更新日: 2024.12.07 その他暮らし

【実録】強盗事件の増加で、戸建てのわが家に防犯シャッターを「15万円」で導入! 設置して感じたメリット・デメリットとは? その他で検討した“防犯対策”も紹介

【実録】強盗事件の増加で、戸建てのわが家に防犯シャッターを「15万円」で導入! 設置して感じたメリット・デメリットとは? その他で検討した“防犯対策”も紹介
昨今、首都圏を中心に強盗の発生件数が増加しています。強盗の実行役は闇バイトを通じて募集されるケースが目立っており、警察庁が公式サイトを通じて闇バイトに対する注意喚起を行うほど事態は深刻になってきています。
 
こうした事態を受けて、最近では強盗をはじめとする防犯対策に取り組む家庭も少なくありません。わが家も同様で先日防犯シャッターを導入しました。
 
本記事では、筆者の実体験をもとに、防犯対策の中から防犯シャッターを選んで感じたメリットやデメリット、費用感について解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

防犯シャッターと予算について

筆者の家では、2階のベランダに通じる窓に防犯シャッターを導入しました。この窓は人目のある開けた場所に面しており危険度が高いとは認識していたのですが、それまでは補助鍵の追加と防犯フィルムを貼る程度の防犯対策しかしていませんでした。
 
しかし、昨今の強盗の増加をきっかけに、家のメンテナンスのタイミングで手動式のシャッターを設置しました。国産メーカーが販売している手動式シャッター(幅約1.7メートル×高さ約2メートル)の場合、設置費用込みで6万~16万円程度が相場で、実際に筆者も、購入費10万円、工事費5万円の合計15万円で設置できました。
 

防犯シャッターを導入してみて感じたメリット・デメリット

防犯シャッターを導入してからある程度時間が経過して、防犯シャッターの使い勝手も徐々に分かってきました。実際に防犯シャッターを導入して感じたメリット、そしてデメリットについて解説します。
 

メリット

まず、防犯シャッターの導入によって心理的な安心感が生まれました。実際に何度かシャッターを使用してみましたが、それほど強い力を必要とせずスムーズに開閉できました。見た目の威圧感も強く、実際の防犯効果にも期待が持てます。
 
また、防犯のみならず、台風のときに窓を保護できる点も防犯シャッターのメリットです。
 

デメリット

デメリットはあまり感じませんでしたが、強いていえば防犯シャッターを閉めるときの音が気になります。また、防犯シャッターの開閉が手動のため煩わしく感じる瞬間もあったため、予算があれば電動式のほうがよいかもしれません。なお、電動式シャッターの相場は10万~35万円ほどです。
 
ただし、電動式は停電のとき使用できなくなる点がデメリットのため、メリットとデメリットをよく比較することをおすすめします。
 

防犯シャッター以外に検討した防犯対策

筆者の家では防犯シャッターを導入しましたが、防犯対策はもちろんほかにも存在します。筆者が実際に検討した、防犯シャッター以外の防犯対策について解説します。
 

防犯カメラ

防犯対策の代表的なものとして、防犯カメラが挙げられます。防犯カメラは弾丸のような筒状のバレット型と、丸みを帯びたフォルムが特徴的なドーム型の2種類に分類できます。
 
バレット型は見た目の威圧感があり、犯罪の抑止効果が期待できるのが魅力です。一方のドーム型は、撮影範囲の広さが強みです。
 
防犯カメラの設置にかかる費用は、設置場所によって異なります。屋内の据え置き型であれば1000円から購入できるものもあり、屋外向けのものは本体購入費や工事費込みで20万円ほどかかります。
 

警備会社

24時間365日体制で見守る、ホームセキュリティサービスを利用する人もいます。サービスの内容は侵入の検知や警察への通報などが基本で、長期間家を留守にするときも安心です。
 
費用は警備会社によって異なりますが、参考までに紹介すると、大手警備会社ALSOKの場合は月額4070円から利用できます。
 

無理のない範囲で防犯対策を行うことが大切

昨今の強盗事件の多発を受け、筆者が設置した防犯シャッターについて紹介しました。防犯シャッターの導入によって、本来の目的である住宅の防犯性能の向上をはじめ、メリットがもたらされました。しかし、窓の作りによってはシャッターをあとから設置できない場合もある点、手動式か電動式かによって必要な予算が変わる点に注意が必要です。
 
物騒な事件が続いていますが、みなさんも無理のない範囲で防犯対策を行いましょう。
 

出典

警察庁 いわゆる「闇バイト」の危険性について
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集