更新日: 2022.11.11 老後

定年退職後に「失業保険」を受け取れる条件とは? 手続きと合わせて解説!

定年退職後に「失業保険」を受け取れる条件とは? 手続きと合わせて解説!
定年まで働いた後、別の会社に再就職をする場合、就職が決まるまで失業保険を受け取ることができるのか、不安に思っている方もいるのではないでしょうか。結論としては、定年退職後でも条件を満たせば失業保険を受け取ることが可能です。
 
本記事では定年後に失業保険を受け取れる条件や、手続きに必要な書類、手続きの流れについて解説しています。
 
FINANCIAL FIELD編集部

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定年退職後でも条件次第で失業保険を受け取れる!

定年退職後、再就職を検討する場合には「失業保険」を受け取ることが可能です。定年退職後に失業保険を受け取るには、「失業中で再就職の意思がある」「 離職日以前の雇用保険被保険者期間が12ヶ月以上」という、2つの条件が必要です。それぞれみていきましょう。
 

条件1.失業中で再就職の意思がある

1つ目の条件は「再就職の意思があること」です。「意思」といっても、単に「再就職を希望する」と胸の内に抱えておくだけでは不十分で、実際に「求職活動」を行う必要があります。ハローワークに来所し、必要な手続きを経て求職活動を行うと、「再就職の意思がある」と認められます。ちなみに、再雇用が決まっているような場合は受給することはできません。
 

条件2.離職日以前の雇用保険被保険者期間

失業保険を受け取るには、雇用保険に加入している必要があります。具体的には、定年退職の場合は「離職日以前の2年間の合計で被保険者期間が12ヶ月以上あること」が要件となります。
 

失業保険の手続きに必要な書類

失業保険を受け取るには、ハローワークにて手続きを行います。そして、その際には以下の書類を持参することが必要です。
 

(1)雇用保険被保険者離職票 1~2
(2)個人番号確認書類
(3)写真
(4)本人名義預金通帳またはキャッシュカード

 
雇用保険被保険者離職票は、通常退職後2週間前後で会社から郵送される、または受け取りに行くこととなります。
 
個人番号確認書類はマイナンバーカードです。マイナンバーカードを保有していない場合、通知カードなどの個人番号が確認できる書類と、運転免許証などの身元確認書類が必要です。写真は最近のもので正面上三分身、縦3.0cm×横2.4cmを2枚、証明写真機等を利用して準備しましょう。
 
失業保険が振り込まれる銀行口座の登録に必要なため、振り込みを希望する本人名義の預金通帳かキャッシュカードも持参しなければなりません。
 

失業保険の手続きと流れ

失業保険の手続きはハローワークにて行います。まずは窓口で求職申し込みをパソコンまたは求職申込書にてする必要があります。その後、持参した離職票や個人番号確認書類などの必要書類を提出します。
 
必要書類に問題が無く、受給資格を満たしていることが確認できれば、失業保険が振り込まれる銀行口座の登録に移ります。その後受給に関して給付のタイミングや今後の流れについて説明を受け、問題が無ければ受給資格決定です。
 
受給資格決定後は、雇用保険受給者初回説明会に行き、雇用保険受給資格者証と失業認定申告書を受け取り、第一回目の失業認定日を知らされることとなります。説明会後、ハローワークでの失業認定を受け、実際に求職活動をしていくことで、失業保険を受給することができます。
 

失業保険の手続きは退職日の翌日から1年以内に行う

失業保険の手続きは、退職日の翌日から1年間に行うことが原則です。なお、妊娠や出産などの理由により、受給期間内に30日以上働けなくなった場合は受給期間を延長することができます。
 
また、申請期限を過ぎても2年間の時効期間内であれば、さかのぼって受給を申請することが可能です。しかし、その場合通常よりも受給が遅れたり、他の給付金の返還義務が生じたりする可能性があります。
 

定年退職後、失業保険の手続きを正しく行いましょう

定年退職に伴い、さまざまな手続きを行いますが、失業保険の手続きには期限があります。書面上の不備などがあれば、さらに時間がかかりますので、早めの準備が大切です。失業保険をスムーズに申請し、第二の人生を快適に始めましょう。
 

出典

厚生労働省 離職されたみなさまへ

ハローワークインターネットサービス 雇用保険の具体的な手続き

 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

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