何歳までに結婚する人が多い? 結婚観の実態や結婚費用について解説

配信日: 2025.01.08 更新日: 2025.01.09

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何歳までに結婚する人が多い? 結婚観の実態や結婚費用について解説
近年、結婚に対する価値観は多様化し、年齢を重ねてから結婚する人も増えてきました。しかし、世間の人は「何歳までには結婚したい」と考えているのか、知りたい人も多いでしょう。
 
本記事では、結婚年齢の傾向や結婚にかかる費用の目安をはじめ、30歳以降に結婚するメリットや、結婚前に準備しておくことなどを紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

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世間の結婚観の実態

ここでは、株式会社オーネットの「恋愛・結婚に関する意識調査」をもとに何歳で結婚したいかという質問に対する回答を表1にまとめました。
 
表1

女性 男性 全体
いますぐ(19~20歳) 3.3% 3.7% 3.5%
21歳 0.8% 0.8% 0.8%
22歳 4.9% 1.2% 3.1%
23歳 6.9% 4.1% 5.6%
24歳 8.6% 10.0% 9.3%
25歳 24.9% 27.8% 26.3%
26歳 16.3% 12.4% 14.4%
27歳 11.4% 10.4% 10.9%
28歳 11.8% 11.6% 11.7%
29歳 4.1% 2.5% 3.3%
30歳 4.9% 9.5% 7.2%
31歳以上 2.0% 5.8% 3.9%

※株式会社オーネット「【第28回】 2023年 新成人の「恋愛・結婚」に関する意識調査」より筆者作成
 
調査結果では、男性の27.8%、女性の24.9%が25歳を理想の結婚年齢として挙げており、全体では26.3%と、およそ4人に1人の割合です。また、26歳や27歳と回答した人が多くいる一方、30歳以上で結婚したいと考える人は少ない傾向にあることが分かります。日本では多くの人が20代半ばから後半を結婚の適齢期と捉えているようです。
 

結婚にかかる費用の相場

リクルートブライダル総研の「ゼクシィ結婚トレンド調査2023」によると、結婚にかかる費用は平均416万円です。今回の調査では、結婚にかかる費用の範囲は、結納・婚約から新婚旅行までとしています。各イベントにかかる費用の詳細は表2の通りです。
 
表2

結納式にかかる費用 25万6000円
両家の顔合わせにかかる費用 6万9000円
婚約指輪 43万3000円
結婚指輪(2人分) 30万8000円
挙式・披露宴・ウエディングパーティ 356万3000円
新婚旅行 53万4000円
新婚旅行土産 5万4000円

※リクルートブライダル総研「ゼクシィ結婚トレンド調査2023」より筆者作成
 

30歳以降に結婚するメリット

30代に入ると、仕事で責任あるポジションに就くことが増え、結果的に収入が安定しやすくなる傾向があります。また、30代は社会人としての経験が蓄積されたり経済的に独立していたりするため、結婚後も自分の収入だけで生活を支えられるケースが多いようです。
 
そのため、パートナーとの共同生活が安定しやすく、2人分の収入で生活費をまかなうことで、より余裕を持った暮らしができるようになる可能性があります。
 
さらに、年齢を重ねることでお金の使い方や管理方法に自信がつき、結婚後の生活をより計画的に行える可能性があり、経済的な安定を維持しやすくなると考えられます。30歳以降の結婚は、経済的により充実した生活を送るための一つの選択肢となるでしょう。
 

結婚する前に準備しておきたいこと

結婚を決める前には、資金の計画を立てて、無理のない範囲で貯金をしていくことが必要です。結婚式や新婚旅行は思い出に残る大切なイベントですが、かなりの費用がかかることが予想されます。
 
「こんな結婚式を挙げたい」「この場所に新婚旅行に行きたい」などの具体的なビジョンを描き、貯金を進めていきましょう。二人で協力し合って毎月一定額を貯めていくことで、目標に近づく実感がわき、結婚に向けた準備を楽しみながら進められる可能性があります。
 

最も多い結婚したいと考える年齢は25歳

調査結果によると、25歳を理想の結婚年齢として挙げる人が多い傾向にあり、全体の約4人に1人が望んでいることが明らかになりました。
 
しかし、30歳以降に結婚する選択肢も増えており、金銭的な安定や経験を活かした生活設計が可能になるといったメリットを得られる可能性もあります。結婚には多くの費用がかかるため、事前の資金準備や目標設定が大切です。結婚を考える際には、ライフプランをしっかりと見据えて準備を行いましょう。
 

出典

株式会社オーネット 【第28回】 2023年 新成人の「恋愛・結婚」に関する意識調査(PR TIMES)
株式会社リクルート ゼクシィ結婚トレンド調査2023
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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