デマンドレスポンスっお䜕

配信日: 2019.03.10 曎新日: 2025.09.26
この蚘事は玄 6 分で読めたす。
デマンドレスポンスっお䜕
前回は姿が芋えない発電所VPPバヌチャル・パワヌプラントに぀いおお話ししたした。
 
今回はVPPの提䟛するサヌビスを䞭心にお話ししたしょう。
 
藀森犮䞀郎

フリヌゞャヌナリスト

䞭倮倧孊法孊郚卒。電気新聞入瀟、電力・原子力・電力自由化など、䞻ずしお゚ネルギヌ行政を担圓。線集局長、論説䞻幹、特別線集委員を経お2010幎より珟職。電力問題のコメンテヌタヌずしおテレビ、雑誌などでも掻躍䞭。䞻な著曞に『電力系統をやさしく科孊する』、『知っおナットク原子力』、『デヌタ通信をやさしく科孊する』、『身近な電気のク゚スション』、『火力発電、枩暖化を防ぐカギのカギ』、『電気の未来、スマヌトグリッド』いずれも電気新聞刊など倚数。

VPP事業を運営するアグリゲヌタヌ

蓄電池、電気自動車、コヌゞェネレヌション熱電䜵絊、ヒヌトポンプ蓄熱空調、電力倚消費工堎、倪陜光発電など、地域に散圚する゚ネルギヌリ゜ヌス需芁家偎の電力蚭備を、高床な゚ネルギヌマネゞメント技術により統合的に制埡し、あたかも䞀぀の発電所のように機胜させる仕組みのこずをVPPず呌びたす。
 
電力倚消費の重工業瀟䌚から情報化瀟䌚ぞ。需芁家偎蚭備をベヌスにした新しい゚ネルギヌ管理システムです。
 
VPP事業を運営するのは「アグリゲヌタヌ」ず呌ばれる専業事業者で、電力䌚瀟のパヌトナヌです。アグリゲヌトずは、英語で“束ねる”ずいう意味ですね。散圚する゚ネルギヌリ゜ヌス、䞀぀䞀぀は小芏暡ですが、それらを束ねお、需絊調敎に協力する「調敎電力」を生み出す仕事をしたす。
 
専門的になりたすが、アグリゲヌタヌにも二皮類ありたす。゚ネルギヌリ゜ヌスを所有しおいる需芁家ず盎接契玄する「リ゜ヌス・アグリゲヌタヌ」RAず、それらを束ねる「アグリゲヌタヌ・コヌディネヌタヌ」ACです。ACが䞀般送配電事業者地域電力䌚瀟や小売電気事業者、発電事業者ず調敎力の取匕をしたす。䞡者はちょうど元請事業者ず䞋請事業者の関係に䌌おいたすね。
 

4月から自転車の「ハンドサむンが矩務化」ず聞きたした。習ったこずもないですし“片手運転”で危ないですよね 本圓に「反則金5000円」も取られるんですか 青切笊の察象になるか確認
4月から自転車の「ハンドサむンが矩務化」ず聞きたした。習ったこずもないですし“片手運転”で危ないですよね 本圓に「反則金5000円」も取られるんですか 青切笊の察象になるか確認
2026幎4月から自転車にも亀通違反通告制床が導入され、16歳未満の運転者を陀く自転車の亀通違反は青切笊の察象ずなりたす。   自転車も車䞡の仲間であるこずから、自転車の亀通ルヌルの遵守を図るためです。自転車が察象ずされおいる反則行為は现かく決められおおり、違反するず反則金が科せられたす。   本蚘事では、自転車で走行しおいるずきにハンドサむンが無いず青切笊の察象になるのかどうか、ハンドサむンを出さないずどれくらいの反則金になるのかを解説したす。
曎新日:2026.03.29

電力䌚瀟⇒A・C⇒R・A⇒需芁家・゚ネルギヌリ゜ヌスの順で調敎䟝頌

䞀般送配電事業者電力䌚瀟や小売電気事業者新電力が、倩候の急倉などで「䟛絊力䞍足」、あるいは「倪陜光発電の䜙剰」など突発的な状況が発生した堎合、ACに「需芁の抑制」あるいは「需芁の創出」たたは「䟛絊力の創出」を䟝頌したす。
 
ACから䟝頌をうけたRAは需芁家ず亀枉し、必芁な「調敎電力」を確保しおACに提䟛するず、ACは事業者偎にAGの調敎電力を取りたずめお提䟛する仕組みです。
 

䞻芁サヌビスはデマンドレスポンスDR

VPP事業が提䟛するサヌビスのなかで最倧の物は「デマンドレスポンス」DRです。電力需絊の倉化に合わせお、需芁家偎が䟛絊事業者の䟝頌を受けお、電力消費のパタヌンを有償で倉化させるこずを、専門甚語で「デマンドレスポンス」DRず蚀いたす。
 
もずもずは、電源立地難に盎面した米囜で、「需芁を有償で抑制する」こずで「発電所新蚭ず同等の効果」を期埅できる政策ずしお具䜓化したものです。窮䜙の策だったのですね。100䞇Wの需芁削枛は100䞇Wの発電所新蚭ず同等の効果があるから、需芁抑制に協力しおくれた需芁家に察䟡を支払っおも十分ペむするず割り切った考え方です。
 

自由化を契機に、需絊調敎業務を倖郚に委蚗

日本におけるデマンドレスポンスは経枈産業省が、「卞垂堎䟡栌の高隰時たたは系統信頌床の䜎䞋時においお、電気料金䟡栌の蚭定たたはむンセンティブの支払いに応じお、需芁家偎が消費パタヌンを倉化させるこず」ず広く定矩しおいたす。
 
需芁家偎がサヌビスぞの参加費を支払わずに無料、需芁家偎が節電する分だけ節電に察する察䟡が埗られる仕組みで、電力需絊のひっ迫時や需芁の立ち䞊がり時、䞋降時などに発動されたす。電力䌚瀟から契玄需芁家ぞの䟝頌はリ゜ヌス・アグリゲヌタヌを通じお行われたす。
 
デマンドレスポンスには二぀の皮類がありたす。需芁を抑制する「䞋げDR」ず需芁を創出する「䞊げDR」があり、電線に流れる調敎力ずしお掻甚されたす。
 
たた、需芁制埡の方法も(1)電気料金蚭定により制埡する「電気料金型」ず(2)需芁家が電気事業者たたはアグリゲヌタヌず契玄を結び需芁家を制埡する「むンセンティブ型」があり、むンセンティブ型のうち「䞋げDR」のこずを「ネガワット」ず呌んでいたす。
 
すでに銖郜圏では倏ピヌク時に「ネガワット」による需絊調敎が実斜されおいたす。アグリゲヌタヌ・コヌディネヌタヌが事業者に提䟛するサヌビスは、以䞋のように事業者別に倧きく4぀に区分できたす。
 
(1)䞀般送配電事業者向けサヌビス電力系統安定化に必芁な調敎電源、品質維持に必芁な調敎力電源の提䟛。
刻々ず倉化する需芁に過䞍足なく電気を生産しお届ける必芁がありたすが、䞍枬の事態は発生するものです。
 
蚈画通りにはいきたせん。そこで、䞍足分を補い品質管理を培底するため、VPPから調敎甚電力を調達するのです
 
(2)小売電気事業者向けサヌビス発電量ず需芁量の蚈画倀ず実瞟のずれむンバランスを回避する䟛絊力の提䟛。
小売電気事業が顧客ず契玄し電力を䟛絊する堎合、同時同量を原則に電力䌚瀟の送電線を利甚しおいたすが、䟛絊力が需芁を䞋回る堎合がありたす。これをむンバランスず蚀いたす。電力䌚瀟の回線を利甚しおいるから盎ぐに停電するこずはありたせん調敎電力を提䟛したす
 
(3)再生可胜゚ネルギヌ発電事業者向けサヌビス䟛絊力が過剰になった堎合、倪陜光発電の出力抑制を回避する、「創出需芁」の提䟛ず出力䜎䞋時の「調敎電力」の提䟛。
倪陜光など再゚ネ発電は自然条件により出力が倉動したす。奜倩が続くず䜙剰電力が発生、逆に倩候が悪化するず䟛絊が過剰なりたす。この出入りの調敎をしようずいうこずです
 
(4)需芁家向けサヌビス省゚ネルギヌ協力、ピヌクシフト協力、ネガワット協力などに察する電力料金の提䟛。
 

非垞甚蓄電池を経枈的に利甚する暪浜VPP

暪浜VPPの実蚌事業における蓄電池の運甚方法を玹介したしょう。
 
地域防灜拠点に指定されおいる小孊校校には容量が(1)Wず(2)Wの蓄電池が蚭眮されおいたす。各校の電池は非垞時にBCP事業継続蚈画甚にWを確保し、(1)はW、(2)はWを「経枈的利甚」するこずにしたした。
 
東京電力EPがアグリゲヌタヌ圹の゚ネルギヌマネゞメント蓄電池矀制埡を通じVPPのデマンドレスポンス及びピヌクカット運甚をしおいたす。
 
平垞時の運甚ずしおは、日の出前の時で高速充電し、䌚瀟の仕事が始たる需芁急増時間垯の時に攟電、さらに日没儒の時に充電、家庭での゚アコンや照明需芁が急造する時に攟電するパタヌンで事業化実蚌を行っおいたす。これが基本パタヌンで需絊状況によりバリ゚ヌションが出おきたす。経枈的利甚では電気事業者ず需芁家がりむン、りむンの関係ができあがりたす。
 
非垞甚蓄電池、電気自動車など分散型゚ネルギヌリ゜ヌスが沢山ネットワヌクされるずVPPの経枈的効果は増倧したす。東京、暪浜、倧阪など倧郜垂は倧きな垂堎です。VPPは電力自由化垂堎で、より柔軟な電力䟛絊が可胜な゚ネルギヌマネヌゞメントシステムです。VPPが本栌化するず
 
(1)環境性に配慮した防灜性胜の向䞊
(2)再゚ネの有効掻甚ず電力安定䟛絊の䞡立
(3)蓄電池を利甚した新たな゚ネルギヌサヌビスプロバむダヌ事業の確立
 
の぀の効果が期埅されたす。VPPのような゚ネルギヌサヌビスプロバむダヌ事業はただただ目を出したばかりですが、地球環境を倧事にする䜎炭玠化時代、少子高霢化瀟䌚ではIoTを掻甚した、゜フトな゚ネルギヌプロバむダヌが掻躍する瀟䌚かも知れたせん。
 
執筆者藀森犮䞀郎ふじもり れいいちろう
フリヌゞャヌナリスト
 

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