更新日: 2019.01.07 その他暮らし
車にかけるお金はどのくらい?気になる維持費や諸経費などをチェック!
最近は煽り運転もニュースなどで頻繁に取り上げられおり、なにかあったときのための自動車保険の見直しやドライブレコーダーの取り付けを検討するなど、なにかと出費がかさむ……なんてことも。
そこで今回は、一般的に車の維持費や諸経費にどれくらいかかっているのかを見てみたいと思います。ソニー損害保険株式会社が発表した「全国カーライフ実態調査(2018年)」(※)をチェックしてみましょう。
Text:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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増加傾向にある車の維持費
まず、2010年から2018年までの、維持費の推移を見てみます。
【1ヶ月あたりの車の維持費の平均額】
2014年:1万5800円
2015年:1万4300円
2016年:1万3600円
2017年:1万1800円
2018年:1万2400円
維持費とは、保険料、ガソリン代・燃料代、駐車場代、修理代などのこと。2017年までは減少傾向にあったものの、2018年になってまた増加に転じています。
ちなみに、同期間の年間走行距離の平均については、2014年の7204kmに始まり、2017年には6018kmと、年々平均走行距離が短くなっています。しかし、2018年の調査では、2017年より343kmも長くなっているとのこと。
やはり、車の維持費は走行距離と比例しているということが分かりますね。月々これだけの維持費がかかると、年単位ではけっこう大きな金額に。負担に思う方も少なくないのでは?
多くの人が負担に感じている車の諸経費とは?
さて、車にかかる諸経費のなかで、みなさんがもっとも負担だと感じているものはどれなのでしょうか。
【車の諸経費で負担に感じるもの】※複数回答形式
1位:自動車税 63.0%
1位:車検・点検費 63.0%
2位:ガソリン代・燃料代 58.7%
3位:自動車保険料 52.2%
4位:駐車場代 22.3%
5位:修理代 17.5%
自動車税と車検、点検費が同率1位となりました。また、ガソリンの価格は2018年の10月ころから何週も連続で値上がりするなど、高騰っぷりに注目が集まっていることもあり、6割弱の方が負担と感じているようです。
ガソリン代を負担に感じる割合の経年変化は以下のとおり。
【「ガソリン代・燃料代」を負担に感じる割合】
2014年:70.1%
2015年:56.8%
2016年:46.4%
2017年:50.2%
2018年:58.7%
やはり2017年と比較して、一気に8.5ポイントも上昇していました。当然のことながら、ガソリン代が上がると負担に感じる人が多いようですね。
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最近増えているオプション装備といえば、やっぱりドライブレコーダー
いまや、車はただ乗るためのものではありません。ドライブを便利にする機能や、エンターテインメント性に富んだ装備など、こだわりのオプションも豊富に用意されています。
みなさん、オプション装備にはいくらくらいお金をつぎ込んでいるのでしょうか?
【自分の車に付けているオプション装備にかけた費用の平均額】
1位:カーナビゲーション 10万6000円
2位:バックモニターシステム 3万3400円
3位:ドライブレコーダー 2万400円
4位:ETC車載器 1万5400円
ナビはもとよりテレビも見られるなど、多彩な機能を持つカーナビゲーションが一番高いという結果に。2位は駐車の際に便利なバックモニターシステム、そして3位はドライブレコーダーという順になりました。
昨今増えている煽り運転などに巻き込まれたときを想定し、自衛のためにもドライブレコーダーの需要が高まりつつあることが分かりますね。車にかかる維持費や諸経費、そしてオプション装備にかけるお金など、あなたの家庭と比較していかがでしたか?
いずれも安心・安全・快適に車を利用するための費用。賢く節約しつつも、安全運転でドライブを楽しみたいものですね。
※ソニー損害保険株式会社「全国カーライフ実態調査(2018年)」
Text:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)