更新日: 2022.04.15 セカンドライフ

シニアもできる副業にはどんなものがある?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

シニアもできる副業にはどんなものがある?
「ゆとりある老後生活のために副業を考えている」「シニアでもできる副業を見つけたい」など、副業を見つけたいけれど、どんな仕事があるのか分からないという方もいるのではないでしょうか。
 
シニア向けの副業はいろいろとあるので、自分に合った仕事を見つけられます。しかし、体力的な面を考慮して無理なくできる副業を選ぶとよいでしょう。当記事では、シニアでもできる副業について解説します。
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シニアでもできる副業

シニアでもできる副業は以下のとおりです。


・クラウドソーシング
・内職
・家事代行

いずれの仕事も具体的な年齢上限がなかったり、高く設定されたりしています。また、自分の都合に合わせて、働ける仕事も多いです。それぞれの仕事の特徴について、ぜひ参考にしてください。
 

クラウドソーシング

クラウドソーシングとは、企業や個人がインターネット上で、仕事を依頼・発注するサービスです。会社に属さずフリーランスとして働けるため、シニアだけでなく、会社員の副業や専業主婦・学生の小遣い稼ぎにも適しています。
 
以下のようにさまざまな仕事を募集しており、専門的なスキルがない人でも始めやすい仕事があるのも特徴です。


・アンケート
・データ入力
・覆面調査(ミステリーショッパー)
・テープ起こし
・ライティング

年齢制限も、18歳以上の方で電子メールサービスを保有する人なら、会員登録をして自分に合う仕事に応募できるところがほとんど。締め切りを守るのは必須ですが、自分のペースで取り組める副業です。
 

内職

自宅でできる仕事として、よく知られているのが内職。特別な知識やスキルが必要のない仕事が多く、自宅で、自分のペースでできるのが特徴です。シール貼りや宛名書き、ダイレクトメールの封筒入れなどさまざまな仕事があり、成果物の数に応じた報酬が支払われます。
 
報酬は仕事内容により異なりますが、未経験でもできる簡単な仕事は、単価が安くなる傾向が。同じ作業を繰り返すものも多いので、自分に合ったものを選びましょう。また、納期をきちんと守ることも重要です。
 
ところで自宅で仕事をするということで、内職と在宅ワークは同じだと思われがちですが、個人事業主として働く在宅ワークと異なり、実は内職は、仕事を委託する企業等の「労働者」として働く、という点が異なります。
 
そして内職は、厚生労働省の定める「家内労働法」に基づいて、最低工賃(報酬)や安全衛生面の最低基準などが定められているのもポイント。また自治体によっては、ホームページや窓口で仕事を探すこともできるので、住んでいる自治体に問い合わせてみるのもよいでしょう。
 

家事代行

家事代行とは、その名のとおり依頼者の自宅などに訪問して、掃除・洗濯・買い物・料理などの家事全般を行うサービスです。具体的には、以下のような家事が挙げられます。


・洗濯
・掃除(掃除機かけ、水まわりの掃除など)
・予算や要求に合わせて食事の準備
・来客の応対
・高齢者や病人の世話
・子どもの世話

なお、自宅での医療行為や危険の伴う高所作業といった専門性が求められる作業は行いません。
 

健康を害さない・高額な初期投資が不要な副業を選ぶのがポイント

シニアが副業を見つける際に、注意したいポイントは以下の2点です。


・健康を害さない副業を選ぶ
・高額な初期投資が不要な副業を選ぶ

シニアになると、若い人のように無理はききません。働きすぎて体を壊したら、医療費が掛かって老後資金を貯めるどころではなくなります。そのほか、最初に高額な初期費用を請求してくる在宅ワーク詐欺があります。
 
「すぐに元が取れる」「売り上げが出ない場合は返金」などと勧誘してきますが、これらの手口は消費者庁も注意喚起している立派な詐欺なので、十分に注意しましょう。
 

自分に合った副業を見つけよう

シニアができる副業は、未経験でもできるものや、これまでの経験を生かせるものなど、さまざまなものがあります。年金や、これまでの貯金ではどうにもならない人、経済面で安心して暮らしたい人は、自分に合った副業でお金を貯めておきましょう。
 
ただし、単に副業を見つければよいわけではありません。健康面に負担がない、そして高額な初期費用が掛かからない仕事でなければ、継続が難しい可能性があるので注意が必要です。
 
出典
厚生労働省東京労働局 家内労働法のあらまし
三鷹市 内職のあっせん(紹介)
厚生労働省職業情報提供サイトjobtag 職業詳細より「家政婦(夫)」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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