更新日: 2024.08.06 その他暮らし
お盆に「帰省」したいけれどお金がありません。家族4人で東京から大阪へ一番安く帰る方法はどれですか？
そこで今回は、東京から大阪へ帰省する際の交通手段の中から、最も費用が安い方法はどれかを検証しました。さらに、帰省時になるべく出費をおさえる方法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部（ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ）
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目次
東京から大阪に帰省する際の交通手段
東京から大阪に帰省する場合、使用できる交通手段には以下のものがあります。
・新幹線
・電車
・夜行バス
・飛行機
・車
この中でも、夜行バス・電車・車は、新幹線や飛行機に比べて移動時間が長くなる傾向にあります。移動ルートによっても変動しますが、8～9時間ほどかかるケースもあるでしょう。
小さな子どもを連れて帰省する場合などは、費用だけでなく、移動時間も考慮して手段を選ぶことが大切です。
【交通手段別】東京から大阪へ帰省する際にかかる費用
では実際に、前述した交通手段にかかる費用を見てみましょう。ここでは、移動時間が比較的短い「飛行機」「新幹線」、費用が安いとされる「車」「夜行バス」の費用を調べました。
それぞれにかかる費用（片道分）は表1の通りです。なお、今回は8月13日から大人2人、子ども（小学生）2人で帰省すると仮定しています。
表1
| 交通手段 | かかる想定費用 | 想定移動時間 |
|---|---|---|
| 飛行機 | 約4万9200円～ | 約1時間10分 |
| 新幹線 | 約4万4700円～ | 約2時間30分 |
| 夜行バス | 約2万7200円～ | 約8時間10分 |
| 車 | 約1万7300円～ | 約6時間 |
※筆者作成
表1を見ると、飛行機と新幹線は約4500円の差であることが分かります。移動時間が1時間20分ほど変わるので、なるべく移動時間を短くしたい方は飛行機がよいでしょう。なお、搭乗前にかかる時間は含んでいませんので、ご注意ください。
一方で車だと、高速道路代とガソリン代（燃費20キロメートル／リットルの車と仮定）で2万円以内と想定できます。ただし、高速道路に乗るまでの時間と燃料代は含んでおりません。また、車をお持ちでない場合にはレンタカー代がかかるため、表1の金額よりも高くなることが予想されます。
その場合には、夜行バスの利用も検討してみましょう。移動時間が8時間以上と長いため、小さい子どもがいる場合には難しいかもしれませんが、新幹線などと比べて2万円程度費用をおさえられるかもしれません。
今回算出した費用は、利用期間や家族の人数、子どもの年齢などによっても変動しますので、あくまで目安として参考にしてください。状況に合わせて交通手段を選択するとよいでしょう。
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帰省時の費用をなるべく安くおさえる方法
帰省時の費用は、家族の人数が増えたり移動距離が長くなったりするほど高くなります。なるべく出費は安くおさえたいと考える方もいるでしょう。
その場合には、以下の方法を試してみてください。
・大型連休や夏休みなどの時期を避ける
・無理に帰省しない
・指定席などではなく自由席を利用する
・早めに予約して割引を利用する
どうしてもお金が足りない、出費が厳しいなどの状況であれば、無理に帰省しないのも選択肢のひとつです。もしくは帰省先の家族に相談して、協力してもらうのもよいでしょう。空港や駅まで迎えに来てもらうだけでも、家までの交通費の負担を軽減できます。
家庭によっては、両親が来てくれるケースもあるかもしれません。子ども連れの複数人で行くよりも、大人2人の方が交通費は少なくて済むでしょう。
車や夜行バスが安い傾向にある｜ただし移動時間の長さが懸念される
今回の結果から、飛行機・新幹線・夜行バス・車の中で最も費用が安く済むのは「車」であることが分かりました。公共交通機関を使用する場合であれば、新幹線などと比べて「夜行バス」も安い傾向にあります。ただし移動時間が6～8時間ほどと長いため、状況によっては現実的ではない場合もあるでしょう。
その場合には、出費は増えてしまいますが、移動時間が短い飛行機や新幹線を選択する必要があるかもしれません。
帰省時の出費をなるべくおさえるには、大型連休や夏休みといった時期をずらしたり自由席を利用したりなどの方法があります。それでも経済的に不安な場合には、無理に帰省しないのも選択肢のひとつです。家族で話し合って、自分たちに合う方法を選びましょう。
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
