更新日: 2024.07.09 子育て

【実録】保育園は「無償化」だと思ってたのに、入園後に仰天! 支払いは「ゼロ円」じゃないの? 無償化にならない項目を解説

【実録】保育園は「無償化」だと思ってたのに、入園後に仰天! 支払いは「ゼロ円」じゃないの? 無償化にならない項目を解説
令和元年から、幼児教育・保育が無償化されました。対象となる子どもを持つ家庭の多くでは3歳から5歳の子どもが0円で通えると喜んだものの、実際には意外なところでお金がかかることがあります。
 
また、入園説明会などでは明かされない項目が結構あるため、本記事では保育園を利用する筆者と、幼稚園を利用する友人の体験を基に、無償化の対象とならない項目について解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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【実録】保育園で無償化とならない項目

筆者の子どもは、さいたま市の認可保育園に通っています。今の園には2歳の頃に入園し、年少クラスから無償化の対象になりました。
 
入園の際には布団・カラー帽子・お手拭きなど準備品の負担がありましたが、年少からは無償化だから0円に違いない、と思っていたら思わぬ請求が来たのです(図表1)。
 
図表1

副食費 5500円
保護者会費 1800円
写真代 200~300円/枚
卒園アルバム 3000~1万円

筆者作成
 
それぞれ詳しく解説します。
 

副食費

副食費とは、おやつ代のことです。主食費は無料になるのですが、副食費は「在宅で子育てをする場合でも生じる費用だから」という理由で無償化の対象外となっています。現金徴収ではなく銀行口座から毎月引き落とされます。
 
副食費は所得に関わらず全児童同額ですが、条件が合えば免除されます。免除されれば名実ともに無償化といえるでしょう。
 

保護者会費

保護者会とは保護者による組織で、費用は会則によって定められています。保育園の運営とは全く別なので、園は入園前に保護者に金額を通知しません。通知方法は保護者会から配布される広報で、支払い方法は現金です。
 
主な使い道は運動会保険、運動会カメラマン派遣代、進級祝い、卒園祝いなどです。過去には誕生日プレゼント、文具、エプロン代などもありましたが、近年削減されました。
 

写真代

写真は、年間3回、希望者のみ購入することができます。保育者がコンパクトカメラで撮影した写真を、外部業者のシステムにアップロードし、保護者会が販売します。データ販売と郵送を選択でき、郵送には送料がかかります。
 
通知方法は保護者会から配布される広報で、支払い方法はクレジットカードなどです。金額を決めるのは当年の保護者会役員で、利益を保護者会の運営費に回すこともあります。
 

卒園アルバム

卒園アルバムを作るかどうかは、卒園クラスの親が話し合って決定します。最近はLINEグループを作って1年かけて製作するのが通例です。ページ数などの仕様によって金額はピンからキリまであります。デザイン・印刷をおこなう業者選定も自分たちでしなくてはいけません。
 

【実録】幼稚園で無償化とならない項目

幼稚園では、保育園以上にさまざまな費用が発生します(図表2)。
 
図表2

入園費 10万7000円
制服代 約1万5000円
入園準備費(ノート、文房具など) 6200円
体育費(外部の先生への講師料) 1学期分2340円
諸費(行事・衛生・冷暖房など) 1万5500円

筆者作成
 
図表2は、友人の子どもが通う幼稚園で実際に令和6年度6月までに判明した金額です。
 
このうち、入園前に金額を知ることができたのは入園費だけだったそうです。入園準備費、学習費、設備費はホームページにも一応案内はありましたが、園ごと、年度ごと、人ごとに異なるので、実際いくらになるか事前には分かりません。保育者が手書きで作成したプリントによって知らされました。
 
給食がないため、毎日手作りのお弁当を作るための食費がかかっているそうです。毎朝忙しい中で準備するには冷凍食品に頼らざるを得ないとのこと。写真は希望者のみ購入することができますが、金額はまだ不明です。
 
このほかにイベントがあれば別途請求が来そうだという話でした。同じさいたま市内で別の幼稚園では、以下のような費用がかかるところもあります。


・入園費 5万円
・お道具、園服 3万3000円
・教材費 1万2000円
・行事費 6000円
・施設維持費 6000円
・冷暖房費 6000円
・給食代 7000円/月
・絵本代 410円/月
・バス代 3500円/月
・アルバム代 年長児のみ1500円/月

幼稚園のほうが、園によってかかる金額の開きが多いですね。
 

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保育料無償でも予想外の費用はかかる

数万円の保育料が近年無償化になったのはありがたいことですが、そのほかにも保育園では数千円、幼稚園では10~20万円ほどの費用がかかることが分かりました。0円で済むと思っていると大きな痛手ですよね。
 
これらの「予想外の出費」は、自治体の保育料とは全く別のものなので、今後も減ることはないと思われます。それなりの費用がかかると心づもりをしておいた方が良いでしょう。
 

出典

こども家庭庁 幼児教育・保育の無償化概要
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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