葬式の香典に「新札はマナー違反」と注意された!「折り目のあるお札」は失礼じゃないの? 参列時の注意点もあわせて紹介
配信日: 2025.01.13
本記事では、葬式に関するマナーや香典の相場を紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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葬式に関するマナー
葬式では、マナーを知っておかないと恥をかいてしまうかもしれません。香典に関するマナーや葬式のあいさつに関するマナーを紹介します。葬式のマナーを学び、不安をなくしておきましょう。
香典袋へのお金の入れ方
香典袋へお金を入れる際は、香典袋の表側に対して、お札を裏側で下向きに入れるのがマナーです。香典袋にお札を入れるときは、お札の方向を確認しましょう。
またお金は、「新札」や「古すぎるお札」は避けるようにしてください。「新札」を入れてはいけない理由は、新札は事前に準備が必要で、まるで「不幸が起きるのを予想していた」と捉えられる可能性があるからです。
「古すぎるお札」を入れてはいけない理由は、使い古されてボロボロになっているのは失礼にあたるからです。香典袋にお札を入れるときは、適度に使用感のあるお札を選びましょう。
香典袋の書き方
香典袋の書き方は、薄墨の毛筆や筆ペンで書くのがマナーです。香典の外袋には、上側に表書き、下側に自分の名前を書きます。表書きは宗教や宗派によって異なり、仏教であれば「御香典」や「御霊前」、「御仏前」と書きます。キリスト教であれば「御花料」や「献花料」、神式なら「御玉串料」や「御神前」です。
香典を自分1人で渡す場合は、自分のフルネームを書き、夫婦で渡す場合は、夫のフルネームの横に妻の名前を書きます。中袋の表側には金額を書き、裏側には住所と名前を書いてください。
香典の渡し方
香典は、絹やちりめんでできた「袱紗(ふくさ)」に包んで持参します。香典を渡すときは、右手に袱紗を乗せ、左手で袱紗を開き、香典袋を出します。相手に香典の文字が読めるように、両手で渡しましょう。
香典を渡すタイミングは、お通夜か葬式のどちらか1回です。葬式では、同じ行動を2回するのは、不幸が重なるのでタブーとされており、避けるようにしてください。
葬式のあいさつで注意すべき言葉
葬式でお悔やみのあいさつをする際は、忌み言葉は使わないようにしましょう。「死ぬ」や「急死」など死を連想させる言葉は避け、「ご逝去」や「突然のこと」と言い換えるようにしてください。
そのほかにも「たびたび」や「ますます」などの言葉が重なるものは使わず、「よく」や「もっと」と言い換えるように気を付けましょう。
香典の金額の相場
香典の金額は、4や9を避けるようにしてください。香典の金額の相場は、故人との関係性によって異なります。
親の場合は5万円から10万円です。兄弟姉妹の場合は3万円から5万円です。祖父母の場合は1万円から5万円になります。同居しているかどうかは関係なく、配偶者の祖父母にも同じ額の香典を包みます。そのほかの親族であれば、1万円前後です。友人や勤務先の関係者であれば、5000円から1万円を包みましょう。
葬式はマナーに気を付けて参列しましょう
葬式では、遺族が不快な思いをしないように配慮する必要があります。事前に葬式のマナーを知っておくと、焦らずに済みます。葬式は、香典やあいさつの言葉などマナーに気を付けて参列しましょう。
出典
株式会社鎌倉新書 【第6回】お葬式に関する全国調査(2024年)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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