更新日: 2024.04.19 その他暮らし

冬場にかかった「暖房費」の総額はいくら?肌寒い日に暖房費を抑えて快適に過ごす方法は?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

冬場にかかった「暖房費」の総額はいくら?肌寒い日に暖房費を抑えて快適に過ごす方法は?
暖かい季節になると、冬場に活躍していた暖房器具の使用頻度は減ります。
 
特に冬場は部屋全体を温めるために、エアコンで暖房を使用される方もいるでしょう。冬の暖房で、どのくらいの電気代がかかっていたか気になる方もいるかもしれません。
 
この記事では、冬の間にかかる電気代をエアコンの消費電力の相場を基に計算します。肌寒いときに極力暖房を使わずに過ごす方法も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
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暖房時のエアコンの1日あたりの電気代

製造会社やエアコンの種類、設定温度、設定モードにより大きな差がありますが、消費電力の相場は一般的に500~650ワットであることが多いです。
 
今回は620ワットのエアコンを1日10時間使用したと仮定して、1日あたりの電気代を計算してみましょう。なお、電気単価はおよそ30円とします。
 
電気代を求める際は、下記の式にあてはめます。

消費電力量(ワット)÷1000×使用時間(時間)×電気単価(円/キロワットアワー)

上記の式にあてはめて計算すると、1日の電気代は約186円です。
 
11月から2月まで毎日10時間エアコンを使用した場合、ひと月あたりの電気代は約5580円、4ヶ月間あたり約2万2320円の電気代がかかっています。
 
製品によって消費電力には大きな差があり、電気単価も変動することがありますので、参考程度にしてください。
 

肌寒いときの対処法

暖かくなってきたとはいえ、朝晩や、雨など天候不良の日は冷え込み、肌寒い日もあります。肌寒くなってきたときに、極力暖房を使用しなくても済む方法をご紹介します。

・ドアや窓の開閉は少なくする
 
・厚手のカーテンや床まで届く長いカーテンを使用する
 
・断熱シートやフィルムを貼る
 
・二重窓を設置する
 
・断熱マットなどを敷く
 
・洋服を1枚多く着込む

朝晩における外の冷気を、家に入れないことがポイントです。厚手のカーテンを使用したり断熱シートを使用したりすることで、対策できるでしょう。
 
また、カーディガンなどを羽織る、厚手の靴下を履くなど、衣服で調節するのも有効です。電気代をおさえるには、家電製品の使用頻度を減らすことが効果的です。
 
上記のように工夫することで、肌寒い日でもエアコンを使用せず快適に過ごせるでしょう。
 

冬場(4ヶ月間)の電気代は約2万2300円かかっている

冬場とされている11月から2月までの4ヶ月間、毎日エアコンで暖房を使用した場合の電気代は約2万2320円かかることが分かりました。
 
暖かくなってきたとはいえ、朝晩や、雨など天候不良の日は冷え込み、肌寒い日もあります。
 
肌寒くなってきたときに極力暖房を使用しなくても済む方法として、厚手のカーテンを使用したり、上半身は1枚多く着込んだりするなどの方法があります。電気代を節約したいと考えている方は、ぜひ試してみてください。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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