金欠で友人の結婚式のご祝儀「3万円」が出せない…!中途半端に「2万円」包むなら、欠席した方がいいですよね?
配信日: 2025.01.26 更新日: 2025.01.27
そこで考えられることが、「ご祝儀に包む金額を減らす」という方法です。とはいえ、昔から結婚式のご祝儀に2万円は縁起が良くないと考えられているため、「3万円を包めないなら欠席した方がよいのでは?」と考える人もいるかもしれません。
今回は、ご祝儀「2万円」はNGなのか、ご祝儀を出せない場合の対処法などについてご紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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ご祝儀の相場は3万円……2万円はNG?
一般的に結婚式におけるご祝儀の相場は3万円とされています。2万円は偶数で割り切れてしまうため、「別れ」を連想させ、縁起が悪いといわれているようです。しかし、ご祝儀は必ずしも3万円でなければいけないわけではありません。以下のような方は、2万円でも問題ないと考えられる場合もあります。
●学生の方
●社会人1、2年目の方
●お金の準備がどうしても難しい方
特に大学生のうちに友人が結婚する方や社会人になってまだ給料を多くもらっていない方にとって、3万円を包むことが難しい場合もあるでしょう。そのため、上記のような方は2万円でもよい場合があります。
ただし、自身が先に結婚式を挙げており、ご祝儀で3万円もらっていた場合は同額の金額を返す方がトラブルなどは防げるでしょう。どうしても3万円を包むことが難しい場合は、友人に相談してみるのもひとつの方法です。
結婚式のご祝儀「3万円」は高い?
株式会社トキハナの「結婚式・結婚に関する不満を教えてください!アンケート」によると、20代回答者の64.3%が「ご祝儀3万円は高いと思う」と回答しています。
回答者の中には友人の結婚式が続いた方もおり、毎回3万円を包むと負担が大きいと感じる方もいるようです。また、同調査によると、20代の毎月の平均的な貯金額は73%が3万円以下と答えており、多くの方が経済状況にそれほど余裕がないと考えられます。
さらに、ご祝儀以外にも洋服代やヘアメイク代、交通費などの準備が必要です。結婚式に参列するだけでも費用がかかるため、ご祝儀の「3万円」は多く感じる方もいるでしょう。
金欠でご祝儀を払えない場合の対処法
金欠でご祝儀を3万円包めないからといって、大切な友人の結婚式を欠席する必要はないでしょう。とはいえ、ご祝儀がどうしても払えない方や2万円しか包めない場合は、以下のような対応がおすすめです。
●事前に相談する
●ご祝儀と別にお祝い品を準備する
●2万円の包み方を工夫する
●メッセージカードなどを一緒に渡す
●新郎新婦を食事に誘う
●結婚式に参列せずに、後日お祝い品を渡す(事前に欠席すると伝えた場合)
いずれも、新郎新婦に祝福の気持ちを伝えられる方法です。また、事前に金銭事情を友人に相談しておけば、理解を示してもらえるでしょう。
急きょ欠席するのは失礼に当たる可能性も
ご祝儀が準備できないという理由で、結婚式に出席すると伝えておきながら急きょ欠席することは避けた方がよいでしょう。出席する方には食事などが準備されているため、費用などもかかっています。そのため、急きょ欠席する方が失礼に当たる可能性があります。
ご祝儀が包めないという理由で欠席したい場合は、新郎新婦へ相談をして、別の方法でお祝いするとよいでしょう。
結婚式のご祝儀は必ずしも3万円でないといけないわけではない!
結婚式のご祝儀は絶対に3万円でないといけないわけではありません。ご祝儀の2万円は縁起が悪いと考えられていましたが、現在は「夫婦」や「ペア」などのイメージもあり、以前ほど悪いイメージを持っていない方もいるようです。
たしかに、世間一般的には3万円が好ましいかもしれませんが、経済状況が安定しない方や社会人になっていない方には難しい場合もあるでしょう。そのため、新郎新婦に相談したうえで、ご祝儀の金額を決めるのもひとつの手段です。
そして、何よりも大切なのは、新郎新婦への祝福の気持ちです。ご祝儀も大切ですが、メッセージカードやお祝い品など、別の形でも祝福できます。
「2万円しか包めないけど何かしたい」と考えている方は、プラスアルファを検討してみるとよいでしょう。
出典
株式会社トキハナ 結婚式・結婚に関する不満を教えてください!アンケート(PR TIMES)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー