更新日: 2024.02.15 定年・退職
60歳ですが、いままで「免許」を取ったことがありません…これから取るのは難しいでしょうか?
そこで本記事では「60歳でも自動車免許を取得できるのか」「免許を取るメリット」「70歳から始まる高齢者講習」について解説していきます。60歳で免許を取ろうと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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60歳でも自動車免許の取得ができるのか?
はじめに、60歳でも自動車免許を取れるのかどうかについて解説します。60歳の方でも自動車免許の取得は可能ですが、シニア向けの教習所を開いているところでは、65歳以下といった年齢制限を設けているスクールもあります。
免許取得の際は、シニア向けの自動車教習所を探して、あらかじめ年齢に関しての条件もよく確認したうえで受講するようにしましょう。
免許を取るメリットについて
免許を取得する魅力について見ていきましょう。考えられるメリットには、以下のようなものが挙げられます。
●趣味などの活動範囲が広がる
●親の介護の際に便利
●身分証明書として活用できる
●交通安全に関する知識を得られる
仕事を頑張っていた分、定年後は新しいことに挑戦したい人も多いでしょう。
車があることで活動範囲が広がり、旅行に気軽に行けるようになったり、ゴルフやスキーといった荷物がたくさんあるスポーツも、簡単に荷物を運んで楽しめるようになったりします。免許を取得することで、活動する場所が広がり、人生の選択肢を増やすことが可能です。
高齢者講習について
60歳になって免許を取得するのであれば、「70歳から74歳まで」「75歳以上」それぞれの高齢者講習についても理解しておきましょう。
高齢者講習を受ける際には、更新期間満了前の190日前くらいに警視庁よりはがきで案内が届きますので、希望する教習所で予約します。
70~74歳の方は、座学と運転適性検査を受けたのちに、隣に面接官を乗せた実車指導を行い、更新の手続きとなります。
75歳以上の方は、座学と運転適性検査・実車指導の高齢者講習に加えて、認知機能検査が加わります。また条件に該当する方は、運転技能検査に合格することが必要です。
70歳以上の人たちは、高齢者講習を受けないと免許の更新ができません。はがきが来た時点で予約を早めに行い、免許更新を忘れないように注意しておくことが大切です。
60歳でも免許は取れる! 車で行動範囲を広げて、楽しい生活を送ろう
60歳でも免許は取得できます。免許を取ることで「旅行などの趣味の活動範囲が広がる」「介護の際に役に立つ」「身分証明書として活用できる」「交通安全に関する知識を得られる」といったメリットがありますので、免許を取得したい方は挑戦してみるとよいでしょう。
ただし70歳になると、高齢者講習が必須となるため、更新の際には注意してください。できるだけ長く運転を楽しめるように、講習は必ず受講することが大切です。
出典
警視庁
高齢者講習(70歳から74歳までの方の免許更新)
認知機能検査と高齢者講習(75歳以上の方の免許更新)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー