節約も考えて今年から「年賀状」を送るのをやめようと思います。失礼にならないようにやめる方法はありますか?
配信日: 2024.11.07
そこで今回は、年賀状を出す人の割合や年賀状をやめる方法を解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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今年年賀状を出す人の割合は約半数調査対象の49.5%
年賀状に関するアンケート調査によると「年賀状を出す」方は、全体の半数ほどとなっています。出すかどうかを決めかねている人も若干いるようですが、基本的には二人に一人程度が年賀状を出すと考えられるでしょう。
なお、年賀状を出す人の中でも、送る年賀状の枚数が減っている傾向にあるようです。年賀状を出し続けているものの、徐々に枚数が減っている方も少なくありません。
年賀状を出す理由としては「もらうと嬉しい」「上司に出さないと評価が落ちそう」「送られてくるから送り返す」といった回答があるようです。年賀状文化は現在も根付いており、継続している方も少なくないでしょう。
年賀状を送るのをやめる方法
年賀状を送るのをやめる方法としては、直接会って伝える、LINEやメールを利用する、何も伝えずに出さないなど、いくつかあります。
これまで年賀状で年始の挨拶をしていた方に対しては、「年賀状じまい」という方法で伝えるとよいでしょう。年賀状じまいとは、今回出す年賀状にて「来年からは、年賀状での新年挨拶を遠慮させてもらう」旨を伝える方法です。
例えば「今年を最後として、来年以降は、年賀状でのご挨拶を遠慮させていただこうと考えております」といった文章を年賀状に書き加えるとよいでしょう。理由を添えたり、お詫びの言葉を加えたりすることで、相手に失礼のない「伝え方」が可能になります。
また、年賀状の代わりに寒中見舞いを送り、「年賀状をやめる」旨を伝える方法もあるようです。そもそも年賀状は、新年を祝う「おめでたい風習」であるため、「新年の挨拶をやめる」といった暗い話題は避けた方がよいという考え方もあります。年賀状で「年賀状じまい」の挨拶をするのに抵抗がある場合は、寒中見舞いで伝えましょう。
年賀状を作成するのにかかる費用は?
今回の年賀状で「年賀状じまい」の挨拶をする場合、これからも年賀状を出し続ける場合、どちらにしても、今年は年賀状を作成する必要があります。そこで気になるのは、年賀状作成にかかる費用です。
年賀状を作る際にかかる費用は、作成方法によって異なります。作成方法と1枚あたりの費用は、表1の通りです。
表1
作成方法 | 1枚あたりの費用 |
---|---|
手書き | 85円(年賀はがき代のみ) |
アプリで作成しコンビニでプリント | 145円(年賀はがき85円+カラー60円) |
専門店に依頼 | 118円〜156円(年賀はがき代を含む) |
※筆者作成
年賀状の作成方法は、大きく分けて「手書き」「アプリで作成」「専門店に依頼」の3つが考えられます。表1は、それぞれの方法で作成した場合の、1枚あたりの費用です。
手書きで作成する場合は、年賀はがき代と筆ペンやボールペンなどの筆記用具代(今回は計算上省く)のみのため、もっとも安く作れるでしょう。
スマホのアプリを利用して年賀状を作成できるサービスもあり、コンビニのマルチコピー機を使うと145円程度で作成できます。無料アプリを活用することで、年賀はがき代と印刷代のみで作成可能です。
また、年賀状作成に対応している業者に依頼することで、簡単に年賀状が作れます。料金は118円〜156円程度で、依頼する枚数が多いほど安くなる可能性があります。
年賀状をやめるなら「年賀状じまい」がおすすめ
年賀状の送付をやめる際に相手に失礼のないようにするためには、「年賀状じまい」を行いましょう。年賀状じまいとは、「来年から年賀状による挨拶を遠慮する」旨を年賀状や寒中見舞いに記載して、相手に知らせる方法です。
事前に伝えておくことで相手に自分の気持ちが伝わり、丁寧な挨拶となるでしょう。
出典
郵便局 郵便年賀.jp 年賀はがき商品のご案内「無地」
株式会社セブン-イレブン・ジャパン マルチコピー機 プリント はがきプリント
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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