更新日: 2023.12.08 その他老後

50代後半に差し掛かり、今後のために「布団」から「ベッド」に変えるか悩んでいます…どちらが足腰が悪くなっても良いでしょうか。

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

50代後半に差し掛かり、今後のために「布団」から「ベッド」に変えるか悩んでいます…どちらが足腰が悪くなっても良いでしょうか。
布団を長年使用していて慣れているけれども、ベッドに替えるかどうかを検討している方もいるのではないでしょうか。しかし将来、歳を重ねて足腰などに不安を抱えるようになったときんために、どちらのほうが身体への負担が少ないかは知っておくべきでしょう。
 
本記事では、布団とベッドの購入価格を比較して、それぞれのメリット・デメリットを紹介します。
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布団とベッドの購入費用を比較

「小売物価統計調査」によると、ベッド1台あたりの価格は6万5138円です。布団は1枚あたり1万2948円のため、価格で比べると、布団のほうがお得です。
 
ただし、布団やベッドを購入する際には、掛け布団や肌掛け布団、敷き布団、マットレス、敷きパッド、毛布、枕、シーツ、布団カバー、枕カバーなども必要になります。ベッドや布団を購入する際には、すべてをセットにしたときの価格で比較しましょう。
 

布団の特徴

布団の特徴は、素材によって異なります。例えば、ポリエステルならば軽量で、洗濯も手軽に行えます。羊毛の特徴は、保温性や吸放湿性に優れている点です。また価格も、素材によって大きく変動します。価格を抑えて購入したい場合は、ポリエステルがおすすめです。
 
数年で買い替えが必要になりますが、短期間で買い替えることは衛生的ともいえます。羊毛は機能性に優れている分、ポリエステルよりも価格が高めになります。
 

布団を利用するメリット

布団には、以下のメリットがあります。


・就寝時以外は部屋を広く使える
・就寝中に落ちる心配がない
・お手入れが手軽
・処分の手間が少ない

布団は、寝ていないときは畳んで押し入れやクローゼットに収納しておけるため、日中は部屋を広く使えます。また、ベッドのように土台はないため、粗大ごみの量が減り、処分時の費用も抑えられるでしょう。
 

布団を利用するデメリット

布団には、以下のデメリットがあります。


・ハウスダストやホコリを吸いやすい
・耐久性やクッション性が低い
・冬場は冷えやすい
・カビが繁殖しやすい
・就寝・起床時に、敷いたり片付けたりする手間が発生する

布団は床と接しているため、就寝中にホコリやハウスダストを吸いやすくなります。また、床から近いことで冬場は冷えやすいため、暖房をつけたときは、サーキュレーターで空気を循環させるといいでしょう。
 
なお処分時は、多くの場合で粗大ごみとして扱われます。自治体によって対応が異なるため、処分にかかる費用をチェックしておきましょう。
 

ベッドの特徴

ベッドは機能や素材、デザインなどに違いがあり、使用用途に合わせて選ぶことが大切です。またベッドは、素材やサイズによって価格が変動します。
 
基本的に、シングルよりもダブルやキングサイズのほうが高くなります。予算を決めて、目的と部屋の雰囲気に合わせたベッドを選びましょう。
 

ベッドを利用するメリット

ベッドには、以下のメリットがあります。


・ホコリやハウスダストを避けられる
・マットレスの質が高い
・種類が豊富で選択肢の幅が広い
・起床時の身体の負担が少ない
・就寝・起床時に、敷いたり片付けたりする必要がない

ベッドは床から高い位置で寝るため、就寝中にホコリやハウスダストを吸うのを防ぐことが可能です。また、ベッドのマットレスは種類が豊富で選択肢の幅が広く、自分の使用用途に合わせて選べます。
 
価格はまちまちなため、購入時は予算と睡眠の質のバランスを考える必要があります。ベッドは、起床時に座った姿勢から立ち上がれますので、高齢の方や、ひざ・腰が悪い方でも楽に利用できるでしょう。
 

ベッドを利用するデメリット

ベッドには、以下のデメリットがあります。


・広いスペースが必要
・マットレスを干す必要がある
・処分時の手間が大きい

狭い部屋に大きなベッドを置いてしまうと圧迫感が出てしまいますので、部屋の大きさにあったベッドを選びましょう。マットレスは湿気がこもりやすいので干す必要がありますが、重量があり手間がかかります。
 
ベッドを処分する際は粗大ごみとして手続きが必要で費用もかかります。買い替えるタイミングで引き取りサービスを行っている店舗があれば、利用すると便利でしょう。
 

布団とベッドの特徴を把握して使用目的に合わせて選びましょう

今回は、布団とベッドの購入価格と、それぞれのメリット・デメリットを紹介しました。
 
将来、足腰が悪くなったときに、マットの種類が豊富で、自分の身体に合わせた製品を選びやすいのはベッドです。起床時に座った状態から立ち上がれるため、身体への負担を軽減できるでしょう。
 
それぞれの特徴を把握して、使用用途に合わせた選択が大切です。
 

出典

総務省統計局 政府統計の総合窓口(e-Stat)小売物価統計調査(動向編) 表番号2 主要品目の東京都区部小売価格【2022年10月~2023年10月】(2023年10月)「3001 民営家賃」~「4515 清掃代」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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