更新日: 2024.06.10 その他暮らし

祖父が購入した実家に住んでいるアラサーです。さすがにボロくなってきたのですが、今から賃貸に引っ越すのはリスキーでしょうか?

祖父が購入した実家に住んでいるアラサーです。さすがにボロくなってきたのですが、今から賃貸に引っ越すのはリスキーでしょうか?
実家を相続などで引き継いだものの、老朽化してきており、修理・リフォームと引越しどちらがよいのか迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。本記事では、古い実家のリフォームや維持費用や賃貸への引越しについて解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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古い実家の修理やリフォーム

古い実家を相続した場合、そのままでは住みづらい、故障している箇所があるなどの理由で修理やリフォームを検討する方も多いのではないでしょうか。リフォームをする場合は、古くなったキッチンやトイレなど自分の好みや生活スタイルに合わせて部分的に修繕できるため、費用をできるだけ抑えながら実家を維持することが可能です。
 
ただし、建物の構造上間取りの変更ができないこともあり、希望のリフォームができない場合もあります。また建物の土台や柱などの構造部分が劣化している場合には、大規模な工事が必要なケースもあるため、費用は高額となります。
 

古い実家に住み続ける場合の維持費用

古い実家に住み続ける場合には、維持するためにさまざまな費用が発生します。まずは、固定資産税です。居住者の有無にかかわらず、所有しているだけで毎年一定額の税金が課せられます。各自治体が定める固定資産税評価額によって税額が変わるため、事前に確認しておきましょう。
 
次に、都市計画税です。市街化区域内にある土地や建物が対象となっており、固定資産税と同様に毎年支払う必要があります。課税対象エリアかどうかについては、各自治体で確認しましょう。税金以外にも、後々に発見した欠陥箇所の修繕費や災害被災時の保証としての保険費用なども必要なため、将来を見越して検討することが重要です。
 

賃貸への移行のリスク

賃貸への引越しを考える場合には、以下のようなリスクがあることを考慮しましょう。

・実家のリフォームのように、内装や間取りなどを自由に決められない
 
・入居時にかかる費用や家賃の支払いが発生する
 
・高齢になった場合、契約更新できない恐れがある

実家の場合には、費用がかかるものの、ある程度自分の好みに合わせてリフォームが可能です。しかし、賃貸の場合には、自分の自由に間取りや内装、設備の変更ができません。また敷金・礼金といった契約時に必要な初期費用が発生します。家賃の支払いについても、住んでいる限り払い続けなければならない点も考慮しましょう。さらに賃貸の場合には、一定期間で契約更新が必要です。
 

賃貸で得られるメリット

賃貸に引っ越すことで、さまざまなリスクがありますが、メリットも存在します。賃貸のメリットは、以下のとおりです。

・自由に引越しできる
 
・修理費用の負担がない
 
・固定資産税や都市計画税が発生しない
 
・収入に合わせた選択がしやすい

古い実家と比較した場合、修理費用がいらない、固定資産税や都市計画税が発生しないなどのメリットがあります。また転職や失業などの場合でも、収入に合った家賃の物件を選ぶことも可能であり、生活スタイルに合わせやすいのもメリットの1つです。また長期的に住む場合でも、老朽化や設備の故障が発生した際の費用はオーナー持ちとなるため、自分で負担する必要がありません。
 

実家じまいを検討してみましょう

実家の現状や今後の生活スタイルによっては、「実家じまい」を検討してみるのもおすすめです。「実家じまい」とは、親や祖父母が住む家や相続した実家を整理・処分することを指します。特に古い実家の場合には、老朽化が進んでいたり、各種設備が古かったりするため、高額な修繕費やリフォーム費用が必要なケースがあります。
 
住み続けた場合には、税負担が発生するだけでなく、劣化することによって価値が下がっていくことも考慮しなければなりません。また処分する場合には、不用品の処分や解体費などが発生する点に注意しましょう。将来的な税負担や維持・管理のコストを見据え、処分する場合にはできるだけ早いタイミングでの処分をおすすめします。
 

出典

東京都主税局 固定資産税・都市計画税(土地・家屋)
総務省 都市計画税
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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