更新日: 2022.04.15 ローン

ローン含む借金がある世帯の実情は? 借金の理由や月々の返済額、家計状況をチェック

ローン含む借金がある世帯の実情は? 借金の理由や月々の返済額、家計状況をチェック
住宅ローンであったり、生活苦であったり、借金の理由はさまざま。借金の総額や月々の返済額、さらに家計を圧迫する出費項目などは、どうなっているのでしょうか?
 
株式会社Agoora(本社:東京都杉並区)が発表した、「2022年1月時点で借金がある273人を対象とした生活状況調査報告」の結果(※)をみてみましょう。
 
FINANCIAL FIELD編集部

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借金の総額はいくら? 住宅ローンの有無で大きく変化

この調査は、2022年1月時点で借金をしている20歳~69歳以下の方273人を対象に行われたもの。まずは借金の総額をみてみましょう。

【借金の総額はどれくらいですか?】

1位:100万円以下 30.4%
2位:501万円以上 30.04%
3位:101~200万円 13.92%
4位:201~300万円 13.55%
5位:401~500万円 6.59%
6位:301~400万円 5.49%

最も多かったのは、100万円以下という比較的少ない金額ですが、僅差の2位は501万円以上という極端な結果に。この金額の違いについては、どうやら借金の理由にあるようです。
 
では、そもそも借金をつくった理由というのは、どのようなものなのでしょうか。

【借金するに至った主な理由(複数回答)】

 
1位:住宅ローン 34.43%
2位:生活苦・低所得 32.6%
3位:商品・サービス購入(クレジットカードやカードローンの多用) 17.58%
4位:ギャンブル 12.45%
5位:病気、医療費 10.62%

上位5つはこのような結果に。借金の理由は、主に「住宅ローン」と「生活苦・低所得」に分かれるといえそうですね。これを踏まえたうえで、今度は代表的な借金の理由別に借金総額をみてみましょう。

【借金総額による「借金理由」の違い】
 
<生活苦・低所得>
・100万円以下 44.9%
・501万円以上 13.5%
 
<浪費・遊興費>
・100万円以下 44.4%
・501万円以上 18.5%
 
<商品・サービス購入>
・100万円以下 37.5%
・501万円以上 10.4%
 
<住宅ローン>
・100万円以下 2.1%
・501万円以上 69.1%
 
<投資>
・100万円以下 16.7%
・501万円以上 44.4%
 
<保証債務・借金の肩代わり>
・100万円以下 11.1%
・501万円以上 33.3%

生活苦・低収入のほか、浪費や買い物のしすぎで借金をつくった人の場合、その総額は100万円以下が多いということが分かります。
 
一方で、住宅ローンや投資、保証債務・借金の肩代わりなどの場合、総額は501万円以上になることが多いようです。やはりマイホームは人生最大の買い物なのかもしれません。
 

月々の返済額で最も多いのは5万円以下

次は月々の返済額をみてみましょう。

【月々の返済額はどれくらいですか?】

1位:5万円以下 46.52%
2位:6~10万円 28.57%
3位:11~15万円 16.85%
4位:16~20万円 3.66%
5位:21万円以上 4.4%

半数近くの人は、月々の返済を5万円以下に収めていることが分かります。月10万円以上、がっつりと返していくスタイルは珍しいケースといえそうです。
 

生活苦・低所得で借金をしている場合、毎月の「住居費」で苦しむケースが

さて、生活苦・低所得が理由で借金がある場合、家計にどのような影響があるのでしょうか。

【特に出費として苦しいのはどの項目ですか?家計の負担となっている項目を3つお選びください。】

1位:住居費 55.06%
2位:食費 46.07%
3位:保険代 32.58%
4位:自動車費 25.84%
5位:趣味・遊興費(おこづかい) 24.72%

上位5つはこのようになりました。半数以上の人が、住居費を負担に感じていることが分かります。また、半数近くの人が食費に苦しんでいることも分かります。生命保険などの支払いもかなり負担になっているようですね。
 
1位と2位の住居費、食費については、生活していくうえで避けては通れないもの。そのうえ、ほかの項目に比べて金額が大きくなりがちですから、どうしても負担になりやすいのかもしれません。
 
ちなみに、「現在の生活で、借金があることには納得していますか?」という問いに「納得している」と回答した人の割合は、67.03%でした。借金に納得している人の借金理由の1位は「住宅ローン」で41.5%、2位は「生活苦・低所得」で26.2%と、かなりの差があります。
 
自分の意志ではっきりとした目的をもって借り入れをした場合は、生活苦でやむを得ずつくった借金と違い、納得度が高いということでしょうか。いずれにせよ、家計と相談しながら、返済の計画をしっかり立てることが大切といえそうです。
 
出典
※株式会社Agoora「2022年1月時点で借金がある273人を対象とした生活状況調査報告」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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