022
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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