更新日: 2023.01.12 その他老後
シニア世代は熟年大人婚を望んでる!? 熟年婚の経済的なメリットとは?
成熟した大人同士が人生を共に歩むことを決めるにあたって、経済的なメリットはあるのでしょうか?
この記事では、熟年婚の経済的なメリットについて解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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熟年婚のメリット
一般的な熟年婚のメリットについて解説します。
体調管理を意識できる
健康な人でも、中高年になると体調の変化や不安が現れます。パートナーと暮らしていれば、体調の変化に気づいてもらいやすいので、病気の早期発見につながります。
また、独身だと食事や運動などを手抜きしがちですが、一緒に管理したり楽しく取り組んだりすることで、健康を意識できます。大切な人が存在することで生きがいが増えて、イキイキとしてくるでしょう。
老後の不安を軽減できる
熟年世代はまだまだ働き盛りで、1人での生活基盤もでき、人生を楽しんでいる時期といえるでしょう。
しかし今はシングルでの生活が充実していても、高齢になれば体力は年々衰えていき、老後は今の自分と同じように活動できない可能性があります。そんなとき楽しく暮らせるパートナーがいると心強く、安心できます。
親族や友人が安心できる
50代、60代で独り身となると、親族や友人に心配されるかもしれません。熟年結婚することで、支えとなるパートナーとの新たな人生の一歩を踏み出し、大切な親族や友人を安心させることもできます。
経済的に楽になる
定年を迎えると、年金やそれまでためた資産で生活をしていかなければなりませんが、負担は少しでも軽くしたいところ。
結婚して一緒に暮らせば、家賃・光熱費などの固定費を2人で分担できるので、生活費を抑えることができます。
熟年婚には経済的なメリットがある
熟年婚にはどのような経済的なメリットがあるかをみてみましょう。
国・地方自治体などの制度が受けられる
結婚という形で法的に証明されることで、葬儀、お墓、相続などの手続きをすることができるようになります。
また、生命保険の受取人にもなれるため、万一のときの生活の保障もあります。
減税や割引などが受けられる
例えば、下記のような減税、割引が受けられます。
●世帯主の扶養に入れば、税金が免除されたり減額されたりする
●配偶者の社会保険に加入できる
●公営団地や市営住宅などに暮らせるようになる
●携帯電話会社の家族割りが適用される
まとめ
熟年婚のメリットについて解説しました。熟年婚には精神面や身体面以外にも、経済的なメリットがありますが、お互いの家族や財産によってトラブルが起こる可能性もあります。
専門家に相談して遺言書を作成するなど、もめ事が起こらないように準備しておきましょう。
出典
タメニー株式会社 パートナーエージェント「シニア世代の結婚」に関するアンケート調査
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部