メンズ地下アイドルにハマっている友人は、最近「新宿駅」に「推し広告」を出したそうです。都心ですし、かなりの「値段」がするのではないでしょうか…?
配信日: 2025.01.18
その中でも注目を集めている推し活方法が、推し広告です。応援広告やセンイル広告とも呼ばれており、韓国発祥だとされています。推し広告はファンの間でも目立つ推し活の1つですが、気になるのは費用でしょう。
そこで本記事では、推し広告を行う際の費用相場と共に、推し広告のメリットやデメリットなども解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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推し広告とは?
韓国発祥とされている推し広告は、応援広告やセンイル広告とも呼ばれており、新たな推し活文化の形として日本でも注目されています。
ファンが推し広告を出す動機はさまざまですが、誕生日や記念日などのお祝いや感謝の気持ちを表現するためであることが多いようです。
推し広告の展開方法は、街頭ビジョンや電車内の中づり広告、駅構内のポスター、SNSなど多岐に渡ります。なお、推し広告は媒体型広告とグッズ型広告、イベント型広告の3種類に分かれるとされています。
媒体型広告とは駅構内や電車内、新聞、バス、デジタルサイネージ、SNSなどに広告を掲載するタイプで、推し広告の中では最もイメージしやすいかもしれません。
グッズ型広告とはファンがグッズを作成し、ファンに配布したり販売したりする広告方法です。
イベント型広告とは、推しの誕生日や記念日などに合わせたイベントを開催する方法で、ファン同士が交流するファンミーティングもこれに含まれます。
また、近年では上記を組み合わせたハイブリッド型の広告も増え、より多様化しています。
推し広告のメリットとデメリット
推しへの想いを表現できる推し広告にはメリットが多いように感じますが、デメリットも存在するため注意が必要です。
推し広告で得られる可能性があるメリットは、以下の通りです。
●推しの誕生日や記念日などをお祝いできる
●感謝の気持ちを推しへ伝えられる
●ファン同士が交流できる
●推しに対する、世間の認知度を高められる
●推しから反応をもらえる可能性がある
推しに対するお祝いや感謝の気持ちを、盛大に表現できる点が推し広告における最大のメリットといえるでしょう。最近はSNSの発達と普及により、他人同士が交流しやすい状況にありますが、ファン同士が交流するきっかけとなることも推し広告ならではのメリットだと考えられます。
対して、推し広告により生じる可能性があるデメリットは、以下の通りです。
●費用がかかる
●準備や実行に時間と手間がかかる
●推しや自身への批判が起こる可能性がある
推し広告を行うには相応の費用と共に、時間と手間がかかります。デザイン制作や掲載依頼など、お金がかかるポイントはさまざまです。推し広告を出すには推しサイドへの許可取りも必要であり、慣れない対応に困惑することもあるかもしれません。
また、掲載内容やタイミング、その後の世間の反応などによっては、推し広告が原因で自身や推しが批判される可能性もあります。いわゆる、炎上です。ファンによる大きな行動が大衆の目に留まる推し広告は、少なからず批判の可能性があることを考慮すべきでしょう。
推し広告の掲載に必要な費用
推し広告を駅構内に掲載する場合、広告のサイズや掲載場所、掲載方法などによって費用は異なります。比較的安価で掲載できるポスター広告の場合、JR新宿駅であれば約2万円からとされているようです。
駅構内の広告としては、デジタルサイネージも定番の1つです。複数の柱に掲載でき、動画によるインパクトもあるデジタルサイネージを掲載するための費用は、新宿駅東口の場合で20万円程度とされているようです。
ただし、上記はあくまで広告の掲載費用であり、広告のデザイン料は含まれません。誰かにデザインを発注する場合は、上記の広告料にデザイン料が加算されます。なお、デザイン料はデザイナーなどによって大きく異なると考えられます。
JR新宿駅の場合、約2万円~
推し広告の掲載費用は掲載場所やサイズ、広告方法などにより異なりますが、比較的安価なポスター広告で、JR新宿駅に掲載する場合は約2万円~とされているようです。
一般人でも手が出せる金額ではありますが、デジタルサイネージに掲載する場合は新宿駅の場合で20万円程度からとされており、大きな費用がかかります。
また、広告のデザインをデザイナーなどに依頼する場合はデザイン料が発生するため、より多くの費用がかかる可能性があるでしょう。
出典
株式会社ジェイアール東日本企画 JR線駅ランク別広告料金
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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