更新日: 2022.04.01 住宅ローン
年収減額で家計のピンチ!住宅ローンが支払えなくなった場合の対処はどうする?具体的な対応方法を解説!
住宅ローンを組んでいる人や、これから組む人にとって支払いができなくなることは、誰もが抱える不安材料です。
一般的なイメージとして住宅ローンが支払えなくなると「競売にかけられて家を追い出される」といった印象が強いと思いますが、すぐにそうなってしまう訳ではありません。
ただし、住宅ローンの滞納が続き何も対応しないと、金融機関のブラックリストに載ってしまったり、最悪の場合、競売にかけられて住宅からの立ち退きを迫られることになってしまいます。
そこで本記事では、実際に住宅ローンの支払いができなくなった場合に、どのような対処法があるのかを詳しく解説していきます。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
【PR】おすすめの住宅ローン
住宅ローンが支払いが出来なくなった場合の対処法
・金融機関へ支払い方法変更の相談
住宅ローンの支払方法を変更することで、月々の返済額を減らすことができる可能性があります。ですので、早めにローンを組んでいる金融機関に、支払い方法の変更ができないか相談しましょう。
具体的な支払い方法の変更は主に以下の4つになります。
●返済期間の延長
●返済猶予(元金据え置き)
●ボーナス払いの見直し
●金利タイプの変更
・返済期間の延長
返済期間を延長することによって、1回あたりの返済額を減らすことができます。
・返済猶予(元金据え置き)
最長1年を限度に住宅ローンの支払いを利息だけにできる方法です。利息分だけの支払いになるため、返済額を大幅に減らすことができます。
2022年3月時点、新型コロナウイルスの影響を考慮して金融庁が、各金融機関に住宅ローンの支払いが難しい人に対して、返済猶予の対応を積極的に行なうよう要請しているため、返済猶予の申請が通りやすくなっています。
・ボーナス払いの見直し
ボーナス払いの返済額を減らし、月払いの金額を増やすといった方法です。
毎月の返済額は増えてしまいますが、「毎月の給料は変わらないけどボーナスが大幅に減った」といった人には有効な方法です。
・金利タイプの変更
金利の高い「固定金利」の住宅ローンを組んでいる人であれば、金利の低い「変動金利」に変更することで、支払総額が減り、毎月の返済額を減らすことができます。
住宅を売却する
住宅ローンの支払方法を変更できなかった、もしくは変更しても支払うことができない場合は、住宅の売却を検討しなければいけません。
せっかく購入した住宅を売却するのは非常に残念ですが、競売にかけられると通常の売却価格よりも安い価格で売られてしまいます。
そうなると住宅を売却した後も、多額の住宅ローンだけが残ってしまうことなるので、少しでも高い価格で売却するために早めの検討が必要です。
また、住宅を売却した場合でも「リースバック」というサービスを使えば、売却後も同じ住宅に住み続けることができます。
リースバックとは住宅を専門の不動産会社に売却してローンを完済し、その後売却した住宅に賃貸として住むことができるサービスです。また将来的には資金を貯めて売却した住宅を買い戻すこともできます。
【PR】おすすめの住宅ローン
自宅も生活資金も欲しいならリバースモーゲージを利用する
リバースモーゲージとは今の住宅に住み続けながら、自宅を担保に融資を受けられるシニア向けローンです。
自宅を担保にローンを組むという点では通常の住宅ローンと同じですが、リバースモーゲージでは契約者の生存中は毎月の返済が利息分だけで、契約者が亡くなったとき、または契約期間終了後に自宅を売却して債務を完済する仕組みになっています。
簡単にいうと、住宅ローンは「一括で借りて毎月返済する」のに対して、リバースモーゲージは「毎月借りて一括で返済する」ということになります。
リバースモーゲージは「50歳以上」などの年齢制限がありますが、有効に活用できれば自宅を手放さずに済み、なおかつ生活費の補填までできます。
まとめ
住宅ローンの支払いは長期間続くことから、「支払いができなくなる」といったことは、誰にでも起こりえる事態です。
ですので「支払えなくなった場合の対処法」を事前に把握し、実際に支払えなくなったときに早めに行動できるよう、備えておきましょう。
出典
金融庁『新型コロナウイルス感染症を踏まえた金融機関の対応事例』
金融庁『新型コロナウイルス感染症の感染拡大を踏まえた対応について(住宅ローン等に係る条件変更)』
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
住宅ローン 金利別ランキング【PR】~あなたのニーズに合った住宅ローンをチェック!~
※弊社の提携会社のランキング
変動金利
-
1位
auじぶん銀行
適用金利:
年0.329%
()
※住宅ローン金利優遇割最大適用後の変動金利(全期間引き下げプラン)
※新規借入れ 詳しく見る -
2位
三菱UFJ銀行
適用金利:
年0.345%
()
住宅ローン
※適用金利や引下幅は、お申込内容や審査結果等により決定いたします。 詳しく見る -
3位
住信SBIネット銀行
適用金利:
年0.448%
()
通期引下げプラン
※審査結果によっては、表示金利に年0.1%~0.3%上乗せとなる場合があります。※1
※物件価格80%以内でお借入れの場合 詳しく見る -
4位
PayPay銀行
適用金利:
年0.465%
()
全期間引下型
※市街化調整区域・都市計画区域外・離島は不可
※自己資金10%以上の金利です 詳しく見る
固定金利10年
-
1位
三菱UFJ銀行
適用金利:
年1.120%
()
住宅ローン
※適用金利や引下幅は、お申込内容や審査結果等により決定いたします。 詳しく見る -
2位
PayPay銀行
適用金利:
年1.165%
()
当初期間引下型
※市街化調整区域・都市計画区域外・離島は不可
※自己資金10%以上の金利です 詳しく見る - 3位 auじぶん銀行 適用金利: 年% () 当初期間引下げプラン【10年固定】 詳しく見る
-
4位
住信SBIネット銀行
適用金利:
年1.303%
()
当初期間引下げプラン
※審査結果によっては、表示金利に年0.1%~0.3%上乗せとなる場合があります。※1
※物件価格80%以内でお借入れの場合 詳しく見る
借り換え[変動金利]
【auじぶん銀行の注意事項】
※金利プランは「当初期間引下げプラン」「全期間引下げプラン」の2種類からお選びいただけます。
ただし、審査の結果保証会社をご利用いただく場合は「保証付金利プラン」となり、金利タイプをご選択いただけません。
※固定金利特約は2年、3年、5年、10年、15年、20年、30年、35年からお選びいただけます(保証付金利プランとなる場合は、3年、5年、10年に限定されます)。
金利タイプを組合わせてお借入れいただくことができるミックス(金利タイプ数2本)もご用意しています。 お申込みの際にご決定いただきます。
※ただし、審査の結果金利プランが保証付金利プランとなる場合、ミックスはご利用いただけません。
※審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5年、10年に限定されます
・変動金利について
※2024年11月現在・本金利プランに住宅ローン金利優遇割を最大適用した金利です。
※J:COM NET優遇割・J:COM TV優遇割は戸建のみ対象
※J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3ヶ月後から適用開始となります。
※1借入期間を35年超でお借り入れいただく場合は、ご利用いただく住宅ローン金利に年0.15%が上乗せとなります。
【PR】おすすめの住宅ローン