更新日: 2023.10.22 セカンドライフ
50代夫の趣味がお金のかかる「バイク」で老後の資金が心配…趣味を楽しみながら貯金するコツは?
本記事では、一般的な50代の平均貯金額を紹介します。またパートナーが、バイクのようにお金のかかる趣味を続けている場合でも、無理なく貯金が続けられる方法についても解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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20~50代の平均貯蓄額
金融広報中央委員会が公表している「家計の金融行動に関する世論調査 [二人以上世帯調査](令和4年)」によれば、50代の平均貯蓄額は1684万円とのことでした。また表1のように、年齢を重ねるほど、貯蓄額も多くなる傾向にあることが分かります。
表1
20代 | 339万円 |
30代 | 697万円 |
40代 | 1132万円 |
50代 | 1684万円 |
60代 | 2317万円 |
※金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査 [二人以上世帯調査](令和4年)」を基に筆者作成
バイクにかかる費用
バイクにかかる費用を見ていきましょう。排気量125~250CCのバイクを所持する場合にかかる費用について、表2にまとめました。
表2
二輪の軽自動車税(種別割) | 3600円 |
自動車重量税 | 4900円(新車新規登録時のみ) |
自動車損害賠償責任保険 | 8920円(24ヶ月) |
※各ウェブサイトを参照して筆者作成
年間でかかる費用を計算すると、表2だけで1万7420円かかります。また表2の費用に加えて、駐輪場代やガソリン代もかかります。
例えば、年間で1万キロメートルほど走行する場合のガソリン代は、燃費30キロメートル/リットル・168円/リットルだとすると、5万6000円です。表2に5万6000円を加算すると、7万3420円になります。さらに駐輪場を借りる場合は、駐輪場代も加えてかかります。
計画的に出費を抑えて貯金するコツ
パートナーがバイクを趣味にする場合でも、計画的に出費を抑えれば、十分に貯金ができるでしょう。
バイクは、排気量が多いほど支払う税金が上がるため、排気量の少ないバイクならば、軽自動車税や重量税が抑えられます。
またガソリン代を節約するために、燃費のよいバイクを選んだり、月額料金が安い駐輪場を選んだりすることでも、出費を削減できます。
出費が少ないバイクを選んで貯蓄額を増やそう
パートナーの趣味がバイクに乗ることであっても、工夫して出費を抑えることで、無理なく貯金ができます。
例えば、比較的出費が少ない250CC以下のバイクを選んだり、車を売却して、バイクのみを利用したりするなど、さまざまな方法があります。趣味を楽しみつつ、夫婦で貯金を殖やしましょう。
出典
金融広報中央委員会 知るぽると 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和4年)各種分類別データ 5 種類別金融商品保有額(金融資産保有世帯)
横浜市 軽自動車税(種別割)について
国土交通省 自動車重量税額について 【新車新規登録を受ける場合】 2023年5月1日からの自動車重量税の税額表
国土交通省 自動車総合安全情報 自賠責保険ポータルサイト 主な車種・期間の保険料(共済掛金)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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