息子が「カードゲーム」にはまりました。買っても買ってもきりがないので上限を決めたいのですが、「月1000円」は低すぎるでしょうか?

配信日: 2024.06.27

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息子が「カードゲーム」にはまりました。買っても買ってもきりがないので上限を決めたいのですが、「月1000円」は低すぎるでしょうか?
子どもたちの遊びはさまざまで、カードゲームに夢中になる子もいるでしょう。カードゲームは複数人で遊べ、盛り上がる人気のアイテムです。
 
とくに子どもたちが夢中になるのは「トレーディングカードゲーム」といって数を集めて交換したり戦わせたりといったものが主流です。そのため、数枚買っただけでは成立しにくく、何枚も買い足していくことになるでしょう。
 
今回は子どもが夢中になるカードゲームについて、おおよその値段や上限設定のポイントを紹介します。カードゲームの購入は家計の予算だけでなく、子どもの友人関係も考えたうえで決定しましょう。
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カードゲームの値段

一口にカードゲームといっても種類はさまざまです。ここでは人気のカードゲームについて、おおよその値段を以下の表1にまとめました。なお、価格はパックの種類により異なります。
 
表1

1パック
遊戯王デュエルモンスターズ 176円
デュエル・マスターズ 176円
ポケモンカードゲーム 180円
ヴァイスシュヴァルツ 440円

※筆者が作成
 
各カードで1パックあたりの枚数は異なり、5枚から8枚程度です。各カードは必ずしも自分が望んだものが入っているとは限らないため、開封後にカードを買い足す必要があるでしょう。なお、カードによっては「◯◯と▲▲を組み合わせた方がよい」といった、いわゆる「デッキを組む」ということが発生します。そのため30枚や40枚などまとまった数が必要でしょう。
 

予算ごとに買える枚数

ここでは予算ごとにどれくらいの枚数を買えるか計算します。今回は1000円の設定で購入する場合、5000円で設定する場合の2パターンを算出します。
 

1000円の場合

176円のカードを買う場合、1000円では5袋の購入が可能です。仮に5枚入の場合、25枚程度のため、やや心もとないでしょう。
 

5000円の場合

5000円の場合、176円のカードパックであれば28袋購入できます。5枚入りと仮定すると140枚手に入るため、子どもとしては十分です。
 
月に1000円と決めるとなかなかカードが揃わず、子どもから不満の声があがるかもしれません。しかし、誕生日やクリスマスなどのイベント時に、プレゼントとしてまとめてカードを購入してあげると満足度が高まるでしょう。
 

カードゲームを買わないリスク

子どもがお小遣いをカードゲームにばかり費やすと問題になりますが、カードゲームをまったく買い与えないと子どもの人間関係に支障をきたす可能性もあります。例えば、普段仲よくしている他の子どもたちが同じカードゲームで盛り上がっている時、お子さんが1人輪のなかに入れない可能性もあります。
 
カードゲームを買い与えたりお小遣いを設定したりする際は、経済的な事情はもちろんのこと、子どもの友人関係を加味することも大切です。
 
また、子どものカードゲームにまつわるトラブルとして「自分が大切にしていたカードを友達に取られてしまった」といったものが挙げられます。人が持っているカードが羨ましくて喧嘩になる、よくないケースでは取られてしまったということもあるようです。カードゲームは扱い方やルールなどを決めておく必要があります。
 

カードゲームはさまざま

カードゲームというと、トレーディングカードの印象が強いですが、近年は子どもと家族で楽しめるゲームが多く販売されています。昔から人気の「UNO」や近年人気の「ナンジャモンジャ」など、大人数で盛り上がれるカードゲームを購入してみるのもよいでしょう。みんなで楽しめるカードゲームであれば、一度購入すると長く遊べるというメリットがあります。
 

カードゲームは金額を決めて

子どもたちから人気を集めるトレーディングカードは、ある程度の枚数を購入して楽しむものです。そのため、1000円では心もとない可能性が高いでしょう。毎月少しずつ集めたり、もしくは誕生日やクリスマスなどの特別なイベントでまとめて渡したりと、子どもと話し合いながらカードの集め方を決めましょう。
 

出典

遊戯王OCGデュエルモンスターズ 基本パック
TAKARATOMY DUEL MASTERS 商品情報
ポケモンカードゲームトレーナーズウェブサイト 商品情報
Weiβ Schwarz 商品情報
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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