更新日: 2024.06.06 その他老後

老後資金をつくるために知っておくべき4つの低リスクな方法とは

老後資金をつくるために知っておくべき4つの低リスクな方法とは
老後資金をつくるためには、なるべくリスクを抑えて資産運用を行うことが大切です。
 
しかし、運用方法や運用資産などによっては元本を大きく割れてしまうリスクが伴うため、運用方法や運用資産は慎重に選ぶ必要があります。
 
今回は、低リスクな資産運用の方法をご紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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低リスクな資産運用の方法を4つご紹介

なるべくリスクを抑えて資産を運用する方法を4つご紹介します。絶対にリスクを取りたくないという方は「元本保証」の銀行預金なども選択肢に入れましょう。
 

定期預金

定期預金は、数ヶ月から数年といった預金期間が決められており、原則として満期日まで出金できません。その分、普通預金などに比べて預金金利が高く設定されています。
 
一般的に、メガバンクよりもネット銀行や地方銀行、信用金庫などのほうが預金金利が高い傾向にあります。金融機関によって金利が異なるため、定期預金を利用する際はホームページなどで確認しましょう。定期預金は元本が保証されているため、リスクをかけずに資産形成を行いたい方に向いています。
 

財形貯蓄

財形貯蓄は、勤務先の会社が財形制度を導入している場合に利用できます。毎月の給料から天引きする形で、提携先の金融機関に積み立てを行います。
 
財形貯蓄では、定期預金や生命保険、投資信託、債券などといった金融商品の中から運用商品を選び、資産を積み立てつつ運用します。運用商品によっては元本割れする可能性もあるため、リスクを把握した上で選択しましょう。
 

確定拠出年金

確定拠出年金は、加入者自身が掛金を運用し、運用結果に基づいて将来の年金給付額が確定する年金制度です。運用商品は、定期預金や保険を対象とする「元本確保型」や投資信託を対象とする「元本変動型」があり、元本変動型の場合は元本割れする可能性があります。
 
また、確定拠出年金は「企業型」と「個人型(iDeCo)」に分けられ、それぞれ加入条件や掛金の上限金額などが異なります。掛金は原則として60歳になるまで換金できませんが、運用益が非課税となる他、掛金や年金が各種控除の対象となるなど、さまざまな税制優遇を受けられるといったメリットがあります。
 

つみたてNISA

つみたてNISAは、長期的に積立・分散投資を行うための非課税制度で、2018年に開始されました。金融機関によって取り扱う商品は異なりますが、金融庁の基準をクリアした公募株式投資信託や上場投資信託(ETF)に限られています。
 
非課税で運用できるのは年間40万円までとなっており、最長20年間(最大800万円)非課税での運用が可能です。長期的に積立・分散(運用資産や買付タイミング)して投資するため、リスクを抑えて運用できるのがメリットです。
 

資産運用は長期的な視点で行いましょう

リスクを抑えて資産運用を行う場合は「長期」「積立」「分散」が基本です。株式や投資信託などのリスクが高いとされる資産で運用する場合でも、長期的な視点で積立・分散投資することでリスクを大幅に軽減できます。
 
老後の資産形成を目的にするのであれば、元本を減らしてしまっては元も子もないため、なるべくリスクを抑えて運用しましょう。
 

出典

一般社団法人全国銀行協会 定期預金
独立行政法人勤労者退職金共済機構勤労者財産形成事業本部 財形制度について
厚生労働省 確定拠出年金制度の概要
金融庁 つみたてNISAの概要
三井住友銀行 円預金金利
楽天銀行 定期預金金利
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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