友人は「3万円」のワイヤレスイヤホンを使っていますが、私のものは「3000円」です。見た目や機能に目立った差はないと思うのですが、具体的にどのような点が異なるのでしょうか…?
配信日: 2024.11.15
音質を筆頭に、数年で飛躍的な進化を遂げているイヤホンですが、中でもワイヤレスイヤホンの台頭は大きな変化といえます。昨今はワイヤレスイヤホンの種類も豊富で、価格帯もさまざまです。
そこで、本記事では高価格帯と低価格帯のワイヤレスイヤホンの違いについて解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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ワイヤレスイヤホンの価格による違い
言及するまでもありませんが、ワイヤレスイヤホンの価格はピンからキリまであります。また、販売店舗もオーディオ関連の専門店や家電量販店だけでなく、最近では100円ショップでもワイヤレスイヤホンが販売されています。
主な価格帯は100円ショップで販売されている1000円前後のものから、手を出しやすい3000円〜5000円前後のもの、高級志向といえる2万円〜3万円以上に大きく分かれるでしょう。
ただし、ワイヤレスイヤホンは種類が豊富であるため、価格帯をもっと細分化して考えることも可能です。ここからは3000円前後と3万円前後のワイヤレスイヤホンにおいて、それぞれで異なる点について解説します。
音質
価格による違いが最も出るのは、イヤホンにおいて最も重要な音質です。値段が高くなるほど、高音質になるわけではありませんが、そう感じる可能性はあるでしょう。
特に1万円を超えるイヤホンは、それ以下の製品と比べると違いを感じやすいはずです。ただし、好みによっても左右される点には注意すべきでしょう。
ノイズキャンセリングの効き具合
ノイズキャンセリングとは周囲から聞こえる音を軽減させ、イヤホンから聞こえる音声をより聴きやすくするための機能です。全てのワイヤレスイヤホンに搭載されているわけではありませんが、価格による違いが現れる1つのポイントといえます。
外音の聞こえ具合
ノイズキャンセリングと対極的な機能といえるのが、外音の取り込み機能です。屋外での交通車両の音や、自宅でのインターホンを聞き逃さないようにするなど、意外と便利な機能です。
安価で低品質なイヤホンでは聞こえる外音が人工的で、時にはノイズが聞こえることもあります。対して、高価格のイヤホンは外音がクリアなものが多いため、ストレスなくイヤホンを利用できます。
付属機能の充実度
ノイズキャンセリングや外音の取り込み機能など、高価なイヤホンにはさまざまな便利機能が搭載されています。裏を返せば、低価格なイヤホンは搭載機能が少なく、シンプルなものが多いです。
音質調整や紛失時の位置特定機能が搭載されているイヤホンもあるため、高価格なイヤホンほどストレスなく、便利に音楽や映像作品を鑑賞する環境を作れるといえます。
見た目や質感
好みもありますが、高価格なイヤホンほど見た目や質感にこだわりが見られます。端的にいえば、高級感です。
イヤホンは日常的に使って身につけるものであり、持ち運ぶものでもあります。ファッションの一部として見た目にもこだわりたい方にとっては、高価格な方が好みのデザインに出会える可能性は高いといえるでしょう。
ワイヤレスイヤホンの選び方
種類が多く、価格幅も広いワイヤレスイヤホンは選び方に苦労する方も多いでしょう。その場合はいくつかポイントを絞ることで、格段に探しやすくなるはずです。
絞るべきポイントの1つは予算です。ワイヤレスイヤホンの価格は手頃なものから高価なものまでありますがですが、予算の上限を作ることで選択肢を絞れるため、選びやすくなるでしょう。
音質もワイヤレスイヤホンを選ぶうえで大切なポイントです。特に、好きな音楽ジャンルに合う音かどうかは必ずチェックしましょう。
想定される利用シーンも、ワイヤレスイヤホン選びには重要です。例えば、仕事に集中するためにノイズキャンセリングが強いもの、ジョギング用に耳から落ちにくいものなど、搭載機能と関連付けながら選ぶとよいでしょう。
音質や搭載機能、ビジュアルに違いが出る
ワイヤレスイヤホンは価格の幅が広く、多種多様な製品が展開されています。
手が届きやすい3000円前後のものと高級志向といえる3万円前後の製品であれば、第一に音質に違いが出ます。さらに、ノイズキャンセリングや外音の取り込み具合など、付属機能にも違いが見られるでしょう。
機能面だけでなく、質感などのビジュアルにも違いが出るため、ファッションとしての価値も見出すのであれば、高級志向のワイヤレスイヤホンがおすすめです。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー