更新日: 2024.06.08 その他暮らし
子どもに「恥ずかしいからベコベコの車で迎えに来ないで」と言われてしまいました。修理費用はどれほどになるでしょうか?
この記事では、車にへこみやキズができたときに、修理にどのくらいの費用がかかるのかを解説します。小さなへこみやキズを自分で直す方法についても解説するので、ぜひ参考にしてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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へこみやキズを放置しているとどうなる?
車に長く乗っていると、ちょっとした不注意で車庫の角や電柱などにぶつけてしまうことがあります。よほど強くぶつけない限りは走行に影響が出ないため、小さなへこみやキズはつい放置してしまいがちです。
しかし、小さなへこみやキズも、放置してしまうと車の劣化に繋がることがあります。それは、車のへこみやキズによるダメージで車の塗装がはがれ、塗装の内側の部分が空気に触れることで錆が発生するからです。
一度発生した錆はどんどん広がっていくので、気づかないうちに車の内部を浸食し、劣化が大きく進んでいたということもあります。へこみやキズに気づいたら、その程度をよく確認して、できるだけ早く対処するようにしましょう。
自分でできる修理方法は?
車のへこみやキズを直すなら、専門の業者に依頼するのが一番です。もっとも、業者に依頼するのであれば相応の出費を覚悟しなければなりません。小さなへこみやキズ程度ならば、自分で直すのも一つの方法です。
自分で車のへこみを直す方法
自分で車のへこみを直す方法として、専用の吸盤を使うという方法があります。ネットショップやカー用品店で売っており、へこんだ箇所にくっつけて引っ張ることで、へこみを改善します。ただし、へこんだ箇所が平らであることや、へこみが小さなものでなければ効果は薄いようです。
他にも熱湯をかけて、へこみの裏側から押し上げるという方法があります。しかし、これらの自分で行えるへこみの対処法は、下手をすれば状態を悪化させることもあるので慎重に行いましょう。
自分で車のキズを直す方法
車のキズを自分で直すには、コンパウンドやワックス、スプレーやタッチペンを使うといった方法があります。これらの道具はカー用品店やネットショップで数多く販売されています。
コンパウンドはキズを磨いて目立たなくする研磨剤です。水にぬれれば消えるような小さなキズに用いることができます。もう少し大きなキズには、スプレーやタッチペンなどを使用しましょう。車のカラーに合ったものを用いることで、キズを目立たなくすることができます。
これらの方法はへこみのときと同様に、自分で対処できる程度のキズに限ります。キズが塗装の下にまで達するような深いキズや大きなキズは、専門の業者に依頼してきちんと修理してもらうようにしましょう。
専門の業者に依頼すると費用はどのくらいかかる?
車にへこみやキズを見つけると、できることなら自分で直したいと思うものです。しかし、自分の手で行える修理には限界があります。専門の業者に頼めば、確かな技術できれいに修理を行ってもらえます。
全国に展開するカー用品店「イエローハット」で車のへこみ・キズの修理を依頼した場合、修理価格の目安は表1の通りです。
表1
バンパーのすりキズ | (税込み)2万2000円~ |
ドア・フェンダーのすりキズ | (税込み)3万7400円~ |
ドアミラーのすりキズ | (税込み)7700円~ |
※イエローハットの公式サイトを基に筆者が作成
カーメンテナンスショップの「カーコンビニ倶楽部」でへこみ・キズの修理を依頼した場合、修理価格の目安は表2の通りです。
表2
バンパーのすりキズ | (税込み)1万4300円~ |
フェンダーの線キズ | (税込み)2万7500円~ |
ドアのへこみ | (税込み)3万800円~ |
カーコンビニ倶楽部の公式サイトを基に筆者が作成
上記の表はあくまで目安です。キズの大きさや車の塗装の種類などで価格は変化するので、どちらも実際にかかる費用を知りたければ見積もりを依頼しましょう。
車のへこみやキズは程度を確認して適切な対処を行おう
車のへこみやキズは、放置していると思わぬ車の劣化に繋がることがあります。専門の業者に頼めば間違いないですが、できることなら自分で直したいと考えてしまうものです。
車のへこみやキズが小さなものであれば、道具を使って自分で直してみるのもよいでしょう。ただし、へこみやキズが大きなものである場合は、下手にいじると悪化する可能性があるので、専門の業者に任せることをおすすめします。
出典
イエローハット メニュー&料金表/安さの理由
カーコンビニ倶楽部 自動車・車の修理(傷・ヘコミ)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー