更新日: 2024.06.01 その他暮らし
子どもが軽い風邪をひいたとき、薬局で薬を買っています。病院で処方してもらうのと比較してどれくらいかかっているのでしょうか。
実際に、インフルエンザをはじめとしたさまざまな感染症が流行している場合ちょっとした風邪で病院に行きさらに悪化してしまうのではと考えてしまうのも無理はありません。
しかし、市販薬を購入する場合に気になるのが薬の値段です。本記事では子どもが風邪をひいた時の薬代について比較します。薬代はもちろん、医療機関を利用するメリットとデメリットを把握した上での判断がおすすめです。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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子どもの医療費は無料?
自治体によっては子どもの医療費が「中学校を卒業するまで」など、無料になっているところが見られます。
本来であれば医療費は2割ないしは3割の負担が求められますが、市町村が子育ての応援として補助を行い、保護者の自己負担がなくなっている状態です。そのため「タダで医療を受けられる」というのではなく保険料から子どもの医療費が無料になっているという考え方が大切です。
薬局で薬を受け取ると支払いがない
子どもの病院代がかからないことと合わせて薬を受け取る際も無料で受け取れるケースがほとんどです。一般的な風邪薬であれば受診して処方箋を持参すると薬局で無料で受け取れるため「ドラッグストアで購入するよりもお得」と感じるでしょう。
ドラッグストアで風邪薬を購入すると?
ドラッグストアで販売される風邪薬はさまざまで、大人向けのものを子どもの量目で服用したり子ども向けで甘く飲みやすいものがあったりします。多くの医薬品メーカーから薬が販売されていますがおおよその価格は下記の通りです。
A社のシロップタイプ風邪薬:650円程度
B社の顆粒タイプ:700円程度
C社の解熱剤(座薬タイプ):560円程度
いずれも1000円以下で購入できるものの、無料でもらえる場合と比較してお金がかかることには変わりません。そのため、できる限り薬代を抑えたいのであれば病院にかかり医師の診察を受けた上で適切な薬を処方してもらう必要があるでしょう。
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病院に行くメリットデメリット
ここでは子どもが軽い風邪をひいた時に病院に行くメリットのデメリットを紹介します。
病院に行くメリット
軽い風邪で病院に行くと、症状が悪化する前に診察を受けて対処可能です。例えば、最初に鼻水や咳が出ており、その後夜になり症状が悪化したり発熱につながったりする可能性もあります。
しかし、病院に行ってある程度症状を伝えることで、医師から経過の見通しを教えてもらえたり不安な点を解消したり、早めの回復を目指せるでしょう。
病院に行くメリット
病院に行くデメリットは他の感染症をもらう、また具合の悪い子どもを連れて出掛けるリスクがあるという点です。軽い風邪の場合、自宅で療養して治るケースもあります。
一方で病院に連れて行きそこで新たな病気をもらったり、連れ出したことで症状が悪化する可能性もあります。風邪の初期段階であればゆっくり休むほうが良いかもしれません。
受診すべきか悩んだら相談する方法も検討しよう
もしも子どもの症状で受診すべきか悩んだ時は、相談機関の利用がおすすめです。「子ども医療電話相談」は「#8000」の電話番号に連絡すると、お住まいの自治体の相談窓口に転送され、医師や看護師からアドバイスが受けられます。
休日は夜間など受診をためらうタイミングでの利用がおすすめです。また、日本小児科学会が運営する「子どもの救急」というホームページで情報収集もよいでしょう。
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病院の受診は見極めが大切
子どもが風邪をひき辛そうにしていると「早くどうにかしてあげたい」と考えてしまいます。しかし、風邪が流行しているシーズンや近くで感染症が発生している場合は一度症状を確認した上で受診すべきかどうかを判断しましょう。
もしも判断が難しい場合は、各種相談機関の利用がおすすめです。不安な点は1人で抱え込まず相談し、子どもの回復を目指しましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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