更新日: 2024.09.24 その他暮らし
「深夜バス=つらい」というイメージがあるのですが、実際最近の深夜バスって”快適”なのでしょうか? コスパはよさそうなので快適なら使いたいです
しかしその一方では、深夜バスに対して「眠れない」「体がバキバキになる」といった否定的な意見も見られます。そこで本記事では、最新の深夜バス事情と、新幹線や有料特急の料金とどれくらい違うのかについて解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
全国には快適性の高い豪華な深夜バスがある
一般的な深夜バス以外に、ゆったりスペースのシートと快適機能が備わった豪華な深夜バスが存在します。例えば、完全個室タイプで深夜バスによくある姿勢の取りづらさを感じない座席や、ゆったりとした空間が確保されているバスは、朝まで快適に眠れるでしょう。また、騒音軽減とシェル型の仕切りなど「寝やすさ」に特化したシートがあるバスも魅力的です。
このようなバスは、「深夜バス=つらい」というイメージを覆す快適な豪華バスといえるでしょう。ただし、このような快適機能が備わった深夜バスの料金は、一般的なものよりも料金が高い傾向です。バスの種類や使う路線によって料金は変動しますが、1万3000~1万6000円程度と考えておいたほうがよいかもしれません。
深夜バスの料金は電車と比べて安いのが一般的
深夜バスの魅力は、料金の安さです。新幹線よりも低コストで目的地へ行けるため、長距離移動の費用を抑えたい方におすすめの手段といえるでしょう。
時期などによって、新幹線は深夜バスの料金よりおよそ2~3倍、金額では1万円以上の差になるケースもあります。有料特急を使えば料金をもう少し抑えられますが、乗り換え回数が多い場合もあるため、荷物が多ければ移動が大変です。
また、目的地によっては深夜バスより料金を抑えられるかもしれませんが、その場合の移動時間は深夜バスと大差ありません。例えば、東京~大阪を特急と在来線の乗り継ぎで行く倍の所要時間はおよそ8時間で、深夜バスとほとんど変わりません。
電車の在来線だと席に座れない可能性もあるため、深夜バスを使うほうが利便性は高いでしょう。路線にもよりますが、長距離移動で安く済ませるなら、深夜バスのほうがコストパフォーマンスは高いといえます。
ただし、出発地や目的地によっては、新幹線と深夜バスで料金に差がないこともあります。乗車時間は新幹線のほうが短いため、タイムパフォーマンスを気にするなら新幹線を使うほうがよいでしょう。
現地で朝から活動したいなら深夜バス
電車で移動する場合は寝台列車を利用しないかぎり、現地への早朝の到着は不可能です。仕事や旅行で目的地に早朝に到着する必要があれば、深夜バスを使うほうがよいでしょう。寝ていれば翌朝には現地に到着するため、移動時間がもったいないと感じる方におすすめです。
最近は深夜バスのなかにも、移動中快適に過ごせるようシートなどにさまざまな工夫がされているものもあるので、予算があるなら少し奮発してくつろぎながら移動してもよいでしょう。
一方、新幹線をはじめ電車での移動は運賃が高いですが、乗車時間が短いため時間を有効活用できます。自分に合った予算や時間を考えたうえで移動手段を決めて、快適な旅を過ごしましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー