【PR】なぜワンルーム投資で“全員が”失敗しないのか? 最高の不動産投資のはじめ方

更新日: 2024.07.24 子育て

3人兄弟なら「大学無償化」のはずが、3男は結局「奨学金」で進学することに!? 大学無償化制度の“注意点”を解説

3人兄弟なら「大学無償化」のはずが、3男は結局「奨学金」で進学することに!? 大学無償化制度の“注意点”を解説
2025年度から多子世帯の「大学無償化」制度が始まります。「子どもが3人以上いると学費が免除になる」と聞いているかもしれませんが、場合によっては「第3子」は無償化されず、奨学金で進学するということも考えられます。
 
一体どういうことなのでしょうか。本記事で解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

多子世帯の大学無償化制度とは?

2025年度から始まる多子世帯の大学無償化制度の正式名称は「高等教育の修学支援新制度」です。
 
「高等教育の修学支援新制度」は2020年4月からスタートしており、授業料・入学金の免除または減額と、給付型奨学金の支給があります。
 
そして、現行の制度から所得制限をなくし、さらに多子世帯を支援する制度が2025年度から始まります。新制度は、子どもを3人以上同時に扶養している間は所得制限なしで、国が定める一定の額まで大学などの授業料・入学金が無償となります。
 
「国が定める一定の額」とは、大学や短期大学、高等専門学校などによって異なります。国公立大学の場合は入学金が28万で授業料は54万円、私立大学の場合は入学金が26万円で授業料は70万円が上限です。
 

3人子どもがいても全員が無料で進学できるわけではない

2025年度以降の「高等教育の修学支援新制度」ですが、前記したとおり、無償化になるのは「子どもを3人以上同時に扶養している間」です。そのため、子どもが3人以上いるとしても、扶養しているのが2人以下の時期は、授業料や入学金は無償化になりません。
 
例えば、3人兄弟で長男と次男が2歳差、次男と三男が3歳差の場合を見ていきましょう。長男が2026年に大学1年生だった場合、長男の学費は2029年の大学4年生まで無償化されます。
 
続いて次男は2028年に大学1年生になりますが、次男の学費が無償化されるのは、長男が大学生で扶養されている2029年までで、長男が大学卒業後の2030年と翌2031年の学費は無償化の対象外です。
 
最後に三男ですが、三男が大学1年生になる2031年には、既に長男が卒業して扶養から外れていますので、三男の学費は全て奨学金などで対応する必要があります。
 

公式サイトで申し込み

【PR】アイフル

aiful

おすすめポイント

WEB完結(郵送物一切なし)
・アイフルならご融資可能か、1秒で診断!
最短18分(※)でご融資も可能!(審査時間込)

融資上限額 金利 審査時間
最大800万円 3.0%~18.0% 最短18分(※)
WEB完結 無利息期間 融資スピード
※融資まで 30日間 最短18分(※)
※お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
※診断結果は、入力いただいた情報に基づく簡易なものとなります。
■商号:アイフル株式会社■登録番号:近畿財務局長(14)第00218号■貸付利率:3.0%~18.0%(実質年率)■遅延損害金:20.0%(実質年率)■契約限度額または貸付金額:800万円以内(要審査)■返済方式:借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式■返済期間・回数:借入直後最長14年6ヶ月(1~151回)■担保・連帯保証人:不要

大学進学にはどれくらいお金がかかるの?

大学無償化の制度を利用できない場合、お金は貯蓄や奨学金などで対応する必要があります。大学進学にはどれくらいのお金がかかるのでしょうか?
 
文部科学省によると、令和5年度入学における大学の授業料と入学料は図表1のとおりです。
 
図表1

授業料 入学料 合計
国立大学 53万5800円 28万2000円 81万7800円
公立大学 53万6191円 37万4371円 91万562円
私立大学 95万9205円 24万806円 120万11円

※国立大学は国が示す標準額
※公立大学・私立大学は平均
※公立大学入学料は地域外からの入学者の平均
文部科学省 国公私立大学の授業料等の推移を基に作成
 
なお、入学料は一度だけですが、授業料は毎年かかります。
 

教育費が足りない場合には奨学金や事前の貯蓄で準備しよう

2025年度からの大学無償化は多子世帯なら所得制限もないため、多くの家庭では学費負担の軽減が期待できます。とはいえ、「子どもを3人以上同時に扶養している間」という点には注意が必要です。
 
該当しない子どもの学費については、奨学金貯蓄などを検討しながら、計画的に準備しましょう。
 

出典

文部科学省 令和6年度からの奨学金制度の改正に係るFAQ
文部科学省 国公私立大学の授業料等の推移
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

【PR】子どもの教育費はいくらかかるの?かんたん30秒でシミュレーション

ライターさん募集