更新日: 2023.01.13 老後

「死ぬ前に全財産を使い切って遊びたい!」 老後に浪費するとしたら何する?

執筆者 : 柘植輝

「死ぬ前に全財産を使い切って遊びたい!」 老後に浪費するとしたら何する?
「老後に思いっきり浪費してみたい」「死ぬ前に全財産を使い切りたい」など、誰もが一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
 
そこで、老後のお金の使い方について考えてみました。
 
柘植輝

執筆者:柘植輝(つげ ひかる)

行政書士
 
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2級ファイナンシャルプランナー
大学在学中から行政書士、2級FP技能士、宅建士の資格を活かして活動を始める。
現在では行政書士・ファイナンシャルプランナーとして活躍する傍ら、フリーライターとして精力的に活動中。広範な知識をもとに市民法務から企業法務まで幅広く手掛ける。

死ぬ前に全財産を使い切るのは家族にとっては冷たいこと?

「死ぬ前に全財産を使い切って遊びたい!」など、配偶者や子、孫に遺産を一切残さないと考えるのは、一見冷たいことのようにも思えます。
 
確かに、遺産について多少なりとも子や孫が期待している場合は当てが外れることになりますが、そもそもは自身が築き上げてきた財産です。生きている間に財産を使い切ることは自身の財産を処分する行為であり、後ろ指さされるようなことではありません。
 
財産を残さずに亡くなることは、相続手続きの簡略化にもつながり、遺族にとって一概にマイナスになるとは言い切れません。相続財産をめぐって親族間で争いが起こるケースも珍しくありませんが、相続争いが発生しないという意味では、財産を残さないことがプラスになる面もあります。
 
また、財産について家族との生活、子や孫の結婚・進学などにかかる費用の支援にも使っていれば、遺族に与える印象も変わります。
 

老後に財産を使うとしたらどんなことをする?


 
老後のお金の使い道としては、公益財団法人 生命保険文化センターの老後の生活費についての調査が参考になります。
 
調査結果では老後に必要な生活費のうち、ゆとりある老後のための上乗せ額の使い道については「旅行やレジャー」が最も多く、続いて「趣味や教養」「日常生活費の充実」などと続いています。
 
【図表】

 
出典:公益財団法人 生命保険文化センター 「老後の生活費はいくらくらい必要と考える?」
 
調査結果を基にした例としては、以下のような使い道が考えられます。

・全国の観光地を巡ってみる
・趣味にお金をかける
・日常生活で買う食品や消耗品をワンランク上にする
・家具や家電を買い替える
・友人との付き合いを増やす
・子や孫の結婚や子育て費用、住宅購入、学費などの支援

老後に財産を使い切りたいと思ったら、上記の他にも若い頃に興味があった物や最近テレビで見たちょっと気になる物などを、無駄遣いと思わずに買ってしまうのもいいでしょう。
 
いずれにしても過度に「もったいない」と考えるのではなく、気になったことにお金を使ってみることで、有意義な使い方につながるはずです。
 

老後に浪費をする場合の注意点

たとえ老後に財産を使い切ろうという場合でも、浪費し過ぎて日常生活すらままならない状況にならないように注意する必要があります。
 
お金を使うことばかりに夢中になっていると、亡くなるまでの老後資金が手元に残らず、生活に困ってしまう可能性も考えられます。そのため、最低限必要となる生活費については常に残した上で財産を使うことが大切です。
 
つまり、使い切れないほどの財産がある場合はともかく、周囲に迷惑をかけずに浪費をするためには、ある程度は計画を立ててお金を使っていく必要もあります。
 

まとめ

「死ぬ前に全財産を使い切りたい」と思っている場合、何がやりたいのか、どんなことに使いたいのか考えてみることも大切です。生きている間に最低限の生活費まで使ってしまったり、それが原因となって家族に迷惑をかけたりするのは好ましくありません。
 
老後に財産を残さず、思いっきり使ってみたいという場合は、やりたいことを整理し、常に手元に残しておく分は確認するようにしてください。
 

出典

公益財団法人 生命保険文化センター 老後の生活費はいくらくらい必要と考える?
 
執筆者:柘植輝
行政書士

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