更新日: 2024.06.13 セカンドライフ

【最新2024年調査】旅に出掛けたシニア女性は82.1%!老後、自由に旅行を楽しむための資金形成とは?

【最新2024年調査】旅に出掛けたシニア女性は82.1%!老後、自由に旅行を楽しむための資金形成とは?
老後は、仕事や子育てが一段落する時期です。
 
そのため、旅行をして日々の疲れを癒やしたり、おいしい食事を楽しんだりしたいと考える方もいるでしょう。
 
しかし、老後は収入面で変動が大きい時期でもあるため、旅行にかかる費用を確保できるか心配な方もいるかもしれません。
 
本記事では、老後に旅行を楽しむために今から取り組める方法について解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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シニア女性の旅行先や年齢別の割合

株式会社ハルメクホールディングスの「ハルメク 生きかた上手研究所」では、50歳〜86歳のハルメクを愛読する女性に「旅に関する意識と実態調査2024」を実施しています。
 
この調査によれば、シニア女性の82.1%が「2023年に旅行に出かけた」と回答しています。
 
さらに、旅行に出掛けた方の旅行先の内訳は、以下の通りです。

・国内宿泊:87.0%
 
・国内日帰り:73.7%
 
・海外旅行:14.5%

内訳を見ると、国内での旅行を楽しむ方が多い一方で、海外旅行に出掛ける方もいることが分かります。
 
また、年代別に見ると、60〜65歳で旅行に出掛けている方が最も多くなっています。
 
以上の結果から、非日常の風景や癒やしを求めて、仕事や子育てが落ち着いたタイミングでさまざまな場所へ出掛ける方が多いようです。
 
しかし、旅行には移動に際しての交通費や旅先での飲食代、また宿泊する場合には宿泊費がかかるなど、出費が多くなる場合もあります。
 
老後は定年退職する方も多いため、旅行の費用が気になってしまう方もいるでしょう。
 
次項で、ある程度自由に老後を楽しむために今からできることをご紹介します。
 

老後に旅行を楽しむために今からできること

まずは、老後資金の計算をしてみましょう。
 
老後は、それまでの貯蓄と公的年金を用いて生活する方も多くなります。
 
公的年金の受給額は、厚生労働省の運営する「公的年金シミュレーター」に毎月誕生月に送られてくる「ねんきん定期便」の内容を入力することで試算が可能です。
 
「ねんきん定期便」には保険料納付額や納付期間などの年金記録が記載されていますが、年齢によって形式や内容が異なります。
 
日本年金機構のサンプル画像や見方の載っているページを参考にして、入力するとよいでしょう。
 
シミュレーターで公的年金を試算した後は、生活するために必要な費用を除いて、どのくらい自由に使えるお金があるか確かめましょう。
 
以上を踏まえたうえで、老後に旅行を楽しむために何歳まで働き、貯蓄をしておくべきか検討します。
 
また、働きながら年金を受給することも可能なため、受給開始の時期についても検討しましょう。
 

シニア層の働き方にはどのようなものがある?

今まで勤めていた職場で再雇用という形で働く方もいれば、新しい仕事に挑戦する方もいるでしょう。
 
ある調査によれば、シニア層に人気の仕事ランキングは以下の通りです。

1位:事務
 
2位:軽作業
 
3位:資格を生かした仕事
 
4位:清掃
 
5位:医療・福祉系

体力的なことを考え、座って行うことの多い事務や軽作業を希望する方が多いようです。
 
また、これまでの経験を生かして働きたいと考える方も多いことが分かります。
 
もし旅行のために老後資金に余裕を持たせたい場合は、定年後も継続して働くことも1つの手です。
 
しかし、過度に働いてしまうと疲労から心身に悪影響を及ぼすおそれもあります。
 
無理はせず、希望する条件を定め、自分に合った働き方を選択することも大切です。
 

計画的に貯金し、自由に旅行できる老後を目指そう

老後に旅行を楽しむために、公的年金のシミュレーターを活用して将来の収入をイメージし、計画的に貯蓄を殖やすことが重要です。
 
もし将来的に旅行の費用が確保できないと感じた場合には、働いて収入を増やす方法もあります。
 
働くことで収入が得られるだけでなく、やりがいや人との交流につながるメリットもあります。
 
しかし、過度に働いてしまうと心身に負担をかけてしまうでしょう。
 
自身の健康面も考慮して、働き方を考えることをおすすめします。
 

出典

株式会社ハルメクホールディングス ハルメク 生きかた上手研究所 旅に関する意識と実態調査2024
厚生労働省 公的年金シミュレーター
日本年金機構 働きながら年金を受給する方へ
日本年金機構 大切なお知らせ、「ねんきん定期便」をお届けしています
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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