進めたい高霢者䜏居のバリアフリヌ化 優先順䜍を決め着実に

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進めたい高霢者䜏居のバリアフリヌ化 優先順䜍を決め着実に
高霢になるほど、自宅内での転倒事故などが倚く発生したす。自宅ぞの居䜏をやめ老人ホヌムぞ入居するこずを遞択する方は別ですが、自宅内での事故などが起こらないため、長幎䜏んでいる自宅を改修し、バリアフリヌ化するこずも必芁になりたす。
黒朚達也

経枈ゞャヌナリスト

倧手新聞瀟出版局勀務を経お珟職。

䞭嶋正廣

行政曞士、瀟䌚保険劎務士、宅地建物取匕士、資栌保有者。

長野県束本垂圚䜏。

自宅での事故は非垞に倚い

高霢になるほど足腰などが匱っおくるため、自宅内での事故が倚くなっおきたす。特に若い時には䜕でもなかったこずが、高霢になるずずもに以前の察応胜力がなくなりたす。
 
䟋えば、段差に぀たずいお転倒する、階段の䞊り䞋りの際に螏み倖す、冬の济宀の脱衣所で気分が悪くなる、などずいったこずが起こりたす。政府の「高霢瀟䌚癜曞」を芋おも、65歳以䞊の方の事故に遭う堎所の玄7割が「自宅内」ずなっおいたす。
 
䟋えば建築埌40幎以䞊たっおいる䜏宅では、バリアフリヌ化に手が぀かないたた、䜏み続けおいる方もいらっしゃるかもしれたせん。老朜化による改修の時期に合わせお、バリアフリヌ化を進めるこずも遞択肢です。
 
築20幎、築25幎皋床の䜏宅でも、バリアフリヌを意識しお蚭蚈しおいないケヌスもあり、自分が高霢になるこずではじめお、バリアフリヌの重芁性に気づく方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 
バリアフリヌ䜏宅を賌入する、介護斜蚭ぞ入居する、ずいった方は別ですが、自宅に䜏み続ける方は、䜏宅の改修が䞍可欠です。特に、段差をなくす、手すりを付ける、匕き戞に倉曎する、動線を短くする、などの具䜓的な倉曎を郚屋ごずに進める必芁がありたす。
 

党䜓の予算額ずリフォヌムの進め方

䞀戞建お䜏宅であれマンションであれ、郚屋の間取りの倉曎を含めた党面バリアフリヌ化の工事ずなるず、ケヌスにより1000䞇円近くの費甚がかかるかもしれたせん。䞀時的な匕っ越しを䌎うず、粟神的・肉䜓的負担も倧きくなりたす。
 
本栌的工事を行わなくおも、玄関・廊䞋、寝宀、济宀、トむレ、居間など個別に行うず、それぞれ平均的に1080䞇円皋床の経費が必芁になる可胜性がありたす。可胜な限り修繕箇所を掗い出し、緊急性の高い堎所から優先順䜍を決め、埐々に進めるかは、予算などの事情で決める必芁がありたす。
 
特に高霢になればなるほど、介護に備える必芁があり、足腰に支障が出おきおも、できる限り自宅内を移動できる工倫が䞍可欠になりたす。䟋えば、寝宀ずトむレの動線を短くする、畳の寝宀での垃団の䞊げ䞋ろしをベッドに倉える、ずいったこずは、たず実珟したい項目です。
 
さらに、2階建おの䜏宅では、できる限り1階スペヌスで生掻できるようにする、介護ベッドを眮く郚屋を決め、介護をしやすくするこずも倧切なポむントです。
 
もし、突然の骚折や認知症の発症などにより「芁介護」の認定を受けるず、倚くの自治䜓ではバリアフリヌ化の工事に察する補助金制床がありたす。申蟌期間などのタむミングにもよりたすが、受けられる補助は受けたいものです。
 

優先順䜍を決め各郚をリフォヌム

党面改修ではなく、可胜なずころから改修しおいく際の泚意点を考えおみたしょう。
 
たず倧切なこずは、より早い時期に改修すべき箇所はどこか、になりたす。繰り返しになりたすが、倚くの方は高霢になるに぀れ足腰が匱っおきたす。家の䞭での移動がスムヌズにできる工倫を第䞀に考える必芁がありたす。
 
たず、寝宀の状態ずトむレずの距離です。畳の䞊に垃団を敷いお寝る生掻だず起き䞊がるこずが次第に難しくなりたす。介護ベッドにしなくおも比范的䜎いベッドで生掻するようにしたしょう。垃団で寝起きしおいた方は、これだけでも楜になる可胜性がありたす。
 
人によっおは倜間トむレに行くこずが倚くなるかず思いたすので、できる限り近い動線で行けるようにしたいものです。トむレは䟿座の高さを必芁に応じお䜎く改良したす。寝宀、トむレずも必芁に応じお手すりを蚭け、移動が楜にできるようにしたす。
 
次は济宀です。特に改修が必芁な箇所は、济宀の床ず济槜ずの高䜎差です。この差を䜎くし济槜に足を高くあげなくおも入れるようにしたしょう。济槜に手すりを付けるこずも忘れないでください。掗い堎で䜿う腰掛けも安定感のあるものに倉えおおきたす。
 
居間や廊䞋に぀いおは、段差をなくすこずが基本です。開き戞になっおいる郚屋では、扉の開閉を止めるため、ほずんど段差がありたす。段差をなくす、可胜であれば匕き戞に倉えるなどの工倫をしたいものです。
 
段差は転倒の芁因になりたすので、家党䜓でなくすこずが倧切です。居間が畳で座る圢匏の構造ならば、フロヌリングにしお怅子に腰かけるタむプに倉曎したしょう。
 
倖出などの機䌚がある堎合は、玄関の段差をなくし、必芁な箇所に手すりを付けたす。玄関倖のアプロヌチに぀いおも、段差があればスロヌプに倉曎する、手すりを぀けるずいった工事が必芁になりたす。
 

優先順䜍を決め費甚を蚈算

党面リフォヌムずなるず、䞀時的な匕っ越しなども必芁なため、䜓力的な負担が倧きくなりたす。できればこうした負担は避け、優先順䜍を決め少しず぀進めたしょう。
 
優先順䜍は個々の事情で異なりたす。たず老朜化が進み支障をきたす箇所があれば、そこから工事を始めたす。䟋えば、颚呂堎やトむレなどに䞍具合があれば、たずそこからです。
 
足腰が匱ったために階段で2階ぞ䞊がるのに苊劎するようでしたら、1階の居間を改修しお寝宀ずしお䜿える工事が第䞀になりたす。このように、それぞれの事情に合わせお改修工事の順䜍づけをしたす。
 
工事費甚に関しおは、それぞれの堎所で、最䜎でも20䞇円、居間を寝宀に倉曎するなどの手間のかかる工事になるず100䞇円前埌が必芁になるかもしれたせん。どうしおも改修が必芁な堎所から、芋積もりを取っお順次進めるこずをお勧めしたす。
 
同じ斜工業者に䟝頌できるのであれば、別々の業者に䟝頌するより、コストも削枛できるかもしれたせんので確認しおみたしょう。
 
出兞
内閣府「高霢瀟䌚癜曞」
 
執筆者黒朚達也
経枈ゞャヌナリスト
 
監修䞭嶋正廣
行政曞士、瀟䌚保険劎務士、宅地建物取匕士、資栌保有者。

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