「無料お試し期間」の誘惑に負け登録!しかし解約を忘れ結局「会費」を払うことに…実際には利用していないので返金してもらえますか?

配信日: 2025.01.30

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「無料お試し期間」の誘惑に負け登録!しかし解約を忘れ結局「会費」を払うことに…実際には利用していないので返金してもらえますか?
動画配信などのサブスクリプションサービスの利用でよくある事例として、「無料お試し期間に登録したまま解約するのを忘れてしまい、料金を払うことになってしまった」というものがあります。
 
このようなケースでは「有料になってからは利用していないので、返金してほしい」と思う人もいるでしょう。
 
本記事では「無料お試し期間」を解約し忘れた場合にどうなるのかということについて、よくあるトラブル事例やトラブルを防ぐ方法とあわせてご紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

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「無料お試し期間」の解約を忘れるとどうなる?

定額料金を支払うことで商品やサービスを一定期間利用できる仕組みをサブスクリプションといいます。サブスクリプションには無料お試し期間が設けられている場合もあり、その期間のみ利用するつもりで申し込む人もいるでしょう。
 
無料お試し期間が終了すると料金が発生するため、解約手続きをし忘れてしまった場合は、料金を支払わなければなりません。このようなサービスは定額制なので、いっさい利用しなくても解約しない限り料金は発生するのです。
 
そのため、無料お試し期間終了後にサービスを利用するつもりがない場合は、料金が発生してしまう前に解約手続きを行わなければなりません。
 

「無料お試し期間」の解約に関するトラブル事例

サブスクリプションの無料お試し期間の解約に関しては、以下のようにさまざまなトラブル事例が報告されているようです。

●無料お試し期間中に解約したつもりだったが、クレジットカードの引き落としが続いている。
●お試し価格で一度だけサービスを利用したら本会員登録されており、定額コースの支払いが発生した。
●無料お試し期間中に動画視聴サービスに会員登録し、料金が発生する前に解約したが、クレジットカードへの料金請求があった。調べたら、音楽聴き放題のオプションサービスにも同時に申し込む仕組みになっていた。
●「1ヶ月無料お試し」を利用し、1ヶ月たったので利用をやめたのに料金を請求された。利用をやめたら自動的に解約されると勘違いしていた。

トラブルの中には、利用規約をよく読まなかったことが原因で引き起こされたものもあると考えられます。利用規約を理解せずに利用した場合は、一度発生した料金の返金を求めることは難しいと考えた方がよいでしょう。
 

「無料お試し期間」の解約に関するトラブルを防ぐには?

無料お試し期間の解約に関するトラブルを防ぐためには、利用規約をすみずみまで読み、理解したうえで利用することが大切です。
 
特に、無料期間がいつ終了するのか、無料期間終了後は自動的に有料サービスに移行するのかを確認しておきましょう。解約時にログインできなくなるおそれもあるため、登録時に使用したメールアドレスやパスワードなどのアカウント情報はしっかり管理しておく必要があります。
 
また、無料期間の終了が近づいていることに気づけるよう、スマホのカレンダーアプリなどを利用して通知が届くように設定しておくと安心です。そのほかにも、利用しているサービスが多くなると管理しきれなくなるため、定期的に見直して整理することも対策になると考えられます。
 
サブスクリプションによっては解約後も請求期限まで利用できるサービスもあるようです。その場合は早めに解約しておくのもひとつの方法かもしれません。
 

利用規約に記載されていれば利用していなくても返金は難しいと考えられる

サブスクリプションなどのサービスを利用する際、無料お試し期間に申し込んだまま解約し忘れ、料金が発生してしまうこともあるでしょう。
 
「実際に利用していなければ返金を求めることができるのでは?」と思うかもしれませんが、無料期間終了後は有料サービスに移行する旨が利用規約に記載されていれば、返金は難しいと考えられます。
 
トラブルを防ぐためには利用規約をよく確認したうえでサービスを利用するとともに、無料お試し期間の終了が近づいてきたら通知が届くようスマホのアプリなどで設定をするなど対策をしておくとよいでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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