更新日: 2019.01.11 その他暮らし
忙しい主婦に特におすすめ!節約に役立つアプリの選び方と注意点とは?
そこで今回は、特に主婦や子育て中の方に役立ち、家計を助けるアプリの選び方のコツや注意点についてお伝えしたいと思います。
節約できるアプリあれこれ
スマートフォンなどが普及し、私たちの生活の中で身近な存在となったアプリですが、皆さんはどのように活用されているでしょうか。
筆者の使用しているアプリ数も、数えてみると30個以上ありました。手軽に入手できるアプリの中で、家計を助けてくれたり、時短の手段としておすすめしたいアプリをピックアップしてみました。
1.家計簿アプリ
家計簿をしっかりつけることが、家計の節約には欠かせません。
でも、記入漏れがあったり、計算が面倒だったりして、なかなか続かないという方も多いのではないでしょうか。アプリを使えば、レシートの写真を撮るだけで品目分けや計算をしてくれます。スマートフォンだけで簡単に家計簿がつけられるのはとても便利です。筆者も数年前から愛用しています。
すでに家計簿アプリをお使いの方は多いと思いますが、この家計簿アプリは特に種類がたくさんあって、どれがいいのか迷ってしまうのではないかと思います。
以下に選び方のポイントとおすすめのアプリをピックアップしましたので、アプリ選びの参考になればと思います。
(1)収支のみを記録するシンプルなもの
これまで家計簿をつけたことがない、または続かない方。食費や日用品以外の家計はご主人が管理されているご家庭などは、シンプルな機能のものがいいかもしれません。入力が簡単で、グラフで分析できるものもあります。
シンプル機能で、おすすめのアプリです。
・「家計簿Monelyze-シンプルな家計簿アプリ」
・「すぐ家計簿」 など
(2)銀行口座やクレジットカードと連携する機能つきアプリ
現金で購入する以外のもの、たとえばクレジットカードでの買い物、電気やガスなどの公共料金や携帯代などの銀行引き落とし。こういったものすべてのデータを家計簿と連携できるアプリがあります。カード・銀行口座情報を集約し、お金の流れを明確に「見える化」してくれる資産管理アプリとして、すべての家計を管理する主婦の方には特におすすめです。
・「Moneytree家計簿より楽チン」
・「家計簿マネーフォワード」 など
2.クーポンをもらえたり、割引ができるアプリ
こちらも節約に直結するアプリです。選び方のポイントは、ご自身がよく利用するサービスのクーポンであるということに尽きるでしょう。以下に、おすすめアプリと、その使用法について簡単に説明を加えています。
・「Shufoo!(シュフー)」
全国10万店舗のチラシを新聞より早く、前夜に届けてくれるアプリ。
お気に入りの店舗を登録しておくと通知でお知らせ。アプリを立ち上げたりチラシを見るだけでポイントが貯まり、そのポイントで商品の抽選に応募が可能です。
・「振ってクーポン」
iPhoneを振るだけで近くのお店のクーポンが手に入るアプリ。
営業中のお店だけを探せたり、お店の地図表示もしてくれるので便利です。
・「ミューぽん」
東京都内、関東近郊を中心に、提示すると美術館やアートイベントの割引を受けられるアプリです。
ただし、年会費が必要になりますので、美術館などが好きで、よく行くという方には特におすすめです。
節約しながら、子育てにも役立つこんなアプリも!
最近は、子育てにも役立つアプリを多く見かけるようになりました。お子さんと一緒に楽しみながらお得に暮らせる下記のようなアプリは、今後も増えてくるかもしれませんね。
・子どもとお出かけ情報「いこーよ」
お子さんと一緒に楽しめる、近くで開催されている無料イベントなどが確認できるアプリです。割引やクーポンがついていたり、不定期に「口コミキャンペーン」が開催され、応募すると商品やクーポンが当たることもあります。
・「学研のえほんやさん」
手軽に絵本の読み聞かせができるアプリです。基本的には有料の絵本を購入する形ですが、無料で楽しめる本もあります。世界の名作がそろっており、オリジナルの音楽・プロの読み聞かせを収録しています。
セキュリティに注意を
手軽にダウンロードして使えるアプリですが、セキュリティには注意が必要です。
特に自由にアプリを配布・インストールできるAndroid端末を利用している場合、端末内の情報を勝手に外部へ送信するような不正アプリに気をつけましょう。
もし、アプリの種類や動作から考えた際に、不自然なアクセス許可をユーザーに求めてくる場合は不正なアプリの可能性があります。インスト―ルの際には、アクセス許可を必ず確認するようにしましょう。
また、アプリをインストールする前にはレビューを確認する、インターネットで検索してみるなど事前に情報収集し、スマートフォンにもパソコンのウイルス対策と同じく、不正アプリ対策をしましょう。
ほかにも、パスワードを定期的に変更する、パスワードを使い回さない、SNSのアカウントでログインすることを避ける、といった対策が考えられます。
セキュリティにはじゅうぶんに気をつけ、便利なアプリを賢く節約に役立てたいものですね。
参考・出典:警視庁「スマートフォンを利用している方へ」
Text:藤丸 史果(ふじまる あやか)
ファイナンシャルプランナー