更新日: 2024.07.23 その他暮らし
友人がLINEでいつも「有料スタンプ」を送ってきます。たった“120円”とはいえ買うのを躊躇してしまうのですが、「無料スタンプ」ばかり使う人は少ないでしょうか?
しかし、無料スタンプで満足していても、自分が少数派なのかどうか、相手にどう思われているのかが気になる人は多いかもしれません。本記事では、LINEの無料スタンプと有料スタンプの利用状況について解説します。
執筆者:山田麻耶(やまだ まや)
FP2級
LINEスタンプとは?
LINEスタンプは豊富なデザインと表現力の高さから多くの人に使われています。無料で使用できるスタンプもありますが、課金することで有名キャラクターやアーティストとコラボしたスタンプが手に入るなど、選択肢が広がります。
LINEの有料スタンプは、大きく分けると公式スタンプとクリエイターズスタンプがあり、値段がそれぞれ異なります。公式スタンプであれば250円、クリエイターズスタンプであれば120円で購入できます。なかには600円を超えるスタンプもあるなど、スタンプの種類によって価格はさまざまです。
有料スタンプを購入する理由として「幅広い場面で使えるから」「好きなキャラクターや芸能人だから」という意見が多く挙げられます。
文字で伝えなくてもスタンプを送って返事ができるなど、実用性が高いスタンプが見つかりやすいというメリットもあります。企業が配布している無料スタンプではなく有料スタンプを使うことで、周囲と差をつけて個性を伝えることもできるでしょう。
有料スタンプを購入する人の割合は?
株式会社小学館のWebメディア「kufura」は男女約600人にLINEスタンプに関する調査を実施しています。同調査によると、半年以内にLINEスタンプを購入した人は21.1%、購入していない人は78.9%でした。
質問に「半年以内」という期間が設けられているとはいえ、有料スタンプを購入する人は約2割とそこまで多くないことが分かります。とはいえ周囲に有料スタンプを使う人がいると、無料スタンプばかり使う自分がどう思われるか気になってしまうかもしれません。
同調査では、無料スタンプを送ってくる人について「何も思わない」と答えた人が87%という結果でした。約9割とほとんどの人が相手のスタンプが無料であることに関心を示していません。無料スタンプだからといって過度に気にする必要はないでしょう。
自分に合ったLINEスタンプを
LINEスタンプはあくまで表現の幅を広げるためのツールです。自分が無料スタンプの使用だけでじゅうぶんに楽しめているのであれば、周囲に合わせて無理に購入する必要はありません。
各企業が広告目的で無料スタンプを配布することもあるため、お金をかけなくてもさまざまなスタンプを利用できます。一方で自分の好きなキャラクターやクリエイターのスタンプを購入することで、LINEのやり取りをより楽しめたり個性を表現できたりします。予算の範囲内で自分好みのスタンプを探すのも楽しいかもしれません。
周りに左右されず、自分の好みと価値観に合ったスタンプを使ってくださいね。
出典
株式会社小学館 kufura 「LINEのスタンプ」に関するアンケート調査
執筆者:山田麻耶
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