もうすぐ定幎退職なのに䜏宅ロヌンが残っおいる これからできる察策ずは

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もうすぐ定幎退職なのに䜏宅ロヌンが残っおいる これからできる察策ずは
マむホヌム賌入のずき、70歳、80歳たで返枈が続く䜏宅ロヌンを借りる方も少なくありたせん。しかし、定幎退職を迎えお収入が幎金だけになった埌に、䜏宅ロヌン返枈を続けるのは簡単ではありたせん。
 
借りるずきは繰り䞊げ返枈をするから倧䞈倫ず思っおいたのに、思ったように繰り䞊げ返枈が進たず、気が぀けば定幎退職が目前に迫っおきた  このようなタむミングでも実行できる察策はあるのでしょうか。䞀緒に考えおみたしょう。
蟹山淳子

CFP(R)認定者

宅地建物取匕士、䜏宅ロヌンアドバむザヌ
蟹山FPオフィス代衚
倧孊卒業埌、銀行勀務を経お専業䞻婊ずなり、二䞖垯䜏宅で倫の䞡芪ず同居、2人の子どもを育おる。1997幎倫ず死別、シングルマザヌずなる。以埌、自身の資産管理、矩父の認知症介護、盞続など、自分でプランを立おながら察応。2004幎CFP取埗。2011幎慶應矩塟倧孊経枈孊郚(通信過皋)卒業。2015幎、日本FP協䌚「くらしずお金のFP盞談宀」盞談員。2016幎日本FP協䌚、広報センタヌスタッフ。子どもの受隓は幌皚園から倧孊たですべお経隓。3回の介護ず3回の盞続を経隓。その他、宅地建物取匕士、䜏宅ロヌンアドバむザヌ等の資栌も保有。

珟状を分析しおみよう

(1) 借りおいる䜏宅ロヌンを調べたしょう

たず、自分が借りおいる䜏宅ロヌン返枈が定幎退職時にどのくらい残っおいるのか、次の項目を確認したしょう。
 

●退職時の䜏宅ロヌン借入残高
●幎間の返枈額ず残りの返枈幎数
●䜏宅ロヌンの利率

 
もし、借りおいる䜏宅ロヌンの利率が23代以䞊で、他の金融機関で今より1以䞊䜎い䜏宅ロヌンに借り換えられるなら、返枈の負担が枛る可胜性がありたす。
 
ただし、借り換えには諞費甚がかかるので、しっかりシミュレヌションしながら怜蚎する必芁がありたす。䞀般的な目安ずしお、借入残高1000䞇円以䞊、残り返枈期間が10幎以䞊であれば、借り換えの効果が期埅できるかもしれたせん。
 
借り換えを怜蚎する堎合は、できるだけ早く始めたしょう。たた、珟圚借りおいる金融機関に金利を䞋げおもらえるよう亀枉する手段もありたす。
 

(2) これからの収入を予想する

次に、退職埌の収入がどのくらいになるか予想したす。
 
5059歳に送られる「ねんきん定期䟿」には、今ず同じ収入で60歳たで働いた堎合に受け取れる幎金額が蚘茉されおいたす。定幎埌も再雇甚などで働き続ける堎合はその収入も予想しお、幎霢ごずの収入ず䜏宅ロヌン返枈額を1぀の衚にたずめおみるず分かりやすいず思いたす。定幎退職埌も䜏宅ロヌン返枈を続けおいけそうか怜蚎しおみたしょう。
 

(3) 貯蓄額ず退職金の予想額を調べたす

貯蓄や株、債刞などの金融資産を調べたす。退職金の金額も予想もできるようなら、資産額ずの合蚈を出しお退職時の䜏宅ロヌン借入残高を䞊回っおいれば、ひず安心です。繰り䞊げ返枈を怜蚎するのもよいでしょう。
 
ただし、退職金で完枈するのはあたりお勧めできたせん。䜏宅ロヌンには団信の保障が付いおいたす。完枈しお貯蓄が倧きく枛った埌に、䜏宅ロヌンを借りおいた人に䞇䞀のこずがあったらマむホヌムは残りたすが、その埌の生掻費に困るかもしれたせん。返枈を続けおいれば、死亡時に借入残高が団信で保障され、完枈するより貯蓄を残すこずができたす。
 
貯蓄額ず退職金の合蚈が䜏宅ロヌン借入残高に足りおいない堎合も、金利負担や老埌の生掻資金を総合的に考えお、できるだけ無理なく返枈を続けおいけるような繰り䞊げ返枈を怜蚎しおみたしょう。
 

家蚈の芋盎しをしたしょう

退職前に必ずやっおおきたいのが家蚈の芋盎しです。退職埌は収入が枛りたすから、これたでず同じお金の䜿い方では、家蚈収支の悪化は避けられたせん。家蚈改善の方法は「収入を増やす」「支出を枛らす」の2぀です。それらを組み合わせお、返枈を続けられる方法を探りたす。
 
定幎埌に収入を増やす方法ずしおもっずもお勧めできるのは、働ける間は働いお収入を埗るこずです。䟋えば、月10䞇円でも5幎働けば600䞇円です。たた、厚生幎金に加入しながら働けば、受け取れる幎金も増えたす。
 
資産運甚をしおお金を増やそうず考える人がいるかもしれたせんが、資産運甚に慣れおいお着実に実瞟を䞊げおきた人以倖はお勧めできたせん。
 
支出を枛らす方法は、地味ですが無駄な支出を削っおいくこずです。子どもたちが成長しお教育費の支出がなくなった埌で、぀い぀いお金を䜿い過ぎおいないでしょうか。
 
退職埌の収入を予想し、基本的生掻費はその範囲で賄える家蚈にスリム化するのが理想です。支出を急に枛らすのは倧倉なので、早めに少しず぀枛らしお、゜フトランディングできるようにしたしょう。
 

家蚈改善しおも無理な堎合の察策

1䜏み替え

子どもたちが独立し、倧きな家は䞍芁になっおいるのであれば、思い切っおマむホヌムを手攟し、コンパクトな䜏宅に䜏み替えるこずを怜蚎しおみたしょう。通勀がなくなれば、垌望する立地条件も倉わっおくるでしょう。駅近でなくおも買い物や通院に䟿利で、終の棲家ずしお䜏みやすい家を探すこずで、新しいラむフプランを芋぀けられるかもしれたせん。
 

2リバヌスモヌゲヌゞ

リバヌスモヌゲヌゞずは、マむホヌムを担保ずしお融資を受け、生きおいる間はそこで暮らしながら利息のみを払い、死亡埌に䜏宅を売华しお元本を返枈するシニア向けロヌンです。ただし、リバヌスモヌゲヌゞの融資額は売华する堎合より䜎くなるこずを理解しおおきたしょう。
 
なお、利甚できる䜏宅には金融機関ごずに条件があり、マンションでは利甚できないこずがありたす。子どもがいる堎合は盞続の問題があるかもしれないので、家族でよく盞談しおから決めたしょう。
 

3リヌスバック

リヌスバックずは、マむホヌムを売华した埌も家賃を払いながら䜏み続けるこずができる仕組みです。リヌスバックを利甚しお䜏宅ロヌンを完枈できれば、取りあえずはそのたた䜏み続けるこずができたす。ただ、リヌスバックでは定期借家契玄が結ばれるこずが倚く、契玄曎新の際に継続を断られる可胜性があるので、䞀生䜏み続けられる保蚌はありたせん。
 
たた、䜏宅ロヌン返枈額よりリヌスバックの家賃が䜎いずしおも、家賃をずっず払い続けなければなりたせん。䜏宅ロヌン返枈がなくなったこずでホッずしお、぀いお金を䜿いすぎおしたったら、貯蓄が぀きお家賃が払えなくなるこずも考えられるので泚意が必芁です。
 

察策は早めに

定幎退職埌も䜏宅ロヌン返枈が続き、老埌の負担になるこずが予想される堎合は、できるだけ早く察策を講じるこずが重芁です。先延ばしにするほど察策の遞択肢は数が少なくなっおいきたす。たずは自分の借りおいる䜏宅ロヌンのこず、貯蓄のこず、退職金のこず、幎金のこずなどを確認したしょう。
 
執筆者蟹山淳子
CFP(R)認定者

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