公開日:2020.02.13 老後

老後のため資産形成。シニアが利用している方法、第1位って?

2019年は老後資金2000万円問題が話題になりました。もし提示された金額が本当に必要であるなら、若いうちから計画的に資産形成していく必要があります。
 
しかし、具体的な方法となると思い浮かばない人もいるかもしれません。そういうときは、先人に学ぶのが一番です。この記事では、シニアがどのように資産形成を行っているのかを紹介するとともに、資産形成の必要性についても解説していきます。
 
FINANCIAL FIELD編集部

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シニアに人気の資産形成方法

シニアの支持をもっとも集めた資産形成方法は、円預金です。大和ネクスト銀行が実施した複数回答式のアンケート調査結果によると、実に60.4%もの人が円預金によって資産を形成しています。
 
第2位の株式投資(国内・海外)が26.5%ですから、その支持率は圧倒的です。シニアは年金など収入源が限られることもあるため、安定的な資産運用が好まれているのかもしれません。
 
円預金・株式投資の他は、貯蓄性のある保険(年金保険や養老保険など)やJ-REITを含む投資信託が2割前後の支持を集めています。外貨預金や財形貯蓄といった他の方法は軒並み1割以下の支持率にとどまっています。
 

シニアとシニア予備軍で違いはあるのか

すでにシニアライフを送っている60歳~79歳とシニア予備軍である50歳~59歳を分けても、人気の傾向に変化はありません。
 
上位4つが多くの人に支持され、中でも円預金が突出して人気を集めているといった具合です。ただ、シニアとシニア予備軍ではそれぞれの支持率に微妙な違いがあります。円預金の支持率はシニアが63.4%と人気を集めているのに対し、シニア予備軍は54.5%と全体の割合よりも若干数字を下げています。
 
円預金の支持率だけを見ると、年齢を重ねるほどより安定的な資産運用を好む傾向にあると言えます。しかし、シニアは保守一辺倒というわけでもなく、株式投資や投資信託においても全体の割合を上回る支持率を集めています。
 
特に株式投資では円預金よりも差を広げており、シニア予備軍が18.2%にとどまっているのに対し、シニアは30.7%もの人が支持しています。
 
この調査結果から、シニアは資産形成の土台をしっかり固めつつも、お金を増やすために運用にも積極的であることがわかりました。
 
シニア予備軍は先を見据えての土台固めはしっかり行うものの、資産運用にはそこまで積極的ではないというのが現状です。シニアと違ってまだ現役であり、安定した収入源を持っていることが結果に影響しているのかもしれません。
 

資金形成状況とシニアライフ充実度の関連性

シニアライフの充実度をハッピーライフ(幸せ)とミゼラブルライフ(みすぼらしい)に分けた場合、近年のシニアはおおむね充実した生活を送っているようです。2019年時点ですでにシニアライフを送っている人のおよそ8割がハッピーライフだと回答していました。しかし、資産形成状況別に見るとこの数値には変化が生じます。
 
すでにシニアライフを送っている人のうち、資産形成に取り組んでいた・現在進行形で取り組んでいる人がハッピーライフだと答えた割合は、全体の数値をわずかに上回っていました。
 
正確な数値を述べると、全体の数値が79.7%であるのに対し、資産形成に取り組んでいた人の数値は81.3%です。一方、資産形成に取り組んでいなかった人がハッピーライフだと回答した割合は74.9%と数値を下げています。
 
シニア予備軍になるとこの傾向はより顕著に表れます。シニアライフがどのようになるか予想してもらったところ、資産形成に取り組んでいる人は61.8%がハッピーライフになると回答しました。しかし、資産形成に取り組んでいない人がハッピーライフだと回答した割合は42.2%と大幅に数値を下げる結果となっています。
 

先が見えないからこそしっかりとした資金形成を

老後の生活資金は誰もが考えなければならない問題です。特に2019年は老後に必要なお金が2000万円という数字を突きつけられて、不安を覚えた人は多いでしょう。
 
示された金額が本当に必要なのかどうかはわかりませんが、ある程度まとまった額が必要になることは事実です。充実したシニアライフを送るためにも、先人に学んで計画的な資産形成に取り組んでいきましょう。
 
出典 株式会社大和ネクスト銀行「“2019年ランキングで見る”シニアライフに関する調査」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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