更新日: 2024.07.14 その他暮らし

新幹線の「自由席車両」にて座れずに立っていた年配の女性。指定席ではないし席を譲るべきでしたか?

新幹線の「自由席車両」にて座れずに立っていた年配の女性。指定席ではないし席を譲るべきでしたか?
新幹線の自由席に座っていて、座れずに立っている年配の方を見ると席を譲るべきかで悩むことがあるでしょう。
 
しかし、新幹線には指定席もあるので、座りたいのであれば最初から指定席を取ることも考えられます。あえて指定席を取らずに「自由席に座れない場合は立つ」というつもりだったのかもしれません。
 
人にはそれぞれ事情があることも踏まえて、どうすべきか考えた方がいいでしょう。
 
本記事では、新幹線の自由席に座れない高齢者に席を譲るべきか否かの問題について、指定席を取らなかった事情として考えられるものや、自由席と指定席の料金の違いも含めてご紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

新幹線の自由席に座れない高齢者に席を譲るべき?

新幹線には自由席と指定席があり、確実に座れる指定席の方が料金は高く設定されています。自由席は確実に座ることはできないため、座りたい人は早くからホームに並ぶことになるでしょう。
 
もし座れなかった場合、新幹線は1区間が長い傾向があるため、長時間立ちっぱなしになってしまいます。そのため、高齢の方が座れない場合は、長時間立っていることが体力的に負担になると考えられるため、譲るべきか迷うこともあるでしょう。
 
しかし、相手の年齢や状況によっては、座席を譲ることが失礼にあたる可能性も考えられるため、席を譲るか譲らないかはケースバイケースと言えます。
 

なぜ譲らない方がいい場合があるのか?

年配の方が立っているからといって、席を譲ったほうがいいとは限らないでしょう。
 
例えば、人によってはお年寄り扱いされることを不快に感じることもあるかもしれません。また、ほかにも立っている乗客がいる場合、その年配の方にだけ席を譲ると不公平感が出ることも考えられます。
 
指定席が空いている場合に限りますが、もし立っているのがつらければ、指定席を購入してもらう選択肢もあるでしょう。
 

公式サイトで申し込み

【PR】アイフル

aiful

おすすめポイント

WEB完結(郵送物一切なし)
・アイフルならご融資可能か、1秒で診断!
最短18分(※)でご融資も可能!(審査時間込)

融資上限額 金利 審査時間
最大800万円 3.0%~18.0% 最短18分(※)
WEB完結 無利息期間 融資スピード
※融資まで 30日間 最短18分(※)
※お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
※診断結果は、入力いただいた情報に基づく簡易なものとなります。
■商号:アイフル株式会社■登録番号:近畿財務局長(14)第00218号■貸付利率:3.0%~18.0%(実質年率)■遅延損害金:20.0%(実質年率)■契約限度額または貸付金額:800万円以内(要審査)■返済方式:借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式■返済期間・回数:借入直後最長14年6ヶ月(1~151回)■担保・連帯保証人:不要

新幹線の自由席と指定席の料金の違いは?

新幹線の自由席と指定席の料金は、新幹線の種類や時期によって変動します。例えば、東京から新大阪までを例に挙げた場合、料金は以下のようになっています。


・のぞみ

乗車券:8910円
自由席:4960円(指定席:5610円)
 
・ひかり
乗車券:8910円
自由席:4960円(指定席:5290円)
 
・こだま
乗車券:8910円
自由席:4960円(指定席:5290円)

自由席と指定席の差額は、のぞみが650円、ひかりとこだまが330円です。
 
東日本旅客鉄道株式会社によると、使用開始後の切符の変更について、「指定席、自由席特急券、急行券、自由席グリーン券は1回に限り変更できます。その際には、変更前と変更後の料金を比較してその差額をいただきます。」と記載がありました。
 
前述の差額を大きいと感じるか小さいと感じるかは人それぞれですが、確実に座れる席を確保したければプラスして支払った方がいいのかもしれません。
 

座りたければ指定席を取るはずだが、事情がある可能性も考えた方がいい

座りたければ指定券を取ることも考えられますが、指定席を取らなかったことに、何らかの事情がある場合もあります。
 
例えば「乗車時間が決まっていなかった」「そもそも電車に乗り慣れていないので、指定席券を買うというイメージがない」「慌てていたので指定席券を購入できなかった」などの理由も考えられます。
 
どうしてもその新幹線に乗らなければならなかったにもかかわらず、指定席が埋まっていて取れなかったこともあり得るかもしれません。そういった事情がある可能性も踏まえたうえで、どうすべきか考えてみましょう。
 

新幹線で年配の方に席を譲るべきかどうかはケースバイケース

年配の方が新幹線の自由席に座れずに立っているのを見つけたとき、席を譲るべきかどうかはケースバイケースであると考えられます。「座りたければ指定席を購入すればいい」と思うかもしれませんが、何らかの事情があり、指定席が取れなかった可能性もあります。
 
また「年配の方なので席を譲ったほうがいい」という思い込みで声をかけてしまうと、かえって失礼になる可能性もあるでしょう。そういったことも踏まえたうえで、席を譲るべきかどうかをよく考えて判断することをおすすめします。
 

出典

東日本旅客鉄道株式会社 きっぷあれこれ きっぷの変更
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集