更新日: 2022.04.26 老後

<退職金を安全に使いたい人向け>銀行預金のおすすめ活用方法

<退職金を安全に使いたい人向け>銀行預金のおすすめ活用方法
退職金は老後を生きていくための大切な財源です。老後生活を豊かにするために、退職金も資産運用する必要があるとされています。しかし退職金には限りがあるため、使い道はより慎重に考えなければなりません。本記事は、退職金を安全に活用したい人向けに銀行預金の活用方法を紹介します。
 
FINANCIAL FIELD編集部

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退職金を銀行預金するメリットとデメリットは?

銀行預金の種類を確認したうえで、退職金を銀行預金するメリットとデメリットをまずは解説します。
 

預金種類 預金の特徴
普通預金 自由に預け入れ、払い戻しができる預金口座です。
定期預金 一定の預け入れ期間を決めて預金する口座です。満期日まで引出しができませんが、金利が高いです。
総合口座 普通預金と定期預金を組み合わせた機能を併せ持ちます。
当座預金 手形や小切手の支払いに使われる預金です。ただし法律により利息が付かないので注意してください。
貯蓄預金 残高が定められた金額より多くなると金利が高くなります。出し入れは自由ですが、自動支払いや自動受け取りはできません。
大口定期預金 1000万円から預け入れできる定期預金です。預けた金額と期間に応じて金利が設定されます。
積立定期預金 目標額まで毎月決まった日に積み立てる預金です。進学、旅行、住宅購入資金として利用されます。

出典:一般社団法人 全国銀行協会
 

メリット

銀行預金のメリットは以下の3つです。定期預金は総じてリスクがありません。安定した資産運用をする堅実な手段です。
 

・元本保証
・安定した資産運用
・預金保険制度の対象

 
定期預金のメリットは、運用期間全てにおいて元本の額が減らない、元本保証がされている点です。株式投資などほかの資産運用には元本保証がありません。定期預金が安心とされている理由は、この元本保証があるためです。そのため安定した資産運用が行えます。さらに、預金保険制度も銀行預金の特徴です。
 
預金保険制度とは、金融機関が破綻した場合に一定額の預金を保護してくれる制度です。金融庁によると「定期預金や利息の付く普通預金等は、預金者1人当たり、1金融機関ごとに合算され、元本1000万円までと破綻日までの利息等が保護される」 としています。
 

デメリット

運用リスクが低い銀行預金にはデメリットもあります。
 

・利率が低いため運用効率が悪い
・銀行が破綻すると1000万円以上は保証されません。
・中途解約すると金利が少なくなる

 
預金の利率は決して高くないので、運用効率が良いとはいえません。銀行が破綻すれば1000万円までしか保護されないので、退職金を預ける際は気を付けてください。さらに預け入れ期間が設定される預金を途中で解約すると、利率が下がります。
 
退職金の運用として効率が悪く1000万円以上は保護されないので、計画的に活用することが大切です。
 

退職金を預金するとき押さえておきたいポイント

実際に退職金を預金するなら押さえておきたいポイントを解説します。以下4つのポイントを確認して、賢く活用しましょう。
 

・活用ポイント1:金利の高い預金を選ぶ

退職金を預金するなら「金利」の高い金融機関を選びましょう。金利は銀行によって違うため、より金利の高い商品を選ぶことが大切です。退職金の活用を目的としたキャンペーンであれば金利が高く設定されています。
 
キャンペーンの金利は、銀行や商品によってさまざまなので、活用する場合は確認しておきましょう。
 

・活用ポイント2:固定金利か変動金利か確認

変動金利と固定金利を確認して退職金を活用することもポイントです。経済情勢等によって利率が変わる変動金利は、6ヶ月ごとに見直されます。金利が上向いている場合、変動金利が有効です。金利が下がっている局面では、一定の利率が適用される固定金利を選択しましょう。
 

・活用ポイント3:預け入れ期間を考慮する

一般的に預け入れ期間が長いと金利も高くなります。効率的な資金の活用をするなら、預け入れ期間の短い種類を選びましょう。満期を迎えてから、より金利の高い種類に乗り換えると効率的です。
 
ただし定期預金を10年以上放置すると、休眠預金になります。所定の手続きをしなければ、休眠預金は引き出せないので注意しましょう。
 

・活用ポイント4:利息を考慮して選ぶ

定期預金の種類を決めるポイントに利息があります。預けた金額に金利がつく単利と、預けた金額と利息に金利がつく複利の2種類を踏まえて活用しましょう。一般的に長期で運用する場合、複利の方が利息は高いです。
 
利息を考慮して、長期的に退職金を活用するか見定めましょう。
 

銀行預金は退職金の預け先として計画的に活用しましょう

銀行預金は預けた退職金を必要に応じてすぐに引き出せます。元本割れが起こるリスクもありません。退職金を安全に資産運用したい人に有効な手段です。
 
株式や投資信託を活用して、退職金を資産運用する風潮がよく見受けられます。しかし、資産運用した結果、退職金が目減りするリスクを心配する人もいるでしょう。そのため、退職金を堅実に守る準備の1つとして、銀行預金を活用する方法も検討しておきましょう。
 
出典
一般社団法人 全国銀行協会 「目的に応じて使い分けたい7つの銀行預金」
金融庁 預金保険制度
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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