更新日: 2024.07.13 子育て
アルバイトを始める大学生の息子のために「給与口座」を作りたいです。親が開設手続きをしてもよいのでしょうか?
そこで今回は、大学生の子どものために親が銀行口座の開設手続きをしてもいいのかについて調べてみました。口座開設の方法や必要書類についてもご紹介しますので、参考にしてみてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
子どもの銀行口座の開設手続きは親がしてもいい?
子どもの銀行口座の開設手続きを手伝いたいと考える親もいるでしょう。しかし18歳以上の成人の場合は、本人が口座開設の手続きを行う必要があります。家族が代理で口座開設をすることはできないため注意が必要です。
一般社団法人 全国銀行協会「教えて! くらしと銀行 お子様の口座も開設できます!」によると、子どもの口座開設をする場合は、子どもの本人確認書類(健康保険証など)だけではなく、同行した親の本人確認書類も求められるとの旨が記載されています。
しかし、銀行によって、子どもの年齢に応じて開設方法が異なるようです。子どもの口座開設について、各銀行は以下のように記載しています。
【A銀行】
・0歳から15歳未満:親権者が来店して窓口で手続きを行う
・15歳以上:スマートフォンアプリまたは来店で子ども本人が手続きを行う
【B銀行】
・13歳未満:法定代理人となる親権者が申し込む
・13歳以上の未成年:法定代理人である親権者の同意を得た上で申し込む
・成人:本人が手続きを行う
子どもが大学生の場合は、18歳を過ぎていることから、本人が自ら口座開設の手続きを行う必要があることが分かります。
口座開設の方法と必要書類は? 手続きの流れ
口座開設の方法は、銀行にもよりますが、アプリやWebページから行えるようです。アプリからの場合はアプリをダウンロードして、Webページからの場合はWebフォームに必要事項を入力します。
本人確認はスマホで撮影または郵送で行います。一般的に、口座開設に必要となる本人確認書類は以下の通りです。
・運転免許証
・マイナンバーカード
・パスポート(2020年2月4日以降に申請されたものは不可)
・在留カード
・特別永住者証明書
手続きが完了すると、銀行からキャッシュカードと暗証番号通知が届きます。口座開設はアプリやWebページだけでなく、来店して窓口で申し込むこともできます。必要書類を事前に確認してから手続きを始めるようにしましょう。
なお口座開設だけの場合は、基本的に手数料や最低預入金額は必要ありません。ただし紙の通帳を希望する際は銀行によって手数料が550円~1100円ほどかかる場合があります。また銀行によっては口座開設後に口座維持手数料がかかる場合もあるため、事前に確認しておくといいでしょう。
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本人確認書類に学生証は使える?
大学生の場合、本人確認書類として学生証を使いたいと考える人もいるでしょう。しかし学生証は本人確認書類として認められないケースが一般的であるようです。本人確認書類として認められる場合でも、官公庁から発行されたものである必要があります。
ある銀行のホームページでは、大学生が本人確認で使える学生証の条件について以下の記載があります。
・文部科学省以外の省庁が所管する国立学校(防衛大学校など)の学生証
・現在の名前・住所・生年月日の3点が記載されている
・有効期限内である
上記に該当する学生証の場合は、大学生本人が店頭窓口に提示した場合にのみ本人確認として使えるとされています。
本人確認は、学生証よりも運転免許証やマイナンバーカードで行うことが確実でしょう。どちらも持っていない場合は、健康保険証や住民票などを組み合わせて本人確認書類として利用できる場合があります。
大学生の子どもは本人による口座開設手続きが必要! 本人確認書類を用意しよう
銀行口座の開設手続きは、子どもの年齢によって方法が異なります。大学生の子どもの場合は、18歳以上の成人であるため、本人が手続きを行う必要があります。
家族が委任状を持っていたとしても申し込めないため注意が必要です。口座開設の手続きは、基本的にアプリやWebページ、または店頭窓口や郵送で行えます。
開設手続きに必要な書類には、運転免許証やマイナンバーカードがあり、どちらか1点で申し込み可能であることが一般的です。これらの書類がない場合は、健康保険証や住民票などを組み合わせて利用できます。
学生証に関しては「官公庁から発行されているもの」などの条件があり、本人確認書類としては使えないケースが多いようなので注意が必要です。
出典
一般社団法人 全国銀行協会 教えて! くらしと銀行 お子様の口座も開設できます!
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー