更新日: 2022.03.15 セカンドライフ

老後は楽しく豊かに暮らしたい!必要な3つの要素(資金・健康・生きがい)とは?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部 / 監修 : 新井智美

老後は楽しく豊かに暮らしたい!必要な3つの要素(資金・健康・生きがい)とは?
定年後の生活をどのように過ごしたいですか? 海外移住や、ボランティア活動、趣味や経験を生かしての起業や、料理教室やカフェを開業するなど、定年後の生活をどのように過ごすかは、人それぞれです。そして、豊かな老後を過ごすためには「資金」「健康」「生きがい」の3つが重要なポイントです。
 
今回は、この3つの要素について詳しく紹介していきます。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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新井智美

監修:新井智美(あらい ともみ)

CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員

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老後を豊かに暮らすためには「資金」が必要

老後を豊かに暮らすために、やはりお金は欠かせません。老後どれくらいの資金が必要になるのか知るために、シミュレーションを行いましょう。公的年金で足りない部分を、何で補うかを考えることが大切です。貯金しておく、個人年金に加入する、働いて補うなど、きちんと計画を立て、早い段階から行動に移すことを考えましょう。
 
また、体力的にも老後働けるか自信がない場合は、資産運用について学んでおくことも大切です。初めから多額を投資せずに少額から始めたり、分散投資したり、貯蓄と同じように毎月小額から始めて、コツがつかめたら本格的な資金運用をしてみるなど、老後に向けてあらかじめ準備しておきましょう。
 
老後はなるべく支出を抑え、資産活用を始めることをおすすめします。老後前に行った生活資金のシミュレーションをもとに、毎月の支出を抑えることが大事です。例えば、旅行やレジャー費を抑えるために、お金のかからない趣味をみつけたり、ボランティア活動をしたりすることで支出を抑えることができます。
 
また、老後の資産活用として、自宅に住みながら自宅を担保に老後資金を借りることができる「リバースモゲージ」を使った資金調達方法もあります。リバースモゲージは、基本的に毎月の返済は利子部分のみで、元金は死後に担保としていた自宅を売却することで返済するという仕組みです。長い老後の生活を送る資金源として、リバースモゲージを活用するのも一つの方法です。
 

老後を豊かに暮らすためには「健康」であること

どんなに老後資金がたくさんあっても身体が健康な状態でなければ、やりたいことを実現することは困難です。老後を豊かに暮らすためには、やはり健康が第一です。
 
リタイア前には、きちんと人間ドックや健康診断を行い、病気がみつかっていない状態であっても、自分自身の体の弱い部分を知っておき、改善できるように意識しながら日々の生活を送ることが大切です。また、たばこや暴飲暴食、夜ふかしなどは体に悪影響を及ぼす恐れがあるので、不摂生な習慣は老後前にやめておくように心がけましょう。
 
仕事を定年退職し、老後を迎えて自由な時間が増えたら、なるべく健康的な趣味をみつけることがおすすめです。例えば、ウオーキングやジョギング、登山やヨガなど、適度に体を動かすことで、健康を維持できます。老後前に、運動を全くしていなかった人の場合、急に体を動かすと、体に負担をかけてしまうこともあるので、ウオーキングなど軽めな運動から始めるようにしましょう。
 

老後を豊かに暮らすためには「生きがい」が大切

老後を豊かに暮らすためには、夢中になれるような「生きがい」をみつけることが大切です。例えば、自治会やボランティア活動、習いごとやガーデニングなど、自分自身がワクワクできるような趣味をもつと、精神の健康をキープすることができます。
 
また、同じ趣味をもつ仲間ができ、たくさんの人とコミュニケーションを図ることで、家族以外との行動や、会話を楽しむ機会が増えるでしょう。定年前から、趣味をみつけておいて、定年退職後もその趣味を続けていくなど、あらかじめ計画しておきましょう。
 

老後前に早めの計画を

今現在、子育てや仕事で忙しく感じるかもしれませんが、それが一段落する老後が誰にでもやってきます。老後の豊かな生活には「資金」「健康」「生きがい」は、欠かせないことから、老後前に老後の生活をきちんとシミュレーションしておくことが大切です。あらかじめ計画しておくことで、生き生きとした豊かでいろどりのある老後を送ることができます。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 
監修:新井智美
CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
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