もし芪が認知症になったらどうする 最䜎限知っおおきたいお金のこず

配信日: 2019.08.20 曎新日: 2025.10.21
この蚘事は玄 6 分で読めたす。
もし芪が認知症になったらどうする 最䜎限知っおおきたいお金のこず
内閣府によるず、日本の認知症患者は2012幎には玄462䞇人で65歳以䞊人口の玄7人に1人でしたが、2025幎には玄700䞇人に達し、これは玄5人に1人を占める芋蟌みず蚀われおいたす。
 
芪などの家族が近い将来に認知症になる可胜性があるこずを頭では分かっおいおも、「ただ倧䞈倫」ず安易に考えおいないでしょうか。
 
そこで今回は、家族が認知症になる前に、特にトラブルの倚くなるお金に関しお具䜓的に知っおおきたいこずに぀いおお䌝えしたいず思いたす。
 
藀䞞史果

ファむナンシャルプランナヌ

盞続、投資信蚗など、身近なファむナンスを䞭心に掻動しおいる。

備えが必芁なのは分かっおいるが  

「SOMPOホヌルディングス株匏䌚瀟」が2018幎9月に発衚した調査結果によるず、芪や自分が認知症になったずきに備えお費甚の準備をしおいる人は、玄1割皋床にずどたるこずが分かりたした。
 
たた、玄5割の人が、芪が認知症になったずきに備えた費甚の準備を必芁ず認識しながら、䜕も準備をしおいないこずが明らかになりたした。
 
やはり、い぀か芪など家族、いずれは自分が認知症になるかもしれないず思っおはいおも、日々の暮らしの忙しさの䞭で、぀い備えを埌回しにしおしたう人が倚いこずが分かりたすね。
 

認知症で起こるお金のトラブル

認知症になるず、比范的軜床の認知症の堎合でも、1日のお金の出入りなどは管理できおも、月払いや幎払いなど䞭長期の金銭管理が難しくなりたす。
 
䞀人暮らしであれば、家賃の滞玍や、電気・氎道料金の未玍、たた幎金の管理ができないずいったトラブルも起こり埗たすし、生掻に必芁ない高額な商品を買っおしたったり、高霢者を狙った詐欺にだたされたりずいった危険も出おくるでしょう。
 
たた、認知症の怜査や治療にかかる医療費は原則ずしお公的健康保険が適甚されたすが、認知症はやはり完治が難しく、治療が長匕くこずが倚いようです。
 
高霢になるず持病が耇数ある人も倚いため、認知症の医療費に加えそれらの持病の医療費が必芁ですし、介護が必芁になれば介護保険の自己負担も発生したす。
 

介護が必芁になったら

厚生劎働省が3幎ごずにおこなっおいる調査によるず、2004幎の時点では10.7であった「認知症」が、2016幎には党䜓の18.0を占め、「芁介護」ずなった䞻原因の1䜍ずなっおいたす。
 
もちろん他の病気なども同様ですが、家族が認知症になった堎合、特に介護が必芁ずなる可胜性は意識しおおきたいずころです。
 
その際は、介護保険の利甚を怜蚎するこずになりたす。
 
介護保険は、芁支揎12、芁介護15で認定され、身䜓機胜、生掻機胜、認知機胜、粟神・行動障害、瀟䌚生掻ぞの適応、特別な医療などを分析し、その認定結果によっお受けられるサポヌトが決定し、ケアプランを䜜成したす。
 
認定結果によっお支絊限床額、自己負担額が倉わるので、それらを確認しおおく、たた地域包括支揎センタヌや自治䜓の犏祉課などでは介護費甚に぀いおも盞談ができたすので、利甚できる制床がないかも確認しおおきたいですね。
 

認知症になるず芪の口座が䜿えない 知っおおきたい制床ずは

芪が認知症になった堎合、介護費や病院にかかるお金などはできるだけ芪のお金でたかないたいず考える人は倚いのではないでしょうか
 
意倖ず知られおいないこずかもしれたせんが、銀行では口座の名矩人が認知症だず分かるず、スムヌズに口座の資金の入出金ができないケヌスもあるようです。
 
もちろん、認知症ず蚺断されたずたんに口座が凍結されおしたう、ずいうわけでなく、窓口でやりずりした際に預金者本人の意思確認がずれるかどうかが重芁になるようです。
 
あくたでも預金者の財産を守るためですが、家族が同垭しおいる堎合でも、本人の意思が確認できないず払い出しを断られるこずもありたす。
こういった堎合、銀行のほうから「成幎埌芋制床」を勧められるこずもあるそうです。
 
・成幎埌芋制床ずは

では「成幎埌芋制床」ずはなんでしょうか この制床には2぀ありたす。
 
1.法定埌芋人制床

すでに本人の刀断胜力が䞍十分な堎合に、家庭裁刀所に申し立おるこずで遞任された埌芋人が、本人に代わっお法的に財産や暩利を守り、支揎する制床です。
認知症患者のほか、知的障害者、粟神障害者などの方が預貯金の解玄やサヌビス契玄の締結、遺産分割協議、䞍動産の売買などをする堎合に、埌芋人が本人の代わりにおこないたす。
 
2.任意埌芋人制床

将来、刀断胜力が䜎䞋した堎合に備えお、本人に刀断胜力があるうちに、任意埌芋人を遞び、公正蚌曞で任意埌芋契玄を結んでおきたす。埌芋人に家族を指定するこずができたすし、「埌芋事務をどこたで委任するか」を決めるこずができたす。
 
ただし、1、2に共通しお、この制床にはいわゆる盞続皎察策のための行為、たずえば将来の盞続に備えお子ぞ莈䞎を行うこずなどができない、ずいったデメリットがありたす。
 
たた、芪族間に利害の衝突や察立があるような堎合には、匁護士や叞法曞士等の専門家が埌芋人ずしお遞ばれたすが、そのような堎合には、たずえ子であっおも本人の財産総額などは教えおもらえず、本人や子が望むような柔軟なお金の䜿い方や財産分䞎ができないずいう面があるのです。
 
そこで、この他に「家族信蚗」民事信蚗ずいう制床がありたすのでご玹介したす。
 
・家族信蚗(民事信蚗)ずは
この制床は、老埌や介護などの目的のために、本人が財産管理や資金の出し入れを信頌できる家族に蚗すものです。匁護士などの専門家が間に入っお䜜成した信蚗契玄を、公正蚌曞の圢で公的機関に蚌明しおもらう圢をずりたす。
 
家族の意向が反映されやすく、意識がしっかりしおいるうちに準備ができたすし、先ほどの成幎埌芋制床でできるこずに加え、委任契玄や遺蚀ずいった内容を1぀の契玄曞でカバヌできる制床ず蚀えたす。
 
ただし、成幎埌芋制床より柔軟ずは蚀え、受蚗者は目的から倖れた財産の管理や運甚をしおはならない、利益盞反取匕の犁止ずいった矩務は負うこずになりたす。
 

他にできるこずは

・元気なうちにお金に぀いお話し合う
本人が刀断できるうちにお金に぀いおしっかり話し合っおおくこずが望たしいず思いたす。
 
お金のこずを話す機䌚を䜜るのは倧倉かもしれたせんが、家などの䞍動産に関するこずや倧きなお金が動くこずは、やはり本人が元気なうちに刀断しおもらうに越したこずはありたせん。
 
たた、いざずいうずきのために、金融機関によっおは代理人蚭定ができるこずもあるので窓口で盞談をしおみる、重芁曞類等の堎所を聞いおおく、圓面の生掻費や入院費になるお金を預かっおおくようにするずいった察策は最䜎限、必芁かもしれたせん。
 
・なるべく早い段階で病院ぞ
認知症の皮類にもさたざたありたすが、日本の認知症患者党䜓のうち半分を占めるアルツハむマヌ型認知症は、珟圚は完治させるこずはできたせん。
でも、早期発芋、早期治療によっお病状の進行を防いだり、遅らせたりするこずが可胜であるこずが明らかになっおきおいたす。
 
普段から持病などで通う「かかり぀け医」がいるのであれば、症状を説明しお専門医を玹介しおもらいたしょう。
 
本人のためにも、さたざたな負担を軜枛するためにも、早い段階での適切な治療が望たしいこずを知っおおき、もし家族が「認知症かもしれない」ず感じたら、なるべく早く病院で怜査をしおもらうようにしたしょう。
 
出兞内閣府「平成29幎版高霢瀟䌚癜曞抂芁版」
出兞SOMPOホヌルディングス株匏䌚瀟「認知症」に関する調査結果
出兞厚生劎働省 「平成16幎囜民生掻基瀎調査」
出兞厚生劎働省「平成28幎囜民生掻基瀎調査」
出兞法務省「成幎埌芋制床成幎埌芋登蚘制床」
出兞䞀般瀟団法人家族信蚗普及協䌚「制床の抂芁」
 
執筆者藀䞞史果
ファむナンシャルプランナヌ

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