映画好きの友人に「映画は劇場で見なきゃ」と言われました。「劇場」と「サブスク」 のどっちで見る人が多いですか? 1年に「30本」見るとして、「費用」はどれだけ違いますか?
配信日: 2024.12.02
では、劇場とサブスクではどちらで映画を観る人が多いのでしょうか。その比率と1年間で映画を30本観る場合の費用の差を解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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劇場とサブスク、どちらで観る人が多い?
まずは、劇場とサブスクのどちらで映画を観る人が多いのか、GEMPartners株式会社のアンケート調査を基にみてみましょう。
結論からいうと、映画のジャンルによって、劇場とサブスクで分かれているようです。
劇場で見たい映画のジャンルで最も多かったのが、洋画はアクション・バトル、SF、ファンタジー、アメコミ・ヒーローです。邦画も同様に、アクション・バトルが多くなっています。また、アニメ映画やディズニー映画も劇場で見たいという人が多い結果となっています。
アクション・バトルは劇場で観るとスリルや臨場感が味わえて、より映画を楽しめると感じる人が多いのかもしれません。
一方、時代劇やコメディ映画は劇場より家で観たいという人の方が多いようです。面白いシーンは巻き戻したり、ゆっくり観られたりするメリットがあるため、サブスクが適している可能性があります。
劇場とサブスクの魅力
次に、劇場で映画を観るメリットを解説します。映画館とサブスクに、それぞれどのような魅力があるのでしょうか。
劇場で観るメリット
劇場で観る最大のメリットは、環境や設備だといえるでしょう。また、音声もクリアではっきりしており、シアター中に響き渡るため、映画の世界観を堪能することができるでしょう。
サブスクで観るメリット
サブスクで観る最大のメリットは、時間にとらわれずに自分のペースで鑑賞できることです。夜遅い時間でも、サブスクであれば好きなときに観ることができると考えられます。映画のジャンルも幅広く、目的の映画がない場合でも、気の向くままに映画を選ぶことができるでしょう。また、途中で止めておくこともできるため、時間を有効に使えるのも魅力です。
費用はどのくらい違う?
次に、1年間で映画を30本観た場合、どのくらい費用に差があるのかを解説します。劇場はTOHOシネマズ、サブスクはNetflixを参考にしています。
表1
料金 | 1年間で30本観た場合の総額 | |
---|---|---|
TOHOシネマズ | 2000円 | 6万円 |
Netflix | 月額890円 | 1万680円 |
※各HPの料金を基に筆者作成
表1から、劇場とサブスクの費用の差は年間で4万9320円になることが分かります。劇場によっては会員割引があったり、曜日によって安くなったりする日があるため、日付を選んで行くことで、費用を抑えられる可能性はあるでしょう。
それでも、1年間で見てみると大きな差があるため、サブスクのほうが大幅にコストを抑えられると考えられます。劇場は映画を楽しめる場所ではありますが、毎回行くとなると、費用の負担は大きい傾向にあります。映画をたくさん観る人は、劇場よりもサブスクの方がコスパはよいといえるでしょう。
コスト削減ならサブスクがおすすめ
サブスクに登録しておけば、いつでもどこでも映画を観ることができます。サブスクはゆっくり自分のペースで観たい方や、映画にかける費用を抑えたい方におすすめです。一方、劇場で観る映画も迫力があって楽しめます。
映画鑑賞が好きな人は、劇場で観るものと家で観るものをあらかじめ決めておけば、さらに楽しむことができる可能性があります。予算を考えながら自分に合った方法で映画を楽しみましょう。
出典
GEM Partners株式会社 新型コロナウイルス流行下でのエンタテイメント消費行動に関する調査(PR TIMES)
TOHOシネマズ 料金・割引サービス表
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執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー