車の「給油ランプ」が光ったら、どれだけの距離を走行できる? ロードサービスを呼んだ場合の料金も解説
配信日: 2024.10.17
今回は車の給油ランプが点灯してから走行できる距離とあわせて、ガソリンの消費をおさえる方法やロードサービスを利用した際の料金をご紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
車の給油ランプが点灯してからはどのくらいの距離を走行できる?
車の給油ランプが点灯する基準は、メーカーによって異なるようです。まずはトヨタ、ホンダ、マツダが提示する、車の給油ランプが点灯する基準を見ていきましょう。
・トヨタ:燃料タンク容量の約10%になったとき
・ホンダ:燃料タンクの残量が約5.3リットルになったとき
・マツダ:燃料タンク内の残量が約9リットルもしくは走行可能距離が50キロメートル以下になったとき
なお、上記はあくまでも目安であり、車種によって若干の差があるとも考えられます。そのため、気づいたタイミングではすでに燃料が大幅に減少しているかもしれません。
一般的にはランプが点灯してから50キロメートルは走行できるとされていますが、上記で紹介しているように車種やメーカーによって異なる可能性があるため、ギリギリまで乗り続けるのは控えましょう。
ガス欠を起こさないためには、早めの給油が重要になると考えられます。ガソリンメーターのチェックは適宜行い、車の給油ランプが点灯する前にガソリンを入れるように心がけるとよいでしょう。
車の給油ランプが点灯してからガソリンの消費をおさえる方法
車の給油ランプが点灯してしまうと、いつガス欠を起こしてしまうか分かりません。そのようなときにガソリンの消費をおさえる方法として、以下の2つがあげられます。
・できるだけ一定のスピードで走行する
・アイドリングの使用を控える
それぞれの内容について、詳しく見ていきましょう。
できるだけ一定のスピードで走行する
車を急発進させたり極端にスピードを落として走行したりすると、ガソリンの消費を促進させるといわれています。
そのため、なるべく一定のスピードで走行するとガソリンの消費をおさえられる可能性があります。一般的に車の速度は時速70キロメートル程度で走行する場合が燃費がよいとされています。
アイドリングの使用を控える
アイドリングの使用を控えるのも1つの対策方法となるでしょう。近年ではアイドリングストップが搭載されている車も増加傾向にあり、燃費がよくなる点から人気を集めているようです。
もしアイドリングストップがついていない場合も、20秒以上駐停車する場合はエンジンを停止させたほうがよいと考えられています。もし余裕があれば、ガス欠を防ぐために実践してみてください。
ガス欠の際にロードサービスを呼ぶと料金はどのくらいかかる?
ガス欠を引き起こしてしまった場合、ロードサービスを利用するケースが考えられます。このときの料金は利用するロードサービスによっても異なる可能性がありますが、一般社団法人 日本自動車連盟 (JAF)の場合は、非会員で3万2610円が目安とされていました。
なお、時間帯や場所によって、ロードサービスの利用料金は異なる場合があるようです。ここで紹介した金額はあくまでも目安とし、実際に利用しなければいけない場面では、あらかじめ確認するようにしましょう。
車のメーカーにより異なるが、給油ランプが光ってから約50キロは走行できる可能性がある
一般的に、給油ランプが光ってからも50キロメートル程度は走行できるといわれているようです。しかし、メーカーや車種、運転の仕方によっても走行できる距離には違いが生まれる可能性があるでしょう。
また、給油ランプが点灯してからガソリンを入れればよいと考えるかもしれませんが、その時点ではすでにガソリンがほとんどないケースもあるようです。そのため、給油ランプが点灯してからではなく、ガソリンメーターを見ながら、適切なタイミングでの給油を意識してみてください。
出典
トヨタ自動車株式会社 お問い合わせ・よくあるご質問
本田技研工業株式会社 燃料残量警告灯
マツダ株式会社 MAZDA CX-30 電子取扱説明書
一般社団法人 日本自動車連盟(JAF)ロードサービスの料金を調べる
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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