更新日: 2022.04.25 住宅ローン

【世帯年収500万円】住宅ローンはいくらまでなら無理なく返済できる?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部 / 監修 : 高橋庸夫

【世帯年収500万円】住宅ローンはいくらまでなら無理なく返済できる?
マイホームの購入に住宅ローンを利用する場合、「いくら借りられるか」を気にする人は多いでしょう。
 
しかし、必要以上に借り入れを増やすと毎月の返済負担が重くなり、生活を圧迫しかねません。これではせっかくの新生活を満喫できないため、住宅ローンは「無理なく返済できる額」を基準に検討するのがおすすめです。
 
今回は世帯年収500万円の場合を例として、住宅ローンを無理なく返済できる範囲について考えてみましょう。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

高橋庸夫

監修:高橋庸夫(たかはし つねお)

ファイナンシャル・プランナー

住宅ローンアドバイザー ,宅地建物取引士, マンション管理士, 防災士
サラリーマン生活24年、その間10回以上の転勤を経験し、全国各所に居住。早期退職後は、新たな知識習得に貪欲に努めるとともに、自らが経験した「サラリーマンの退職、住宅ローン、子育て教育、資産運用」などの実体験をベースとして、個別相談、セミナー講師など精力的に活動。また、マンション管理士として管理組合運営や役員やマンション居住者への支援を実施。妻と長女と犬1匹。

【PR】おすすめの住宅ローン

PayPay銀行

おすすめポイント

・魅力的な低金利と充実した団信プラン!
・手続きもシンプルで来店不要
・書類提出も契約手続もネットで完了

変動金利

0.250 %

※全期間引下型

※自己資金10%以上の金利です

当初10年固定

1.145 %

※当初期間引下型

※自己資金10%以上の金利です

変動金利

0.250 %

※全期間引下型

※自己資金10%以上の金利です

当初10年固定

1.145 %

※当初期間引下型

※自己資金10%以上の金利です

 

無理なく返済できる目安は「返済負担率20%」まで!

住宅ローンの借り入れや返済を考えるうえで、重要となるのが「返済負担率」です。返済負担率は年収に占める借り入れの年間返済額のことで、「借り入れの年間返済額÷年収」で算出します。
 
返済負担率が高いほど、収入と比較して割高なマイホームを無理して購入していることになり、いずれ住宅ローンの存在が生活を圧迫して、返済が滞る事態になりかねません。
 
このため、多くの金融機関では、住宅ローンの審査時に返済負担率を重点的にチェックしています。例えば住宅金融支援機構が取り扱う「フラット35」の場合、返済負担率を、年収400万円未満は30%以下、年収400万円以上は35%以下に抑えないと利用できません。
 
世帯年収500万円の場合「500万円×35%=175万円」となり、年間返済額は175万円、月々の返済額は約14万6000円までが利用者の条件となる計算です。
 
ただし、これはあくまでも住宅ローン審査通過の目安になるラインであり、余裕をもって返済できる値とは限りません。借りられるギリギリまで住宅ローンを組んでいると、収入が下がる・子どもが生まれる・医療費が掛かるなど、ライフスタイルの変化によって、とたんに返済が苦しくなるリスクもあるのです。
 
このため、ほかの生活費や娯楽費なども考え、無理なく住宅ローンを返済できるのは、一つの目安として「返済負担率20%まで」と考えておきましょう。
 
年収500万円の場合「500万円×20%=100万円」であり、年間返済額は100万円、月々の返済額は約8万3000円までが目安となります。
 
なお、返済負担率は、住宅ローン以外のすべての借り入れも含めて計算するため、注意が必要です。カードローンやマイカーローンなど、ほかの借り入れがあるとその分、年間返済額が増えて返済負担率が上がり、住宅ローンを借りられる額も減ってしまうため、できるだけ事前に完済しておくことをおすすめします。
 

公式サイトで申し込み

【PR】みずほ銀行カードローン

mizuho

おすすめポイント

・<金利年2.0%~14.0%
・ご利用限度額は10万円から最大800万円
・さらに入会金・年会費は無料!24時間、WEB申込受付中!

融資上限額 金利 審査時間
最大800万円 年2.0%~14.0%※1 最短当日
融資まで 来店 収入証明書
最短当日 - ※2
※1 住宅ローンのご利用で、本カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。 ※2 ご希望のご利用限度額が50万円以下の場合は不要です。 ※2 学生は20歳以上で安定収入がある方に限る

みんなは住宅ローンをどれくらい借りている?

国土交通省が行った「令和2年度住宅市場動向調査」によると、新築分譲戸建の購入資金は全国平均で3826万円、このうち自己資金は971万円で借入金は2855万円という結果でした。分譲マンションの購入資金は平均4639万円、このうち自己資金は1589万円で借入金は3050万円です。
 
住宅ローンの年間返済額の平均は、分譲戸建で123万5000円、分譲マンションで139万1000円でした。また、返済負担率の平均は、分譲戸建で18.6%、分譲マンションで17.4%と、いずれも20%以下となっています。
 
このことからも、多くの人ができるだけ多くの自己資金を用意し、返済負担率を抑えて余裕をもった住宅ローンの組み方をしていることが分かります。
 

返済負担率に注目して無理のない返済計画を立てよう

住宅ローンを利用する場合、つい借りられる額ギリギリまで借りて、理想のマイホームを購入しようと考えがちですが、それでは何かあったときに、すぐ返済が苦しくなりかねません。
 
せっかくのマイホームが生活を圧迫する事態にならないよう、「無理なく返済できる額」を意識して、住宅ローンを組むことが大切です。
 
将来のライフイベントなども考慮し、返済負担率20%以下を目安として、無理のない返済計画を立てるようにしましょう。
 

出典

住宅金融支援機構フラット35 ご利用条件
国土交通省 令和2年度住宅市場動向調査報告書
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 
監修:高橋庸夫
ファイナンシャル・プランナー

住宅ローン 金利別ランキング【PR】~あなたのニーズに合った住宅ローンをチェック!~

※弊社の提携会社のランキング

住宅ローン 金利別ランキング【PR】

※弊社の提携会社のランキング

※1借入期間を35年超でお借り入れいただく場合は、ご利用いただく住宅ローン金利に年0.15%が上乗せとなります。

【PR】おすすめの住宅ローン

PayPay銀行

おすすめポイント

・魅力的な低金利と充実した団信プラン!
・手続きもシンプルで来店不要
・書類提出も契約手続もネットで完了

変動金利

0.250 %

※全期間引下型

※自己資金10%以上の金利です

当初10年固定

1.145 %

※当初期間引下型

※自己資金10%以上の金利です

変動金利

0.250 %

※全期間引下型

※自己資金10%以上の金利です

当初10年固定

1.145 %

※当初期間引下型

※自己資金10%以上の金利です

 

住宅ローンランキング表はこちら