更新日: 2024.05.21 その他暮らし

家を建てようと計画中です。教育費や老後の資金などもどうするか、FPに相談してみたいのですが費用は高いですか?

家を建てようと計画中です。教育費や老後の資金などもどうするか、FPに相談してみたいのですが費用は高いですか?
「お金のことなどをFPに相談したいけど、費用はどれくらいかかる?」「効率的にFPに相談する方法は?」といった疑問を持つ人もいるでしょう。FPへの相談には費用がかかるため、事前の準備を整えてから相談すると効率的です。
 
本記事では、FPに相談する際の費用や、効率的に相談するための方法を解説します。FPにお金の相談をしたい人は、参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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FPに相談する際の費用目安

FPは、有料・無料で相談を受け付けています。無料の場合は、金融商品や保険などの自社サービスを勧めるために相談を受けているケースが多いです。また、普段は有料相談を引き受けているFPが、初回体験として無料で相談を受けているケースもあります。
 
有料相談の場合は、費用をFPが個別に設定しています。日本FP協会「相談料の目安(有料相談)」によると、1時間あたりの相談料は5000~1万円未満が47.3%ともっとも多く、次いで1~2万円未満が33.5%でした。
 
1時間あたりの料金のほか、月額や年額などの定額制や顧問制などの形態もあります。キャッシュフロー作成代や保険の見直し代などは別料金となっている可能性もあるため、事前に確認しましょう。

 

FPに相談できる内容

FPに相談できるのは、以下のような内容です。
 

・節約や節税などの家計管理
・投資などの資産運用
・住宅購入やローン
・教育資金の準備方法
・相続や贈与について
・老後資金や年金
・保険や医療費

 
お金にまつわるさまざまな悩みについて相談できます。家のローン返済や子どもの教育費、老後の資金など、相談者が気になる点を総合的に判断してライフプランニングしてくれるでしょう。
 
お金にまつわる相談ではあるものの、確定申告や遺言書などの書類作成といった、税理士や弁護士業務は行っていません。

 

効率的にFPに相談する方法

FPに相談する場合、1時間あたり5000~1万円未満程度のお金が必要になります。せっかくFPに相談したにもかかわらず、聞きたいことを聞けなかった・理解が及ばず改善に役立てられなかったとならないように、本項では効率的にFPに相談する方法について解説します。事前に準備しておくことで、しっかりと聞きたいことが聞けるでしょう。

 

現在の資産状況を確認しておく

現在の家庭の状況を確認しておきましょう。確認しておきたい内容は収支や資産です。資産には、不動産・株・車・預貯金・生命保険が含まれます。FPに相談する際は、家計簿や資産簿などを持参するとよいでしょう。

 

相談内容や希望を定めておく

FPに相談する前に、相談内容や希望について定めておきましょう。相談内容や希望があいまいだと、適切な回答を得られにくいからです。
 
FP相談は、一般的に希望確認→現状把握→分析・評価→プラン作成・支援という流れで行われます。相談者自身がなにを知りたいのか・将来どうなりたいのかなどを決めておくことで、FPもプランニングしやすくなります。

 

予習しておく

相談内容によっては、FPから出てくる言葉の理解が難しいケースもありえます。その都度説明してもらっていると、相談時間が少なくなってしまうでしょう。事前に予習しておくことで質問回数を減らせ、相談時間を効率的に使える上により深く理解できるでしょう。
 
FP相談の前に、質問票に記入することもあります。質問票に必要なことを記入しつつ、分からないことは自身で調べておくとよいでしょう。

 

FPに相談する際は相談内容や希望をまとめておこう

FPへの相談費用は、1時間あたり5000~1万円程度が多いようです。無料で相談できるところがあるものの、自社サービスを勧められる可能性がある点は知っておきましょう。
 
FPに相談する場合は、時間を効率的に使うためにも「なにを相談したいか」「どうなりたいのか」を事前にまとめておきます。必要に応じて質問票に記入したり予習したりし、決められた時間内に納得のいく相談ができるようにしましょう。

 

出典

日本FP協会 相談料の目安(有料相談)
日本FP協会 FP無料体験相談(対面)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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