更新日: 2023.04.21 セカンドライフ

老後に移住するならどんなことを重視する? どんなところに住みたい?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

老後に移住するならどんなことを重視する? どんなところに住みたい?
老後には、もっと住みやすい場所に移住したいと考えている人は多いでしょう。しかし、何を重視して移住先を選べばよいのかを分かっている人は、少ないかもしれません。
 
そこで本記事では、老後に移住するならどんなことを重視すべきか、そして、どんなところに住みたいと考えている人が多いのかを解説していきます。また、移住後の老後生活を豊かにするポイントも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
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老後の移住に重視すべきポイントとは?

老後に移住する際に重視すべきポイントとしては、主に以下の6つがあります。
 

1. 商業施設や銀行、郵便局の場所

商業施設や銀行、郵便局は、日常生活に必要となることが多いため、徒歩圏内にあるかが重要なポイントといえます。これは、「自動車で移動せずに済む」「重い荷物も運びやすい」などが理由です。また、歩く機会が多くなるため、日常的に適度な運動となるのもメリットです。必要なものをすぐに手に入れられる環境は、老後にも安心でしょう。
 

2. 医療施設が近くにあるか

高齢になると、定期的な健康チェックなど健康管理は重要です。特に、持病がある人ならなおさらでしょう。そのため、近くに病院やクリニックがあるかどうかは、移住するのに重視すべきポイントです。
 

3. 福祉制度の内容はどのようなものか

自治体の福祉制度についてもサービス内容は、重要なポイントになります。高齢になると、デイサービスや老人ホームなど、介護施設が必要になる可能性は高くなります。いざというときのためにも、近くに介護施設があるか、車の送迎はあるかなどチェックしておきましょう。
 

4.交通アクセスがよいか

高齢者になったら、免許証は早く返納したいものです。そのため、移住先の公共交通機関が整備されているかは、とても重要です。特に、「バスの運行範囲がよく行く場所をカバーしているか」「都市部に行きやすいか」などを意識しましょう。また、家族や友人とのつながりを大切にするためにも、交通アクセスがよいことは重視すべきポイントです。
 

5. 生活コストが安いか

老後は収入源が限られてくる場合が多いため、移住先の住宅費用や食費などの生活コストがどのくらいかは重要ポイントです。生活コストが安く済めば、その分、趣味や暮らしにお金をかけて、より充実した老後生活を送れます。
 

6. 治安が良いか

移住先の治安が良い地域なら、安心して暮らすことができます。これは、精神的な安心感を得るためにも、重視すべきポイントです。
 

老後に住みたい! 人気が高い地域の条件とは?

老後に住むのに人気が高い地域には、気候的・環境的に以下のような条件があります。
 

1. 気候的な条件

老後には、気候が穏やかで暖かいところで暮らしたいと考える人が多いとされています。特に寒くて雪が多い地域では、雪かきなどが大変そうと考えられています。また、高齢者は体温調節機能が低下しやすいため、寒暖の差に影響を受けやすい傾向があります。関節痛や風邪のリスクを減らして健康を維持するためにも、気候が穏やかで暖かいところは有効なのです。
 

2. 環境的な条件

老後には、海や山など、自然が豊かな環境でのんびり暮らしたいと考える人が多いとされています。これは、落ち着いた環境で時間に追われずゆったりと過ごすことが、ストレスの軽減に役立つのが理由でしょう。また、新鮮な空気や緑に囲まれる生活なら、健康の維持も期待できます。
 

移住後の老後生活を豊かにするポイントを紹介

移住後の老後生活を豊かにするには、「地域コミュニティーへの参加」や「ペットとの生活」も重要なポイントとされています。地域コミュニティーへ積極的に参加することで、新しい友人を作ったり、助け合いの関係が築きやすかったりと、孤立感の軽減に役立つとされています。
 
また、ペットと生活することで、「生きる張り合いをもつこと」や「孤独感を癒やすこと」、そして「認知症の防止」などが期待できるのです。なお、ペットとの生活は、適度な運動にもなります。
 

老後の移住で充実したセカンドライフを送ろう

今回は、老後に移住する際に重視すべきことを解説してきました。公共交通機関のアクセスや近くにあったほうがよい施設、生活コストなどが重要でした。そして、多くの人が老後に移住したいと考えている条件も紹介しています。
 
また、移住後の老後生活をいかに豊かに過ごすかのポイントも取り上げました。老後の移住に必要なことを理解して、ぜひ、充実したセカンドライフを送れるようにしましょう。
 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

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