更新日: 2024.10.12 その他暮らし
職場の昼食は、改札内の「500円」で食べられる蕎麦屋に行きたいです。改札内に入る場合、「入場券」は必要でしょうか? 会社付近はどこも高いです…
そこで本記事では「食事や買い物目的で改札内に入るためにはどうしたらいいのか」について詳しく解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
会社員の昼食代の平均額とは?
ランチ代を考えるにあたって、周りの人たちがどのくらいランチ代に使っているのか気になる人もいるかもしれません。株式会社SBI新生銀行の「2023年 会社員のお小遣い調査」によると、男性会社員の昼食代は1日平均で624円、女性会社員は696円となっています。年代別の1日の平均昼食代は図表1の通りです。
図表1
全体 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | |
---|---|---|---|---|---|
男性会社員 | 624円 | 684円 | 636円 | 604円 | 574円 |
女性会社員 | 696円 | 720円 | 725円 | 667円 | 671円 |
株式会社SBI新生銀行 2023年 会社員のお小遣い調査より筆者作成
この結果を見ると、どの年代も570円~730円の中で昼食を抑えていることが分かります。特に50代の男性会社員の昼食代の平均が一番安く、574円という金額となっています。
外食でも工夫をしない限りは昼食代を500円以内に抑えることは難しい可能性がありますが、改札内で500円でおいしいおそばが気軽に食べられるというのは、昼食代を平均よりも安く抑えられており、魅力的だといえるでしょう。
改札内の蕎麦屋に行くためにはどうしたらいいの?
結論から言うと、電車に乗るのではなく駅構内の施設を利用する場合には「入場券」が必要です。乗車券は電車に乗って出発駅から目的地までの区間を移動するための券ですが、入場券は電車に乗って移動することはしないけれど、駅での見送りや出迎え・構内の施設での食事や買い物をするための券となります。
駅の使用目的に応じて、必要な券が入場券なのか乗車券なのか変わってくることを押さえておきましょう。今回のケースは電車には乗らず、構内での食事を目的とするため「入場券」を購入する必要があります。
入場券ってどこで買うの? いくらするの?
入場券についてもっと詳しく知りたいという人のために、今回はJRの入場券の購入場所や料金について説明します。入場券はみどりの窓口か自動券売機にて販売されていますが、入場券を買わなくても所有しているSuicaで入場することが可能です。
ただし入場券には有効時間が定められており、入場券を券売機で購入した場合もSuicaで改札内に入った場合も、発券時刻から2時間以内が券の有効時間となっています。2時間を超えると、超えた時間に対して2時間ごとに入場料金が追加請求されるため、注意しましょう。入場券の料金は地域によって異なっており、料金は図表1の通りです。
図表2
JR東日本 きっぷあれこれ 入場券
地域差はありますが、高くても200円ほどで駅構内に入場できることが分かります。入場券を買うことで、構内での食事や買い物が気軽に楽しめると考えるとお得な券だといえるでしょう。
毎日構内に入場するのであれば定期入場券の購入もあり!
毎日改札内の蕎麦屋に行っているのであれば、定期入場券を購入するのも1つの手かもしれません。JRの一部駅で販売しており、区間によって料金は異なりますが、1ヶ月でおとな4620円となっています(2024年10月時点)。改札内を毎日利用するのであれば定期券のほうがお得なので、購入を検討してみるとよいでしょう。
改札内を利用する際には入場券が必要!
電車に乗るのではなく、駅構内での食事や買い物を楽しみたい人には「入場券」を買う必要があることをお伝えしました。入場券料金は場所によって異なりますが、JRであれば200円程度で購入可能です。JRの駅の場合は保持しているSuicaで楽に入場できるようになったので、気軽に駅構内の施設を楽しんでみてください。
出典
株式会社SBI新生銀行 2023年 会社員のお小遣い調査
JR東日本 きっぷあれこれ 入場券
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー